脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

ディープボンドが読み通りの下り坂適性を発揮して好走!~4/30日曜京都・天皇賞の予想結果~

kakikenです。

 

私の競馬理論の一つに『京都の下り坂理論』があります。

その理論の正しさが証明された日曜の春の天皇賞

いい予想が出来て満足しています。

 

では日曜の予想を振り返ります。

日曜京都11R 天皇賞・春 芝3200М

(予想)

リニューアルした京都ですが結局改修前と変わっていないという印象です。土曜も良馬場で時計も上りも速い感じでした。これで日曜もパンパンの良馬場だったら思わぬ伏兵の好走があり得ると思っていました。

残念ながら日曜は雨の影響を受けそうです。

正直先行有利になってしまいそう。

ならばタイトルホルダー?

阪神での施行なら今年も勝ち決定です。

ただ京都なら死角がある。

死角があるならそこを狙いたい。

ということでタイトルホルダーのアラ探し。

ちなみに昨年の予想では、

春の天皇賞キングカメハメハ系産駒は勝てない』

とタイトルホルダーに死角ありと軽視しました。

しかし結果はタイトルホルダー1着。

あっさりジンクスを破られました。

しかしこれ代替の阪神だからで京都ならまだ続いているネタ。

同じキングカメハメハ系産駒のネガティブなネタで

有馬記念キングカメハメハ系産駒は勝てない』

があります。

これはあのアーモンドアイすらハマりました。

そしてタイトルホルダーも有馬では馬券にすらなれていません。

近年京都施行ではキングカメハメハ系産駒は馬券にすらなっていません。

タイトルホルダー、京都ならまさかの4,5着があり得るコース形態だというところに今回は賭けます。

京都コース替わり&馬場悪化がプラスになる馬

⑦ディープボンド

詳しくは木曜の『出走馬血統診断』の記事に書きましたがこの馬は勝負所でエンジンの加速が出来ない馬でジリジリしか伸びない馬。それが京都の下り坂でエンジン加速できれば阪神以上の走りが可能。そして上りの脚が無いこの馬にとって少しでも馬場が渋って他の馬の上り3Fの時計が掛かる馬場になることはプラスです。

⑥アスクビクターモア

前走日経賞はスタートで後手踏んだことが全て。後ろから捲っても切れる脚が使える馬ではなく先行して粘り込む馬なので度外視していいです。この馬もディープボンドと同じタイプですがエンジンの加速力はディープボンドより上。

この2頭がいいです。

タイトルホルダーの頭は無いと考えたら単勝は買っておきたいですね。

他では

⑬ボルドグフージュ

重賞で2,3着が多い馬はキャラ的に下り坂の京都GⅠが合います。脚質や外枠といったマイナス要素もあるので今回は押さえ評価

ジャスティンパレス

これまでの戦績からのイメージで下り坂がプラスに働くタイプには思えませんので評価は高くないですが、ロスなく立ち回れる、過去好走率が高い最内枠なので押さえます。

今回はこの4頭です。

頭目候補として⑯シルバーソニック、⑭マテンロウレオあたりでしたが外枠ということでチョイスは見送ります。

(結果)

1着①ジャスティンパレス  2番人気

2着⑦ディープボンド    5番人気

3着⑯シルバーソニック   6番人気

5着⑭マテンロウレオ   8番人気

6着⑬ボルドグフージュ  3番人気

11着⑥アスクビクターモア 4番人気

 

先ずは競走中止したタイトルホルダーが無事で何よりでした。

少し後味の悪い結果になりましたが、正直アクシデントが無くてもタイトルホルダーは馬券圏外だったと思います。それくらい他の馬の手応えが良かったです。

手応え最悪だったのはアスクビクターモアくらいですかね。

まず期待のディープボンド。和田騎手が完璧に乗ってくれました。仕掛けどころも私の理想通り。下り坂でスムーズに加速して最後の直線を向いた時は先頭でした。

この早く先頭に立ち過ぎたことだけはマイナスでしたが、仕方ないですね。

外から来たジャスティンパレスとは切れる脚が違いますから。

ただし後続の馬は封じ込めることが出来て2着ゴール。

ディープボンド、いい競馬をしてくれました。

惜しむらくは馬場が予想より悪くならなかったことです。

重馬場ならジャスティンパレスの切れ味をもっと鈍らせてくれてたかなと。

その勝ったジャスティンパレスは内でロスの無い完璧な競馬でした。

馬連①ー⑦4000円は美味しい配当でしたね。ワイド①ー⑦も1040円つけば御の字です。

3着にシルバーソニック。木曜公開の『出走馬血統診断』でも(血統、京都適性、重馬場)全てA評価の馬でした。今回外枠ということで評価を下げてしまいました。チョイスしておけば完璧的中だっただけに悔やまれます。

5着マテンロウレオもシルバーソニック同様高い評価でしたが外枠ということでチョイスしませんでした。内枠だったら3着あったかもしれませんね。

6着ボルドグフージュも外枠でロスがあったと思われます。

11着アスクビクターモアに関しては騎手がタイトルホルダーを意識しすぎでしたね。道中オーバーペースというか悪いリズムで走っていましたからこの大敗も仕方なしです。横山武史騎手は京都コースを余り知らないことも今回はマイナスに出ました。結果論ですが田辺騎手のままの方が良かったかもしれませんね。

アクシデントなど色々ありましたが結果が全て。

ジンクス通り、キングカメハメハ系産駒は今回も馬券圏外でした。

チョイス出来ませんでしたが上位に来た馬全て、私が高評価していた馬たちですし、この結果には満足です。

 

 

 

以上、天皇賞の予想を振り返りました。

今年のGⅠ予想は高松宮記念大阪杯皐月賞天皇賞と的中。

いい感じです。

先週木曜に公開した『天皇賞出走馬血統診断』を見直したのですが京都適性、重馬場適性など診断の精度の高さには自画自賛です。

今回は完璧に近い出走馬の評価が出来たと思います。

昨年から絶好調の『GⅠレース出走馬血統診断』ですが、今週末はNHKマイルCがありますので、今週も木曜の夕方以降に公開予定です。

そのNHKマイルCですが毎年難解ですが今年も超難解メンバー。

一通り登録馬を見ましたが、ポイントはシルバーステート産駒の取捨ですかね?

この種牡馬は基本的にスローのヨーイドン競馬向きです。

なのでGⅠのタフな流れには向かないので『良馬場ならシルバーステート産駒の有力馬をバッサリ切れる! このレース荒れるぞ!』を胸躍ったのですけど、今週末はまた雨予報なんですね。

色々馬場読みが苦労しそうですがGⅠ予想3連勝目指して頑張ります!