脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

6/11日曜エプソムC&函館SSの予想結果

kakikenです。

 

今回は先週日曜の重賞予想を軽く振り返ります。

日曜函館11R 函館SS 芝1200М

(予想)

このレースで狙える穴馬は

②レイハリア

昨年のこのレースでもイチオシ馬で取り上げました。昨年は大外枠に加えて暴走逃げ馬ビアンフェの超ハイペースに巻き込まれて最後力尽きて8番人気4着。今年は内枠を引き、ビアンフェのような暴走ペースになることは考えにくく、この馬にとって好条件がそろいました。近走全くサッパリなレースが続いて能力落ちもありえますが、今回は適性の髙い洋芝オンリーの函館なので近走度外視、ダメ元で狙う価値ありです。

ちなみに差し馬の穴馬なら、

⑨ディヴィナシオン

この馬にとって鍵は展開。函館芝1200Мでは前残りレースで展開が向かず馬券になっていませんが差のない走りをしており、馬場適性はあります。昨年3着タイセイアベニールのような追い込みがはまる競馬になればこの馬が来るはずです。

例年重視する予想アプローチでは

芝1400М重賞実績馬(主にフィリーズレビュー好走馬)

を狙うのですが、今年は対象馬が多すぎて絞り切れませんでした。

①トウシンマカオ 京王杯2歳S勝ち

⑥ウォーターナビレラ ファンタジーS勝ち

⑧リバーラ    ファンタジーS勝ち

⑫ムーンプローブ フィリーズレビュー2着

⑬ブトンドール  ファンタジーS2着

函館実績も含めるなら⑬ブトンドール、実上位①トウシンマカオビッグアーサー産駒2頭だと思いますが死角が多いで絶対的存在ではないです。

洋芝適性で言えば、

⑦ジュビリーヘッド

⑭ヴァトレニ

他にも適性のありそうな前走ダート馬、

テイエムトッキュウ

⑯カルネアサーダ

 

まあこんな形で絞り込めずな現状。

結論なら穴馬②⑦2頭の単複

ビッグアーサー産駒2頭①⑬絡めた4頭

①②⑦⑬

(結果)

1着⑮キミワクイーン   3番人気

2着⑦ジュビリーヘッド  5番人気

3着①トウシンマカオ   1番人気

5着⑬ブトンドール    2番人気

6着⑨ディヴィナシオン 13番人気

13着②レイハリア    15番人気

 

勝ったキミワクイーンは重賞では物足りない感じで軽視しましたが、この辺りは騎手の腕、北海道得意の横山武史騎手の好騎乗、あとは初週から差しが決まる感じの馬場も向いた感じでした。

期待した穴馬2頭、レイハリアはスタート五分も全く前に行けず。

レイハリアは完全に衰えてますね。もう買う必要無しです。

ディヴィナシオンは13番人気ながら追い込んでの6着健闘。やはり馬場適性の髙さは感じます。ロスなく競馬できれば次走北海道なら勝ち負け可能でしょう。

 

日曜東京11R エプソムC 芝1800М

(予想)

東京は雨の影響を受けそう。

そんな時は間違いなく

キングカメハメハキングマンボ)馬場

になります。

ただ該当馬が多すぎです。

①③⑤⑧⑨⑬⑮

でも、しっかり人気上位馬が入っています。

このレースの予想アプローチとしては、

芝1800М重賞実績馬を狙え!

です。

該当馬は3頭。

⑥ショウナンマグマ ラジオNIKKEI賞2着

ガロアクリーク  昨年エプソムC3着、スプリングS勝ち

ジャスティンカフェ 毎日王冠2着

この3頭で狙える穴馬が

⑥ショウナンマグマ

この馬はラジオNIKKEI賞2着。昨年重馬場でエプソムCを勝ったノースブリッジがラジオNIKKEI賞3着。血統的には重馬場でいいダンチヒ系ザファクター産駒で母父が重馬場の鬼ステイゴールド、母母父荒れ馬場で浮上する在来血統メジロマックイーン。開催後半の東京芝は馬場が渋れば渋るほど中山や福島のタフなパワー馬場になりますので今回福島1800М、中山1800Мに置き換えると、その2つの距離で好走があるこの馬はハマっています。さらに東京芝1800Мは良馬場でも差しが決まりやすいのですが、重馬場になると逆に前が止まりにくくなりますので展開も向きそう。

血統だけで言えば重馬場になれば浮上するのが、

⑦ピースワンパラディ 父ジャングルポケットがハマりそう

⑪ヤマニンサルバム  母父ホワイトマズルがハマりそう

などと絞り込めません。

一応現状結論として

⑥ショウナンマグマ単複

芝1800М重賞好走3頭⑥⑨⑮と近走芝1800Мを使い、明らかにエプソムC狙いがわかる②マテンロウスカイの4頭

②⑥⑨⑮

(結果)

1着⑮ジャスティンカフェ   1番人気

2着⑭ルージュエヴァイユ   7番人気

3着②マテンロウスカイ    4番人気

10着⑨ガロアクリーク    11番人気

15着⑥ショウナンマグマ   12番人気

 

稍重でしたが勝ち時計1分45秒5。

ほぼ良馬場と変わらないような感じで馬場は悪化しませんでした。

馬場悪化してこそのショウナンマグマにとってはこの大敗は仕方なしです。

ガロアクリークも休み明けもありますが、この時計では大敗は仕方なしです。

勝ったジャスティンカフェ、3着マテンロウスカイは馬場不問でハマっていた馬。

血統的にもこの2頭はロベルト系種牡馬の産駒で、先週の東京芝はロベルト系がハマっていたのでこの2頭はかなり信頼おける2頭でしたね。

2着ルージュエヴァイユは重馬場想定の予想なので切りましたが、馬場も悪化せず、さらに展開も向いた感じでした。

 

 

 

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

今週末は阪神マーメイドSと東京3歳ダート重賞ユニコーンS。

マーメイドSは毎年当たり前のように格下馬、人気薄が好走する難解レース。

ただパターンは決まっているので良い予想が出来ればと思っています。

なおユニコーンSも狙える馬がいれば予想公開しようと思っています。