脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

完全的中逃すも春GⅠ締めくくる満足な予想結果!~6/25日曜阪神・宝塚記念の予想結果~

kakikenです。

 

まず告知。

今週末の日曜は、個人的には宝塚記念以上に楽しみな福島ラジオNIKKEI賞があります。ドはまり傾向のあるレースなので予想公開しますのでチェックしてみて下さい。

 

では気持ちよく日曜の予想を振り返ります!

日曜阪神11R 宝塚記念 芝2200М

(予想)

土曜の阪神芝レースは明らかに先行有利な馬場でした。

宝塚記念も過去、良馬場施行の時は先行決着になりやすい。

稍重などでは差し決着はあるものの好走馬の本来の脚質をみると比較的前で競馬をする馬が多い。

では先行脚質の馬なら何でもいいかと言えば、宝塚記念は残り1200Мあたりからペースが上がるので切れ味より持続力のあるタイプを選ぶ必要がある。

これらと馬場に適した血統を加味してチョイスすると、

(各馬に関する詳細は木曜公開した『宝塚記念出走馬血統診断』を参照して下さい)

⑤イクイノックス

⑥スルーセブンシーズ

⑩ディープボンド

脚質が不安ですが距離、馬場、血統が合っている

⑪ジェラルディーナ

この4頭になります。

イクイノックスは血統もハマっているので当然チョイス。

そのイクイノックスを負かすなら牝馬と考えて、スルーセブンシーズとジェラルディーナをチョイス。

ディープボンドは宝塚記念というレースが悲願のGⅠ制覇になりやすいレースということで、今回のメンバーで『悲願のGⅠ』となればディープボンドが一番ふさわしい馬ということでチョイス。

⑤⑥⑩⑪

基本はこの4頭で勝負ですが、

頭目の候補として

ライラック

④ボッケリーニ

⑫アスクビクターモア

⑰ドゥラエレーデ

最終候補は④ボッケリーニと⑫アスクビクターモア。

7歳馬ボッケリーニより4歳馬アスクビクターモアが明らかに無難な気がしましたが、日曜の良馬場、晴れて気温も30℃近いとなれば馬場適性ではキングカメハメハ産駒で母母父トニービン、さらにローテ的に相性の良い前走鳴尾記念勝ちということ、トリッキーなGⅠらしく今回はあえて微妙な7歳ボッケリーニを選びました。

④⑤⑥⑩⑪

(結果)

1着⑤イクイノックス     1番人気

2着⑥スルーセブンシーズ  10番人気

3着⑨ジャスティンパレス   2番人気

4着⑪ジェラルディーナ    3番人気

5着⑩ディープボンド     5番人気

7着④ボッケリーニ      6番人気

 

中心視した4頭が1,2、4、5着。

3着ジャスティンパレスの能力を見誤ってワンツースリー完全的中を逃してしまいましたが評価した馬がほぼ上位独占。

いい予想だったと思います。

読み通り日曜の阪神芝も土曜同様の露骨な逃げ先行馬場でした。

ただ、こういう時は逆の結果になるのが競馬あるある。

宝塚記念はその通りのハイペースの追い込み決着になりました。

前半3Fが34秒0、前半5F58秒9。

これは昨年タイトルホルダーの鬼ペースに次ぐ過去10年で2番目の速さ。

これより速いペースで逃げ切った昨年のタイトルホルダーの阪神適性は異次元ですが、今年は昨年と違ってBコース4週目(例年Aコース2週、Bコース2週施行)で内が悪化したことも先行馬の粘りを奪った要因かもしれません。

道中最後方だったイクイノックスとスルーセブンシーズ。

「大丈夫か?」と思いましたが1000М通過58秒9だった瞬間「いける!」と思いました。

レース後半、ジェラルディーナが動きました。

この早仕掛けは例年だと正しい仕掛けどころです。

手応えも良く、さすが武豊騎手だと思いました。

直線先頭に立ったジェラルディーナがそのまま押し切ると思いましたがイクイノックスが外からあっさり交わしたあたり、この馬やはり異次元の強さです。

そして馬群を割ってスルーセブンシーズが2着。

スルーセブンシーズは期待通りでした。

血統が良くて期待していましたが、実績的にも中山巧者のこの馬はトリッキーな阪神芝2200Мが合っていましたね。

「このままジェラルディーナが3着なら木曜の『出走馬血統診断』で書いた大本線3頭で決まる!」と思った最後の最後でジェラルディーナがジャスティンパレスに差されて4着になってしまい、完全的中にはなりませんでした。

ジェラルディーナは結果的に早仕掛けした分、最後粘れませんでした。

でもそれは結果論ですし、ジェラルディーナの武豊騎手はいい騎乗だったし、今年の馬場、ペースがここまでの追い込み決着にさせたと思います。

5着ディープボンドはこの日、芝ダート問わずキズナ産駒が好走しまくっていたので期待値が上りましたが、展開が向かなかったのもありますが、前残りでもジェラルディーナには負けていたと思いますので精一杯の結果だったと思います。

3着ジャスティンパレスはスタミナ型のヨーイドン競馬向きだと思っていたのでこの持続レースは向かないと思っていましたが、ペースに惑わされず差し競馬に徹したことで最後良い脚を使われてしまいました。ジャスティンパレスは4歳になって本格化したというか、強くなっていますね。

7着ボッケリーニは荒れた内を選んでしまったことで外の馬より伸びきれませんでしたし、直線窮屈でスムーズでは無かったです。直線の手応えは抜群でしたので勿体なかったですね。それでも見どころはあり、適正はあったと思います。

完全的中で締めくくりたかったですが不要な馬をチョイスすることなく、しっかり各馬の適性は見極められていたと思いますので良い予想だったと思います。

 

 

 

以上、日曜のGⅠ宝塚記念の予想でした。

春GⅠを振り返ると、宝塚記念のスルーセブンシーズも会心でしたが、個人的には大阪杯で自信満々だった10番人気3着ダノンザキッドの好走が痛快でした。

あとはダービー。スキルヴィングは可哀そうでしたがタスティエーラ、ソールオリエンス、ハーツコンチェルトと大本線的中も会心でした。

一方三歳牝馬GⅠがさっぱりでした。秋華賞は何とかリベンジしたいですね。

春GⅠは三歳牡馬、古馬GⅠはそこそこ精度の高い予想が出来ていたと思います。

木曜夕方以降に公開している『GⅠ出走馬血統診断』はこの春も絶好調だったと思います。

さて今週末から夏のローカル競馬になります。

夏のローカル重賞は全く見えないレースも多くなるので、その時は予想公開は控えるので、公開したりしなかったりになると思います。

そんな中の今週末。

冒頭でも告知しましたがドハマり傾向のあるラジオNIKKEI賞は予想公開するので是非チェックして下さい(CBC賞は見送る予定です)!