脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

予想外に重すぎる芝に完敗~4/23土曜福島・福島牝馬Sの予想結果~

kakikenです。

 

では土曜の重賞予想を振り返ります。

土曜福島11R 福島牝馬ステークス 芝1800М

(予想)

福島ですがこのレースで好走している馬は中山重賞好走歴があります。

なので中山重賞好走歴のある馬からチョイスします。

⑫アブレイズ

この馬は3歳時中山芝1800Мフラワーカップの勝ち馬。そして前走が中山芝1800М中山牝馬ステークスで12番人気2着。中山芝1800Мでの好走が光ります。こういう馬は福島に代わっても変わらず好走するパターンが多いです。血統的に母父ジャングルポケットはこのレース含めてこの時期の福島芝1800、2000Мでは好走する血統でもあります。

①シャーレイポピー

この馬は昨年の紫苑ステークス16番人気4着。

福島牝馬ステークスで一番注目すべき中山重賞好走歴が紫苑ステークス紫苑ステークス好走馬はこのレース好相性です。2020年はフェアリーポルカ紫苑ステークス2着、15番人気で3着したランドネも紫苑ステークス3着。馬券になっていなくて1ケタ凡走馬(4,5、6着)あたりの馬は狙えます。この馬もアブレイズ同様ジャングルポケットの血が母母父にありますし血統的にも狙えます。

⑮ルビーカサブランカ

デビューから安定して走り続けている馬。2,3、4着が多く、そういう馬は切れる脚が無いのが特徴、そういう馬はタフなレース、タフな馬場が得意。今の福島はクッション値が柔らかめですが、この馬はクッション値が柔らかめの札幌や函館芝で安定して走っていることからも適性が高いと思います。重馬場で緩い流れになるのが懸念材料でしたが、良馬場で出来そうなので好走必至でしょう。

④アナザーリリック

この馬はGⅠ芝1600МのNHKマイル、芝2000М秋華賞でともに7着とGⅠでも差のない結果を残していますが、この馬のベストは芝1800M。芝1800Мなら馬場は選びません。血統的には少し見劣りしますが実績もあり、ベスト条件のレースなので好走期待です。

①④⑫⑮

(結果)

1着④アナザーリリック    3番人気

2着②クリノプレミアム    6番人気

3着⑧サトノダムゼル     5番人気

5着⑮ルビーカサブランカ   2番人気

9着⑫アブレイズ       1番人気

10着①シャーレイポピー    4番人気

 

 

土曜の福島の芝レースは時計が掛かっているという印象で予想より重い馬場というイメージがしました。

結果的に重馬場実績のある馬が上位に来ましたのでやはり馬場が重かったと思います。

あとは内枠でロスなく競馬した馬が好走していたようです。

勝ったアナザーリリックは予想でも指摘したようにベストの芝1800М戦もあって好走しました。

2着クリノプレミアムは中山牝馬ステークス組は相性がいいレースなので当然気にはなりましたが切った理由はオルフェーヴル産駒ということ。重馬場なら当然買っていましたが良馬場ならオルフェーヴルは少しズレると判断したからです。ちょっと読みが甘いというか、福島の芝を軽く見てしまったようです。

3着サトノダムゼルは母父アカテナンゴ母母父ダンシングブレーヴと欧州色の強い血統で福島は合うと思いましたが、このレースは基本4,5歳のレースで6歳馬ということで切ってしまいました。今の重すぎる芝もこの馬には合っていたと思います。

5着ルビーカサブランカは追い込み脚質、外枠と悪い条件が揃っていましたが重い馬場もこなせますが、適性で言えばもっと硬い馬場で高速馬場の方が合うのかなと。

9着アブレイズはちょっと負けすぎな感じで「なぜ?」と思いましたが、正直1番人気だったことには驚きで、敗因はキズナ産駒の気まぐれ、それとこの馬はキャラとして穴でこそ好走する馬なのかなとも思いました。

10着シャーレイポピーは全く馬場が合っていない感じ、馬場が重すぎたようです。

 

 

 

以上土曜の重賞予想を振り返りました。

日曜は重賞2つありますがやる気があるのは東京のフローラS。

東京競馬では土曜の芝レースに関しては例年以上に逃げ、先行が粘る馬場でした。

芝がフカフカすぎて直線差しが利かない感じがしました。

日曜のフローラSも例年先行有利なので『先行を買えばいい』と思いつつ、先行有利は騎手はみんな知っていますから、激しい競馬になりそうです。結局適性が決めてになりそうなので適性に合った馬をチョイスしたいと思います。