脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

まさかゲリラ豪雨とは……~8/27日曜札幌騎手キーンランドカップの予想結果~

kakikenです。

 

小倉、新潟ならまだしも、札幌でこの時期猛暑でゲリラ豪雨

予想の結果は雨のせい?

 

では日曜の重賞予想を振り返ります。

日曜札幌11R キーンランドカップ 芝1200М

(予想)

このレースは近年傾向として外枠、牝馬有利な重賞でしたが昨年内枠、牡セン馬で決まり手のひら返しの結果でした。

今年は枠、性別ではなく好走する馬のキャリア傾向を取り上げてみます。

これは札幌重賞に共通して言える傾向でもあるのですけど、

中山重賞・オープン実績のある馬が好走しやすい傾向があります。

先週の札幌記念2着のトップナイフも中山芝2000Мの重賞実績があった馬でした。

中山実績以外では

フィリーズレビュー出走馬、シルクロードS好走馬

の好走傾向が目につきます。

これらの点で浮上するのが

④キミワクイーン

中山実績、フィリーズレビュー5番人気7着

⑭ナムラクレア

シルクロードS勝ち、フィリーズレビュー2着

普通の出来にあるならナムラクレアが勝ち負けするのは確実。

もし連対外したら浜中騎手のせいと断言できるくらいです。

3番手は

⑫トウシンマカオ

昨年は大外枠で、内枠の馬が内を避けた進路を取ったため終始外々を回らされるロスがあっての4着。今年も外目ですがむしろ走りやすい枠に入ったので、昨年よりロスなく走れる可能性が高く着順をあげられる可能性が高いです。

④⑫⑭

この3頭で勝負!

この3頭はすぐチョイスできましたがそれ以外となると何でもありの様相。

②ナランフレグ

何だかんだで芝1200М戦はほとんど大崩れしていない。この馬の好走パターンの直線イン強襲がしやすい馬場状態でもある。

③レッドベルオーブ

北海道での芝1200М3戦の安定感から適性の高さを感じて穴馬としてチョイス。

②③④⑫⑭

普通に考えれば

⑭ナムラクレアから流し②③④⑫4点

でいいはず。

ちなみに今回チョイス漏れしたのが

⑤ウインマーベル

⑨ジュビリーヘッド

⑩ゾンニッヒ

です。

(結果)

1着⑭ナムラクレア     1番人気

2着⑧シナモンスティック  8番人気

3着⑫トウシンマカオ    2番人気

7着④キミワクイーン    4番人気

10着②ナランフレグ     5番人気

13着③レッドベルオーブ   12番人気

 

札幌は6R頃から雨が降り出し8R前にはレース中断せざるを得ないゲリラ豪雨に見舞われました。その結果馬場は重馬場に。

ここまでの悪化は想定外でした。

9Rの芝1200Мの結果が外枠の馬3頭の決着。

この時点で内枠の馬は消えたと思いました。

なのでナランフレグ、レッドベルオーブ、キミワクイーンは脱落。

そしてこういう馬場では前半ペースが緩むので当然前残り。

逃げたシナモンスティックが2着で、4着5着が2,3番手で競馬をしたシュバルツカイザー、ヴァトレニと案の定の前残り決着。

勝ったナムラクレアはいつも後ろ過ぎる位置取りを取る浜中騎手もさすがに今回中団につけて早めに進出。外枠だったことでスムーズな競馬が出来ました。

3着トウシンマカオも重馬場でビッグアーサー産駒が合う馬場なっていましたので馬券圏内にはしっかり来てくれました。

人気でしたが外枠で選んだ馬2頭はきっちり走りました。

ちなみにリアルタイムでの予想として浮上したのはシュバルツカイザーでした。

外枠で先行、さらにはこの馬の父Dark Angelは重馬場得意のmarjuやラストタイクーンの流れトライマイベスト系と買い条件が揃っていました。

結果4着でしたけど(苦笑)。

2着シナモンスティックは母父マイネルラヴを含め極端な重馬場が合う母系でしたので道悪競馬が向きました。

こういう馬場になるとやはり血統がモノを言いますね。

今回は凡走した馬たちの敗因を多く語っても仕方がないので控えます。

競馬は生もの、そして自然には勝てませんでした。

 

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

さて今週末で夏競馬が終わります。

やっと、終わってくれます。

2歳重賞は見送りますので、新潟記念を予想します。

この新潟記念も毎年馬場状態で傾向が変わる激ムズ重賞。

何とか結論までたどり着いて予想公開したいと思います。