脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

期待のハーツ産駒は力負け、実力通りの結果~11/26日曜東京ジャパンカップの予想結果~

kakikenです。

 

日本の馬場では敵なし。

イクイノックスの強さに感服した一日でした。

 

では日曜のGⅠの予想を振り返ります。

日曜東京12R ジャパンカップ 芝2400М

(予想)

近年ほぼ1番人気から5番人気あたりで決まる堅いレース。

6歳以上はほぼ馬券にならない。

ほとんどの競馬ファンは以下の6頭に絞っているはずです。

①リバティアイランド

②イクイノックス

③タイトルホルダー

⑤ドウデュース

⑩ダノンベルーガ

⑰スターズオンアース

この組合せ、6頭BOXで馬券は取れます。

ただ配当を考えると絞り込む必要があります。

血統を重視する私としては当然、

ジャパンカップトニービンを狙え!

となります。

しかしこの6頭、全てトニービン系血統があります。

①③⑰はドゥラメンテ産駒(ドゥラメンテは母母父トニービン

②イクイノックスは母母父トニービン

⑤⑩はハーツクライ産駒(ハーツクライは母父トニービン

パンサラッサ、タイトルホルダーという強力逃げ先行馬が出走するのでタフな流れになるのは確実、そうなると過去スワーヴリチャード、シュヴァルグランが勝ち馬としていますハーツクライ産駒が一番期待出来そうです。

⑤ドウデュース

⑩ダノンベルーガ

この2頭、ハーツクライ産駒以外でも母系にハマり血統ボールドルーラー系がある点で狙えます。

ダノンベルーガはデビューから5着以下が無い堅実ぶり、モレイラ騎手の手腕があれば

勝ち負け可能です。

ドウデュースは前走は戸崎騎手への急遽の乗り替わりで、さらに前目につけてしまうという自分の競馬が出来ませんでした。正直今の馬場は簡単に前が止まらない馬場ですが直線勝負という自分の競馬に徹することが出来れば頭まであると思っています。

私は秋の天皇賞の予想回顧で『ドウデュースがジャパンカップで逆襲する』と書きましたし、関西ではイマイチの戸崎騎手ですが、ここは乗れている東京、意地を見せてもらいたいですね。

というわけでこの2頭、それぞれ軸で今回は買います。

⑤ー①②③⑩⑰

⑩ー①②③⑤⑰

(結果)

1着②イクイノックス     1番人気

2着①リバティアイランド   2番人気

3着⑰スターズオンアース   5番人気

4着⑤ドウデュース      3番人気

5着③タイトルホルダー    4番人気

6着⑩ダノンベルーガ     6番人気

 

候補に挙げた1番人気~6番人気の馬たちが1~6着。

傾向通り今年も堅い結果。

その中で絞ってハーツクライ産駒に期待して馬券勝負したわけですけど、ドウデュースもダノンベルーガも自分の実力は発揮したと思います。

ただ、力負け。

ドウデュースは今回も早めで競馬をしてしまいましたが、後ろから行っていたとしても着順は同じだったでしょう。

ダノンベルーガは逆に後ろ過ぎる感じでしたが、もっと前につけたとしても4着あたりが精一杯だったでしょう。

3番手で競馬して、上り最速で圧勝したイクイノックス。

どう考えてもこの馬には勝てません。

ちょっと力の差を感じました。

この差を見抜けなかったことで馬券は完敗です。

リバティアイランド、スターズオンアースも4番手で、完全にイクイノックスをマークしましたが、リバティアイランドにすれば、本来もっと緩い流れが向く馬で切れ味が今回は出せないペースでしたし、スターズオンアースにとってはペースは最高でしたが不利な大外枠、このペースで上り33秒5でイクイノックスに走られては勝てるわけはなかったです。それでも力を発揮しました。

タイトルホルダーも不向きな東京でしたが、パンサラッサのハイペースはこの馬に合う流れだったので、直線かなり粘れました。

上位馬全て能力を発揮。

これが中山だったらこの6頭では決まらないかもしれません。

それだけ紛れがあり得るのが中山。

逆に紛れが無いのが東京。

今回は東京芝2400Мでの実力通りの結果だったと思います。

 

 

 

以上、日曜のGⅠを振り返りました。

秋の東京、京都開催が終わりました。

秋の天皇賞のガイアフォース、エリザベス女王杯ライラックと攻めた予想はしましたがあと一歩馬券にならずの悔しい予想結果が多かったです。

東京GⅠは納得いく結果でしたが、京都のGⅠは過去傾向と比べて「え?」というものが多く、今年の猛暑の影響で芝質が異質だった可能性もありますが、路盤改修で上り3Fが速くなったことで微妙に適性が変わったのが一番の原因だと思っています。

来秋の京都GⅠはもう少し精度をあげなければ、と感じました。

さて今週末から師走競馬です。

ただダートGⅠ、2歳GⅠと今週から3週間はGⅠ予想をお休みします。

GⅠに関しては12月21日木曜夕方以降に『有馬記念出走馬診断』からの再開となる予定です。

GⅡ、GⅢに関しては狙えるレース、イチオシ馬があるレースに関しては予想公開しますが、イマイチな時は予想見送りとなります。

年末まで引き続きこのブログをよろしくお願いいたします。

 

 

 



でした。

 

 

以上、日曜のGⅠの予想でした。

馬券は絞って勝負しましたが、正直馬券度外視で楽しみな今年のジャパンカップ

どんな結果になるか、勝ち時計含めて注目しています。

では日曜の競馬を楽しみましょう!