脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

京都は的中、中山は1,4着~1/6京都&中山金杯の予想結果~

kakikenです。

 

では土曜の重賞予想を振り返ります。

土曜京都11R 京都金杯 芝1600М

(予想)

有馬記念はドウデュースが勝ちました。

過去このブログでも触れましたが、

ドウデュースが勝ったGⅠ朝日杯FSの上位入着馬はその後GⅠや重賞勝ちを輩出しているハイレベルな2歳GⅠでした。

その朝日杯FSに出走していた馬たちが今回人気しています。

④トゥードジボン 朝日杯9着

⑭アルナシー  朝日杯4着

⑮ドーブネ    朝日杯7着

朝日杯掲示板に載った馬はアルナシーム以外皆GⅠ馬。

4着アルナシームにはいやでも注目してしまいます。

ドーブネより1.5キロも軽い今回は重賞制覇の期待大です。

ドーブネもトップハンデの58.5ですが、京都の下り坂がこの馬の粘りを増しそうなのでアルナシームの相手筆頭です。

トゥードジボンは内枠を引きましたがこの2頭と比べて劣ると見て切ります。

先行激化しそうな今回、昨秋マイルチャンピオンシップ同様に内枠の差し馬が狙えそうです。

②コレペティトール

昨年のハイレベルだったラジオNIKKEI賞5着馬。今回展開がハマりそうです。

⑤ダノンタッチダウン

前走は休み明け引っ掛かった感じでの逃げ戦法、この馬の競馬は全くしていません。マイルカップ4着馬、血統的にも京都金杯と相性のいいロードカナロア産駒で冬のマイル戦のハマり血統デインヒルダンチヒ系が母父にある馬、血統的に一番期待する馬。

もう一頭は昨秋の京都は東京並の上りの速さで予想が狂わされましたが、そういう馬場が継続されている場合に浮上しそうなのが

⑪セッション

平凡な勝ち時計で上り3Fが速いレースが合う種牡馬シルバーステートの産駒。GⅠでは厳しくてもGⅢなら十分通用すると思います。

②⑤⑪⑭⑮

5頭BOXですが買い目絞るなら⑭軸 です。

⑭ー②⑤⑪⑮

(結果)

1着②コルペティトール    8番人気

2着⑪セッション       3番人気

3着④トゥードジボン     1番人気

8着⑤ダノンタッチダウン  10番人気

11着⑭アルナシーム      2番人気

14着⑮ドーブネ        4番人気

 

先行、内枠有利の結果でした。

予想的には内枠で期待した②コルペティトールが勝ち、セッションが2着で馬連、ワイドとそこそこの配当を的中することができました。

勝ったコルペティトールは岩田騎手が理想通りの好騎乗でした。

2着セッションも坂井騎手がしっかり粘ってくれました。

坂井騎手は昨年以上に今年は勝てると思います。それくらい騎乗姿勢が素晴らしい。

ただ3着にドウデュースが勝ったハイレベル朝日杯で切った馬トゥードジボンだけが来る最悪なチョイスをしてしまいました。

他の2頭にはガッカリです。

ドーブネは先行しましたが重いハンデも響いたようですが本質マイルの馬では無いと感じます。

ルナシームは後ろ過ぎた感じですが、ちょっと負けすぎ。もっと走れると思っていたので残念でした。

ダノンタッチダウンはこの馬なりの競馬はしましたので、この結果は実力通りなのかもしれません。

外枠8枠2頭が4,5着でやはり京都マイル戦は内枠狙いだと思いました。

 

土曜中山11R 中山金杯 芝2000М

(予想)

まず簡単に候補をチョイスすると

②アラタ

③リカンカブール

エピファニー

⑧ボーンディスウェイ

⑨サクラトゥジュール

マテンロウレオ

⑪ゴールデンハインド

マイネルクリソーラ

今週から中山芝はCコース施行。

例年内枠、先行有利な馬場です。

内枠なら本命視した⑮マイネルは脱落です。

先行馬重視でいくと

⑧ボーンディスウェイ

マテンロウレオ

⑪ゴールデンハインド

この3頭。

血統と実績でハマっているのがマテンロウレオ。

57.5キロで内枠1番のロスなく競馬した昨年が5着。

今年は1キロ増のトップハンデ。さすがに最後粘りが効かないとみて切り。

⑧ボーンディスウェイ⑪ゴールデンハインドは残します。

⑧ボーンディスウェイは3歳クラシックで穴馬として期待した馬。さらには中山重賞では重視すべきキャリア・ラジオNIKKEI賞出走組(6着)です。

昨年もラジオNIKKEI賞好走馬フェーングロッテンが3着。

ボーンディスウェイの他にラジオNIKKEI賞キャリアのある馬が

⑨サクラトゥジュール ラジオNIKKEI賞6着

この馬は冬場の中山を得意としています。休み明けで妙味もあります。

内枠②③④の取捨。

マテンロウレオ同様に②アラタは昨年4着ですが今年は1キロ増で厳しい。

③リカンカブールは平均的な勝ち時計である程度上りの速い今の馬場が合うシルバーステート産駒で、母系に同じくハマり血統デインヒルダンチヒ系もあり血統面でも期待できます。

エピファニーもロスなく内を回れる今回は直線で突き抜ける可能性が高いです。

結論として

③④⑧⑨⑪

期待している馬たちですが軸にできるまでの信頼度は無いので5頭BOXです。

(結果)

1着③リカンカブール     5番人気

2着⑦ククナ         8番人気

3着⑮マイネルクリソーラ   6番人気

4着⑧ボーンディスウェイ   2番人気

9着⑪ゴールデンハインド   4番人気

11着④エピファニー      1番人気

12着⑨サクラトゥジュール   9番人気

 

上位3頭の上り34秒1~6。

切れる脚のないボーンディスウェイにとってはここが4着の敗因でした。

勝ったリカンカブールは今回はスタートも決めてインの好位で競馬が出来ました。

道中の感じで「勝ったかな」と思わせる手応えでした。

2着ククナは血統的にはありましたがマークが届かず。

悔しいのが3着マイネルクリソーラ。予想でも書きましたが今回は外枠ということで切ってしまいました。

この日の中山は内枠先行有利な馬場なので判断は間違いではなかったですけど、うまく乗られてしまいました。

スクリーンヒーローシルヴァーホーク系)の血の相性の良さもありましたね。

ゴールデンハインドやサクラトゥジュールは休み明けもあり仕方ない感じもありましたが、エピファニーは今回馬場を読んでの早めの競馬となりましたが、貯めてじっくり乗る方が合っているようです。

ある程度馬場や適性は読めていましたが、ちぐはぐな結果でした。

 

 

以上、土曜の重賞予想を振り返りました。

会心の的中とは行きませんでしたが馬場や適性は読めていますので、今日の結果を明日明後日の競馬につなげようと思います。