脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

フローラS読み通りの完璧的中!~4/23日曜マイラーズC&フローラSの予想結果~

kakikenです。

 

余計な予想をしてしまった。

日曜の2つの重賞レースが終わった時思いました。

馬場が読めているので調子に乗って軽はずみな予想をしたことを反省してます。

 

では日曜の重賞予想を振り返りましょう。

日曜京都11R マイラーズC 芝1600М

(予想)

過去傾向では内枠、先行有利のレース。外枠や差し馬が抜けたGⅠ馬クラスじゃないと厳しいと思われます。

馬キャラ的には詰めの甘い馬がいい条件。こういうタイプの馬は加速力や切れる脚が足りない馬ですが、京都だと下り坂があるのでそれを味方にして他場では足りない切れ味を補って好走することが出来るのです。

⑭エアロロノア

最悪の外枠を引いてしまいました。ただGⅠでも大崩れしない安定した戦績を残して馬キャラとしてはドンピシャなので紹介しておきます。

⑮ソウルラッシュも条件的には合っていますが外枠というのがマイナス。

実は狙っていたのがこの2頭。最悪な枠に入ってしまったので評価下げます。

あくまでも内枠先行狙い。

そしてリニューアルして芝はフカフカ重い芝。

カフカ芝が合う血統の馬を狙います。

ジャスティンスカイ

重い馬場が合うキタサンブラック産駒、母母父に開幕フカフカ芝が合うブラッシンググルーム系の血があり、血統的には馬場に合っています。

①グラティアス

この馬も相手なりに走る本質切れる脚のない馬。なので下り坂を味方にできます。血統的にも母系がデインヒル系、サドラーズウェルズ系とフカフカ重い芝が合うはず。

⑩シュネルマイスター

この馬は近走の感じを見ると加速不足、切れ味不足があり、今回京都の下り坂がプラスに働きそうです。血統構成は間違いなく初週の重いフカフカ芝向きです。

というわけで絞って

①③⑩

馬連、ワイド狙い。

ここに死に枠8枠⑭⑮を押さえで入れておきます。

①③⑩⑭⑮

(結果)

1着⑩シュネルマイスター   1番人気

2着⑦ガイアフォース     4番人気

3着⑮ソウルラッシュ     3番人気

8着⑭エアロロノア      5番人気

9着③ジャスティンスカイ   2番人気

12着①グラティアス      8番人気

 

勝ち時計1分31秒5。

人気薄シャイニーロックが逃げて4着していること、4~7着は逃げ先行馬だったことで前残り馬場ではあったのですが、ちょっとペースが早すぎもあり差しが決まった感じでした。

ただ全体的に外目の馬で決着したことは想定外でした。

芝1600Мのレース全体で外目の枠の馬の方が好走していました。

でも芝1800Мのレースは内枠先行レースが多かったことからペースが大きな要因だったのかもしれませんけど。

勝ったシュネルマイスターは馬場も展開も向きました。京都適性も高いですね。

2着ガイアフォース。同じキタサンブラック産駒として期待したジャスティンスカイと比較してガイアフォースはマイル戦だとペースに戸惑い予想より後ろからの競馬になると読んで軽視しました。実際そんな先行できなかったのですが逆にそれが直線伸びる要因になりました。予想より速い時計の決着も向きました。

3着ソウルラッシュは大外なのでスタートしてある程度好位を取りに行きました。その分最後差された印象ですが、マイナスの多い競馬での3着、強い内容でした。

8着エアロロノアは展開は向いた方だと思いますし、血統も合っていましたから案外な結果。京都が合わないと思えないので初週の馬場が合わない、もう少し使って荒れた馬場の方がいいのかもしれません。

12着グラティアスに至ってはロスなく回って直線インを通るイメージでチョイスしましたが実際は道中ペースについていけず、さらに4コーナーで外に回すありえない競馬。大敗当然ですがちょっと負けすぎ。ここまで先行できないのは向こう正面は芝がフカフカすぎて内枠の方が走りにくい感じとかあったのでしょうか? 

馬場改修前の傾向通り、内枠重視して大失敗の予想結果でした。

 

日曜東京11R フローラS 芝2000М

(予想)

過去のこのレース好走馬のその後を見る限り東京巧者のキレキレ軽い馬場で好走するタイプは皆無で、重いタフな馬場向きの中山タイプの方が多いです。

血統的にも重い芝向きの特徴がみられます。

ロングラン開催の春東京の開幕週はフカフカの重い芝。

その適性のある馬を選ぶべきです。

馬場に目を向けます。

土曜の東京はある程度差しが決まっていましたが重賞レベルになると基本的には先行有利なレースです。ただ前走差し馬が早めの競馬をするレースでもあるので先行馬にこだわるはやめた方がいいです。

出目で言えば過去傾向から1枠、2枠、8枠の出現率が高く、外枠が来れるのが特徴。

この出目にハマる枠からチョイスしてみると

①ブライトジュエリー

春開催前半の東京芝はロベルト系の血が走るのでロベルト系エピファネイア産駒は合うはず。さらに母父ウォーエンブレムは重い芝向き。1戦1勝だが勝った未勝利戦のパフォーマンスも優秀。

ソーダズリング

半姉マジックキャッスル、半兄ソーヴァリアントとデビュー当初は勝ち味に遅いことからキレキレの軽い馬場よりもフカフカ重い馬場が合うことがわかる。血統的にも母父がロベルト系シンボリクリスエス、母母父フェアリーキングと開幕週の重い芝向き。

イングランドアイズ

このレースで一番評価の馬。マイラーズC出走シュネルマイスターと同じ父kingmanはフカフカ重い芝が合う血統。そして母がオークスヌーヴォレコルト。クイーンCちょい負け馬はこのレース巻き返すパターンが多く狙えるポイントが多い馬。

ちょい負けローテーションで言えば狙えるのがフラワーカップちょい負け組。

⑦ゴールデンハインド

詰めの甘い馬ですけど、東京も開幕週で重いフカフカ芝なのでそういうタイプの馬が合う馬場なので狙えます。血統的にも重い芝向きステイゴールドゴールドシップ産駒で母父が重い芝が合うストームキャットShamardalで合っている。

最後に血統面で押さえておきたい馬として

⑥キミノナハマリア

芝2000Мと言えばハービンジャー産駒です。母系的にも重いタフな芝向き、実際重馬場での好走、函館の重い洋芝好走とローテーション的に使い過ぎ感があるのは気になりますが逆にオークスではなくここ勝負でなら買える。

①②

(結果)

1着⑦ゴールデンハインド 7番人気

2着②ソーダズリング   1番人気

3着①ブライトジュエリー 4番人気

4着⑭イングランドアイズ 3番人気

11着⑥キミノナハマリア  6番人気

 

チョイスした5頭中4頭が1~4着。

京都と違い位置取りなどほぼ予想通り、理想通りの展開となりました。

逃げたゴールデンハインドがそのまま押し切り勝ち。前走フラワーカップで差のない4着、私は先行有利なのでかなり粘ると予想しましたが、世間は直線の長い東京では厳しいと思ったのか7番人気の低評価。

馬場が読めている私は自信もって買えましたので美味しい馬券をいただけました。

2着ソーダズリング、3着ブライトジュエリーは有利な内枠からロスなく先行して粘り込みしました。

4着イングランドアイズの位置取りが『後ろ過ぎる。これでは届かない』と結果には不満を持ちましたが馬券的には3着ブライトジュエリーの方が妙味があったので良しとします。

11着キミノナハマリアは先行してこの大敗なので、能力、血統的には合っているので左回りが合わなかったのかもしれません。

特筆すべきこともない、予想通りの結果で満足しています。

オークス優先出走権を得たゴールデンハインド、ソーダズリング。

血統的にはオークスでも狙えそうな存在だと見ています。

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

さて今週末は京都での天皇賞です。

リニューアル前の京都はロスなく立ちまわれる内枠有利でしたが今年はどうなるのでしょうか楽しみです。

血統面で見れば阪神より京都が合う血統があるので過去二年の阪神開催では合わなかった馬などがいれば狙ってみたいと思います。

GⅠ週なので、今週の木曜夕方以降に出走馬血統診断を公開します。

大阪杯では穴馬ダノンザキッドをイチオシしましたし、皐月賞も重馬場見込みで評価した馬たちが上位独占と今年も絶好調です。

是非ともチェックしてみてください。