脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

日曜の結果分析(2) 新潟・札幌編

kakikenです。

ここでは先週末の新潟と札幌の結果に関して話したいと思います。

新潟

新潟は4週目の開催でした。日曜の予想で少し触れましたが、今年の新潟は前3週全て雨の影響を受けての開催(特に3週目は不良馬場)になったこともあり、馬場が荒れて時計がかかるようになっていました。にもかかわらず、相変わらず(出走馬の実力差がある2歳戦は例外あり)内枠、先行有利でした。

話題で取り上げた関屋記念

今年は枠連8-8。近年7枠か8枠が必ず連対。今年は雰囲気から8枠の指摘通りでした!

あれこれ予想するより出目で買っていれば簡単に取れた馬券でしたね。

結果は道中ほぼ最後方にいたサトノアーサーが差し切り勝ち。2着にはトロワゼトワルが逃げ粘る。関屋記念はこういう両極端な脚質で決まることがある展開予測が難しいレースです。

私の奨めた④メイショウグロッケ『高速にはならない』との読み通り、レースの勝ち時計が近20年で最遅の1分33秒01。あとはサムソン産駒らしく道中溜めて直線ズドンと差してきてくれればと思っていました。半面『先行したらダメだな。トロワゼトワルのペースに合わせたら死ぬ』と危惧していました。『何なら出遅れてくれれば』くらいに思っていましたが、先行有利の馬場を見て、騎手は先行してしまいました😣

結果は11番人気8着。実力通りの結果かもしれませんが、サムソン産駒と良さを生かす意味ではもう少し道中溜めていれば……と残念に思ってしまいました。

札幌

少頭数のレースが多いので判断の難しい札幌ですが、脚質で言えば三週目と逆でまた先行有利の馬場になっていました。

馬場状態に関して言えば開催4週目で変化が見られます。私の理論では洋芝馬場では開催が進むほどに野芝色が増すと考えます。

実際日曜最終レースでは野芝の新潟しか好走歴の無いカレンという馬が3着しました。私はこのレースではカレンの走りが今後の指標になると注目していました。

この結果からも、今後は札幌でありながら野芝である新潟、夏の小倉、野芝で開催される九月の中山、阪神の芝で好走している馬を狙ってみるのは面白いと思いますよ!

では野芝がいい馬って? それは次回お話しします。