脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

エアレーションが効いた東京の芝の重馬場は実は走りやすい~スポンジ理論~

kakikenです。

 

今週末はどうやら台風の影響を受けそうですね。

この時期は仕方ありませんね。昨年も影響を受けましたし。

下手したら代替開催で平日競馬になりそうですね。

馬場も良馬場で行われることはほぼなさそうですね。

 

ところで皆さんは『重馬場』と聞いてどんなイメージをしますか?

走りにくいイメージ持たれる方が多いのではないでしょうか?

よく『雨が降って馬場が悪化』などと言いますし。

でも重馬場は『悪化した馬場』とは限りません。

『良馬場』という表現を使うから対極として『悪』という表現になるのでしょうけど、

『重馬場』はむしろ走りやすくなることがあるんですけどね。

 

今週から始まる東京競馬場の芝。

恐らく世界一手入れが行き届いている芝コースです。

とくに正面直線(いわゆる最後の直線600М)の馬場の手入れの良さは相当なもの。『手入れが行き届きすぎ』くらいに私は思っています。

そして時計が出ないようにエアレーション作業をします。

東京の芝はこのエアレーション効いているので私はスポンジに例えています。

スポンジって柔らかいですけど水を含むと少し硬さが生まれますよね。

東京は雨が降ると走りやすくなる

これを私はスポンジ理論と呼んでいます。

東京の芝も雨で水分を含むとスポンジのように硬くなるんですよ。

もちろんイメージですよ。妄想です。実際は知りません。

でもスポンジ理論が正しいことを証明するかのように東京の芝は重馬場、時には不良馬場でも上り3F33秒台が出ます。

走りにくければこんな上り時計は出ません。

エアレーションをしていなければ大体馬場が重くなると上りもかかります。

先週行われた凱旋門賞の馬場とは大違いです。

東京がこんな馬場だから日本の馬は凱旋門賞は勝てないのですけどね。

最近はエアレーションを施す馬場が全国的に多いので重馬場になってもそんな馬場が悪いということにはなりません。

特にエアレーションの効いた初週などはむしろ走りやすくなる可能性すらあります。

 

ただコース一周まるまる同じコンディションなのかといえば、どうも違うように思います。何となくですけど、芝の手入れを入念にしているのはどうも正面直線だけの気が私はしています。

その証拠に馬場が渋ると道中が緩んで(これは手入れがそこまで良くなくて走りにくくなるためではないかと推測)レース全体の時計は掛かるのですが、上り3Fだけは速くなります。これっていわゆる新馬戦などで見られるドスローのヨーイドン競馬と同じです。重馬場で好走した穴馬のレースキャリアを見ると新馬戦勝利の後全く馬券に絡んでいないような成績が結構あります。ペースが合うのでしょうね、きっと。

なので重馬場はスローの上り勝負になります。

そういう馬場って逃げ馬が有利のようなイメージですけど、東京の場合、スローのヨーイドン競馬は差し馬が有利です。重賞クラスの上り時計も兼備した逃げ馬でも粘るのですが勝つことは難しい。

ちなみに高速馬場になるほど東京の場合は前が止まりません。東京だけでなくエアレーション馬場の特徴かもしれません。初週は差せて後半だんだん差せなくなるのがエアレーション馬場には多い気がします。

だから東京の初週は上り勝負、差し馬有利になります。

中山でもそうでしたけど走破時計と上り3F時計のチェックは馬場読みには不可欠。

今年はクッション値公表で細工されている可能性があるので例年の傾向を鵜呑みにはできないでしょうね。

今年、もし上り3F時計が掛かっていたら、逃げ馬を狙うべきだと思います。

 

ちなみに血統ですけど重馬場になれば定番のキンカメなどキングマンボ系、クロフネフレンチデピュティなどのデピュティミニスター系とダンチヒ系がいいです。

特にダンチヒ系では、ケープクロスなどにみられるグリーンデザート系は不良の田んぼ馬場は得意です。例えば種牡馬ロジユニヴァースは母父ケープクロスなので重不良馬場で穴を開ける要素のある馬と言えますね。

血統だけは世界共通というか、先週の凱旋門賞でもダンチヒ系の血の不良馬場での強さは証明されていました。血統は知らなきゃ損しますね。覚えた方がいいですよ。

このブログは実学主義というか、馬券と直結する血統のことは色々書いているつもりなので、時間があれば過去の記事から探していだたきたいです。

 

馬場が悪化した時の方がむしろ競馬はわかりやすいです。

私にとっては雨の日ほど絶好の競馬日和。

でも台風は困りますね。