kakikenです。
私は深海の世界が好きで、そういう特集番組は必ずチェックします。
奇妙なフォルムの深海の生き物を見てるとその神秘さに魅かれます。
水族館も好きで、時々行くのですけど私はクラゲを見るのが好きです。
クラゲを見るために水族館に行くようなものですかね。
『クラゲを見てると癒される』とか言う人がいますけど、私もその部類かと。
最近仕事で忙しかったのでメンタルがお疲れ気味。無性にゆらゆら漂うクラゲを見たくなっています。
今週末から3場開催。芝レースで言えば先週までは土日24レースだったのが今週土日で38レース。他に東京はダートレースもチェックするし、競馬のチェック、作業量は相当増えるので、さらにクラゲが恋しくなりそうです。
さて昨日は東京について書きましたが今日は京都について。
今週から始まる京都開催。本来8週ですが改修工事の為4週開催。
残りの4週は阪神開催になります。
本来6週目、7週目の後半馬場だったのが今年は2週目、3週目の前半馬場。
京都外回りコースの22から阪神内回りの22に変わる。
全く適性が違いますから今年のエリ女は波乱含み?
あ、宝塚勝ったクロノジェネシスが出走予定です。
うん。この馬からの相手探しですね。逆らうことなし!
一方のマイルCS。先週スプリンターズステークスを圧勝したグランアレグリアが出走すると思います。
私は先週末レース後『グランアレグリアは京都は合わないかもな~』と思いました。
例年京都外回りコースで行われるマイルCSは3コーナーから下り坂があります。
この下り坂を活かすことができる馬とできない馬がいます。
グランアレグリアのような爆発的な鬼脚をもつ馬は活かせません。
自転車で下り坂を走る時のイメージをしてください。
下り坂でペダルを必死に漕いでもペダルがクルクル空回りして加速できません。
切れる脚のある馬ほど自転車のペダルでいうと回転数が多い。
あ、イメージですよ。あくまでもイメージ。
逆に切れる脚のない馬は回転数が少ない。早くペダルを回転させられないといったイメージです。だから下り坂になると坂の力を使ってペダルの回転数を上げることができます。つまり下り坂で加速することができます。
一方切れる脚のある馬は下り坂では加速できないので、坂を下りきった最後の直線で加速を開始させます。仕掛けどころが遅くなってしまうのです。
この差が大きい。加速した状態で直線を迎えた切れない脚の馬は直線でも加速した状態を持続させているから簡単にとらえることはできないのです。
仮に同じ差し馬同士でも切れる脚のある差し馬と切れない脚の差し馬だと、切れない脚の馬が上回る現象がこの京都の下り坂では起こるのです。東京ではキレ負けして差された馬が京都では逆に切れる脚の馬を差し負かすこともありえます。
京都巧者ですぐ思い出すのがトーセンラー。
この馬は上り32秒、33秒台の東京、新潟の切れ味勝負では全く歯が立たなかったのになぜか京都では走る。私はこの馬から下り坂理論を学びました。
ちなみに過去マイルCSの勝ち馬はトーセンラー以外では、サダムパテック、ダノンシャーク、ミッキーアイル、ペルシアンナイト、ステルヴィオがいますが、全て勝ち味の遅い馬たちです。こういう馬がマッチするレースが京都のマイルCSなのです。
私は今名前を挙げた馬から買っていたのでマイルCSは大得意レースでした。
なのですぐグランアレグリアの苦戦が想像できました。
しかしすぐ『あ、今年は阪神だ』と気づきました。
加速するのはどの馬も最後の直線から。純粋に切れる脚の馬が強いです。
『だったら、またグランアレグリア鉄板だな』と。
勝てる馬は実力だけでなく、運も味方にできるわけですね。
今週末京都大賞典でいえば、ダンビュライトは下り坂を活かせる馬ですよね。
昨年すでに結果を出しているので、今年また走るとは限りませんけどね。
あと人気ですがキセキは切れる脚のある馬ではないので下り坂コースは合う馬です。
今年の出走予定メンバーで言えばタイセイトレイルが穴馬候補。この馬の戦績見れば京都外回りコースの下り坂が向きそうだとわかりますよ。
京都の外回りコースではツメの甘い、勝ちきれない、切れる脚のない馬こそ狙えます。
こういう馬は出せる上りに限界があります。自力で上り3F34秒台あたりまでは出せますが、33秒前半、32秒台などは出せません。なので東京のようなレースの上りが33秒台とかでは惨敗します。
他で言えば出馬表の馬柱のレース履歴などで人気になるけど3着~5着が多いような馬も京都の下り坂が合う可能性が高いです。
そういう視点から激走馬を見つけるのが、京都外回りレースでは面白いと思います。
昨日今日と書きました理論は知って損はないですよ!