kakikenです。
公開が遅くなり申し訳ありません。
早速予想です。
京都芝2400Мと阪神芝2400Мは距離は同じでも性質が全く違います。
京都芝2400Мだと最後の3~4コーナーの下り坂で加速できるので切れる脚のない馬が好走するケース『下り坂理論』が通用。代表馬として京都の鬼トーセンラーが思い出されます。逆に阪神芝2400Мは神戸新聞杯にわかるように直線での切れ味勝負というイメージ。自力で切れる脚がある馬が好走するイメージです。
今回のメンバーは『京都向き』の馬が揃った印象です。勝ち味の遅いツメの甘い馬が揃いました。
まず、その中でも阪神向きだと思われる馬をピックアップします。
①アイアンバローズ オルフェーヴル産駒
オルフェーヴル産駒。現役時代のオルフェーヴルも京都の下り坂が苦手でしたが産駒にもそのイメージがあります。ただし土曜の阪神を見る限り、オルフェーヴル産駒が向く馬場なのか微妙でしたが、差し展開の切れ味勝負になれば浮上。
全く人気薄ですが阪神コースではGⅠ大阪杯以外掲示板を外していません。さらには初週のフカフカ芝の馬場が合う馬。実績から距離が長い感じですけど血統的にも阪神芝2400Мが合うトニービンの血が父、母父にある馬。3着ならあり得る気がします。
⑭ヒートオンビート キングカメハメハ産駒
戦績で一目瞭然の自力で切れる脚がある馬。土曜の阪神芝はイメージから野芝色が強い感じでしたが、野芝中京で行われたローズステークスでも指摘したように父キングカメハメハと母父ディープインパクトの血統構成はGⅠではイマイチですが、野芝色が強い馬場が一番合う馬。この馬もここが一番の狙いところ。ただ阪神コースの読みがイマイチな関東の戸崎騎手ということで軸に出来ず、4,5着の怖さもあります。
次は人気2頭について。
京都なら不動の本命ですが、阪神コースでツメの甘さが出そうです。ただ他のメンバーもツメの甘い馬ばかりなので消去法でこの馬が上位に来てしまいます。ストロングポイントとして母母父トニービンがある点。
⑪キセキ
この馬は切れる脚が無いので切れ味勝負は向きません。逃げても差してもツメの甘い結果ばかり。私はこの馬は大逃げ馬だと思っています。今回和田騎手鞍上なので思い切って先行させる可能性があり、この馬の競馬が出来る可能性が高いとみています。
①⑨⑪⑬⑭
結論としてはキセキが自分の競馬をすれば同型の先行馬が撃沈するはず。そうなると狙いは差し馬です。それが冒頭挙げた阪神タイプの3頭。人気薄ですが岩田騎手、戸崎騎手よりは信頼のある松山騎手鞍上のロードマイウェイに一発を期待。
馬券的には⑪キセキから①⑨⑬⑭が本線です。
日曜東京11R 毎日王冠 芝1800М
土曜の芝レースを見る限り、東京らしい道中が緩むレースが多かったです。直線が長いから差せると思うのでしょうけど、仮に日曜道中が流れても、重賞レベルでは直線で簡単に先行馬が止まる雰囲気はどうみてもないです。
雨で渋ればある程度差せるイメージですが良馬場なので差し馬は厳しいと思います。
なので狙いは逃げ先行馬。
⑧ダイワキャグニー
⑬トーラスジェミニ
この2頭が粘れるかどうかのレースです。
①シュネルマイスター、⑦ダノンキングリーがけん制し合って前が楽をできれば粘れるはずなのですけど。
基本的にはこのレース堅いと思います。
①シュネルマイスター⑤ポタジェ⑦ダノンキングリー⑫ヴァンドギャルドの人気上位4頭のレースだとは思います。
正直①シュネルマイスター、⑦ダノンキングリーを軸にするレースです。
血統的には⑫ヴァンドギャルドが一番合いそうなのですけど、問題は脚質。差し馬なので届かない可能性があります。かといって早めの競馬をしたら、前々走の東京新聞杯6着のように切れ味がそがれます。上位争いすると思いますがリスクがある馬です。
⑤ポタジェも過去毎日王冠を勝っているルージュバックの半弟で全レース馬券になっているので軽視できませんがスケール的にパンチ不足で3着が精一杯かなと。
①⑦⑫⑤⑧⑬
馬券の結論として、
ガチガチの人気馬馬券ではつまらないので、今回狙いは⑧ダイワキャグニー、⑬トーラスジェミニから、⑧か⑬どちかが3着に残る想定で上位人気4頭へワイド馬券です。⑧ー①⑤⑦⑫ ⑬ー①⑤⑦⑫
予想は以上です。
土曜は東京、新潟のダート戦の方が血統だけで安直に馬券が取れました。
ちなみに東京ダート2歳戦1400、1600Мではストームキャット系の血(ヘニーヒューズ、アジアエクスプレスなど)がある馬を買えば高確率で的中している状態です。これは東京開催ずっと続く傾向なので興味ある方はチェックしてみてください。
ただこのブログでは重賞予想の実績を上げていくことを重視するスタンスに変更しましたので、まずはチョイスした馬たちがきっちり好走してほしいです。
では日曜の競馬を楽しみましょう!