kakikenです。
先週末は全国的に気温が上昇、特に日曜、東京は20℃超え。ダート戦を予想しただけに嫌な予感はしたのですが、想像以上に馬場傾向が変化してしまいました。
それによって予想したレースで明暗が分かれてしまいました。特に『明』の部分がGⅠフェブラリーSで出たので、結果的にはラッキーだったと感じました。
それでは日曜の予想の結果を振り返ります。
日曜東京11R フェブラリーS GⅠダート1600М
(予想)
先の記事で書いたように土曜の東京ダートは露骨な逃げ先行馬場でした。
この結果からどの騎手も前に意識が行くのでこのレースはタフな流れになるような気がします。そうなると勝てはしなくても2、3着なら差し馬もあると考えます。
このレースは基本、中外枠の馬が有利なレースです。しかし今年でいえば、血統構成でこの時期のダート1600Мで来るような馬が外枠にはいないんですよね。
悩みました。でも買う気にならないです。人気の一頭⑯レッドルゼルも消しです。
なので今年は内中枠の馬からのチョイスになります。
このレース7歳上はほぼ勝つことはない。血統構成含めて勝つ可能性ありそうなのが
③カフェファラオ
⑥アルクトス
2、3着狙いで血統構成もいい差し馬を選ぶとすれば、
⑦ワンダーリーデル
⑨サンライズノヴァ
土曜のダートレースでは芝好走馬が結構馬券になっていたので選んだのが、
エアスピネルは週中でも注目馬として書きました。あとは騎手次第、今年の弱いメンバーなら十分馬券になると思う穴馬です。
③⑥⑦⑨⑩
③-⑥⑦⑨⑩ ⑥-⑦⑨⑩
(結果)
③-⑩-⑦
私のチョイスした馬5頭の中の3頭での決着!
1着1番人気③カフェファラオ、2着9番人気⑩エアスピネル、3着8番人気⑦ワンダーリーデル。
選んだ5頭中で人気の無い2頭が馬券に絡む最高の結果。
私は馬連とワイドを買ってましたので馬連③-⑩6620円、ワイド③-⑩2130円、③-⑦1560円、⑦-⑩3620円を的中。
先週の共同通信杯に続く重賞での高配当的中!
「3連複、3連単も取れたな」と欲張ってしまうくらい完璧な結果でした。
この日東京のダートは内枠有利というかコースロスしたら終わりという馬場でした。ろくな血統がいないと切った外枠の馬たちは馬場的にも絶望的になりました。その中で4着に来た⑯レッドルゼルは強いと思いました。ただ、条件が悪いと4着地獄にはまる。これが競馬なんですよね。
あと日曜の東京ダートは土曜以上に芝向きの血統、芝実績の馬が好走していました。これによって⑩エアスピネルにはかなり期待が高まっていました。「騎手次第」と予想で書きましたが、斜行して他馬を妨害したり、やらかしていましたが、うまく乗った方だと思いました。3着に来た⑦ワンダーリーデルは、内枠先行有利の馬場である程度早め、しかもロスなくインをついたので3着確保できました。横山典騎手の好騎乗でしたね。この馬の父はストームキャット系ですが、根岸Sに続き、このレースでも相性の良さを示してくれましたね。
逆に⑨サンライズノヴァは自分のスタイルを貫いた感じで11着。
2番人気に支持された⑥アルクトスはこういう馬場になってアドマイヤオーラ産駒という芝もダートもイマイチなマイナー血統がプラスになるかとも思って評価上げたのですけど、馬場が合わなかったようで9着でした。
勝った③カフェファラオについてはいいポジションで競馬をしていましたね。さすがルメール騎手、完璧な騎乗でした。
ラッキーな面もあったようですが、今年最初のGⅠをほぼ完ぺきに的中できて良かったです。
ま、本当はここで結果の回顧を終わりたいのですけど……続けます。
日曜東京12R 大島特別 ダート1400М
(予想)
このレースには例年4週目東京ダートでハマりのパイロ産駒でいい馬がいます。
⑮イバル
土曜の出走は8R⑮サンビュート一頭だけでしたが6番人気4着。また4着。でもいいレースしてました。馬場としては合っていると思います。
ちなみに日曜はこの馬と3R③セバスチャンの2頭のみ。新馬戦なので未知数ですが3Rでセバスチャンが良いレースをしてくれれば、さらに期待度は高まりそうです。
⑮イバル鞍上の小崎騎手はこの馬だけの為に東京遠征です。当然勝ちを計算しているはずです。血統のハマりも後押ししてますし、何より土曜はダート1400Мは外枠有利でしたから、大外も追い風になりそうです。ここは勝利を期待します!
ちなみにもう一人このレースだけのために東京遠征している騎手がいます。
⑦リュクスウォリアー
の藤懸騎手です。こちらは前走東京で好走して今回も期待しての遠征でしょうが、これ最終日の最終レースって早仕掛けになりやすいので下手するとあっさり撃沈もありそうです。一応⑦も相手に入れますが、ここは血統的にハマっていて中団差しタイプの馬を
⑮イバルの相手に選びます。
⑤アストロブレイク
⑨ダンシングサンダー
⑪プリマジア
⑯オーロラテソーロ
東京開催最後のレース。ここはBOXにはせずきっちり軸流しで的中して締めくくりたいです。
⑮-⑤⑦⑨⑪⑯
(結果)
④-①-⑤
大外れでしたね。⑮イバルは3番人気8着でした。正直日曜の馬場傾向から「仕方ないな」という結果。3Rのパイロ産駒③セバスチャンは8番人気5着。そこそこ走ったのと、パイロ産駒は芝もこなせる血統なので何とかなるかとも思ったのですけどね。まずスタートで後手踏みました。「あ、終わった」と思いました。差していい馬ではないですからね。「もう少しスタートが良ければ」とも思いましたが、結果的に土曜は有利だった外枠も日曜後半には不利になっていました。この気温上昇がもたらした『暗』の部分が出たレースでした。
インから差して2着した15番人気①インウィクトスはワールドエース産駒。ダートがいいとは言えない血統ですから、そういう一日だったと象徴するような穴馬が来た感じでした。私も一応芝実績のある馬なども選んで対策したんですけどダメでした。
この時期の気温上昇は予想以上に馬場傾向を一変させることを痛感しました。
東京は次4月下旬から5月上旬の時、今度は30℃越えになる時も同じことが起こりそうなので、次開催は注意したいですね。
日曜小倉11R 小倉大賞典 芝1800М
(予想)
何といってもポイントは月末で引退する蛯名騎手のJRA競馬場全10場重賞勝利という記録がかかっているという点。
追い込み馬デンコウアンジュの蛯名騎手へのお膳立てがあるか?
土曜の結果を見る限りまだまだ先行馬が粘る馬場という印象ですが、やはり蛯名騎手の存在がこのレースを早仕掛けにさせるような気がします。
では実際デンコウアンジュはあり得るのかと言えばあり得ます。近年このレースは重厚な欧州系の血がある馬が好走してますからデンコウアンジュも当てはまります。
あとは展開だけという感じですね。
心情としては私も蛯名騎手に勝ってほしいです。
でも現実的には『勝つのは無理だろうな』と思わせる馬がいます。
⑮ボッケリーニ
1番人気の馬です。でも死角がありませんね。この馬がいるから逆に逃げ馬は早めに潰されるとも思っているのです。今の小倉、6週目とは言え例年より間違いなく馬場はいいです。日曜は1分45秒台の速い時計の決着になると思っています。そういう馬場では母父ダンスインザダーク母母父トニービンという高速血統が向くのです。
相手はタフな流れが向く馬ルーラーシップ産駒
②ヴァンケドミンゴ
⑦フェアリーポルカ
小倉巧者の
①カデナ
あとは頑張れ蛯名騎手で
⑮-①②⑦⑫
本来穴党の私ですが人気馬ばかり選んでしまいました。荒れそうなレースなので不安もありますが、今の馬場を判断した結果です、今年は堅く収まることを期待します。
(結果)
③-⑮-⑯
⑮ボッケリーニは1番人気2着。この選択は正しかったんですけどヒモ外れ。
勝った③テリトーリアルなんて予想で書いた通り好走傾向にある重厚な欧州系の血統構成。当然候補に入っていましたけど、差しが決まると読んだので切ってしまった一頭。差しにこだわったのが失敗でした。
実際勝ち時計は予想で書いた私の読み通り1分45秒台でした。しかし時計が速くなる時は前が止まらないことが多い。「差し」で頭がいっぱいになってそのことを見落としてしまったようです。詰めの甘い予想でした。3着⑯ディアンドルも私が重視したルーラーシップ産駒でしたし、母系にはスペシャルウィーク(ダンスインザダークと同じ高速決着向きのニジンスキー系サンデーサイレンス産駒)で母母父が欧州系エリシオ。血統だけなら全然買える馬で少し迷いましたが実績が短距離だったので切りました。
無難に人気馬ばかり選んだことに引っ掛かっていたのですけど、ある意味予想どおり、もう少しひねりを入れた買い目にすべきだったと後悔しました。
⑦フェアリーポルカは2番人気8着。4、5番手で競馬しましたが伸びないところを見るとこの日のような硬めの馬場は合わないようですね。②ヴァンケドミンゴ3番人気9着、①カデナが5番人気6着。ともに差し追込。展開を読み違えた時点でこの結果は仕方無いですね。
蛯名騎手の⑫デンコウアンジュは8番人気5着。この日2Rで勝利しましたがその時と同じように4コーナーで馬群がばらけたインをついて差してきましたが展開含めて5着でも好走だったと思います。蛯名騎手、お疲れ様でした!
では最後に恥ずかしい結果の回顧。
1R三歳ダート1200⑪タガノアクトリス⇒7番人気7着
3R三歳ダート1400⑩アサケレディ⇒10番人気9着
⑪オーガーウェル⇒11番人気10着
4R三歳ダート1800②マインジャラン⇒1番人気3着
6R三歳芝1400⑨ゼリア⇒7番人気7着
7R四歳上ダート2000②ヤンヤノカッサイ⇒5番人気10着
9R四歳上ダート1800⑤レガーメぺスカ⇒1番人気2着
「どこが祭りやねん!」って散々な結果でした。
原因はやはり気温上昇だと思います。昨年も3月下旬ごろから走らなくなったので気温との関連はありそうな気もします。あとは砂質ですね。阪神は金曜日ダートは稍重で、土曜はまだ含水率の高めの良だったので好走したのかもしれません。キズナはパワータイプの競走馬でしたが純粋なダート血統ではなく、やはりパサパサダートが合うとも思えませんし。ちょっとの変化でこのダメぶり。キズナ産駒らしいですね。
一応今週末からの2、3週が一番狙えると見込んでいるのですけど、気温とパサパサダートには注意しなければいけませんね。幸い?今週金曜辺り阪神競馬場のある兵庫南部は雨予報。今週末の祭りの再開に期待しようと思います。
以上です。
冬の東京開催があっという間に終わりました。とりあえずフェブラリーS的中、東京だけダートの研究をしていますから結果が出せて良かったです。
今週末からまた中山開催です。昨年のこの中山開催の芝1600М戦で的中ラッシュして中山芝マイルは得意になったつもりでした。しかし秋開催、冬開催では、秋には万馬券的中もありましたが全体の結果ではイマイチ。『昨年がたまたまだった』とならないように今週末からの中山開催、芝1600М戦は特に結果にこだわりたいです。