脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

土曜はいい結果、日曜は重馬場が仇になった結果に~3/27・28の競馬予想の結果~

kakikenです。

 

ここ数日、月末締め切りの作業に追われていたのでブログ更新が遅くなりました。

では先週末の予想結果の回顧をします。

 

土曜中京5R 三歳未勝利 芝2200М

(予想)

以前にも書きましたが中京芝2200Мは年間通してルーラーシップ産駒がいいです。

ただこのレースのルーラーシップ産駒はノーザンFでも社台Fでもないのでちょっと厳しいです。

ルーラーシップ産駒がいなければ狙うべきはディープインパクト産駒と先週あたりからハマり出しているロベルト系血統のある馬を狙うべきでしょう。

⑥ブリンク

父ロベルト系のエピファネイアに母父ディープインパクトで母母父ロベルト系ブライアンズタイム。荒れ馬場向きな馬で期待できます。

⑧カフジアスール

ハービンジャーに母父ディープインパクト。実績的にはこの馬で良さそうですけど、何しろ鞍上がデビューからいい馬に乗りまくっているのに全く結果を出せない新人角田騎手。相手筆頭です。

⑩ルグランタンゴ

ハーツクライ産駒ですが、芝2000Мなら鉄板不動軸でしたが、芝2200Мだと少し微妙な感じ。

①ウエストサイド

ディープインパクト産駒ですがちょっと母系のバランスが悪いですが、内枠なのでロスなく運べそうです。

③サトノボンズ

この時期の未勝利戦は初出走の馬が高確率で絡みます。ロベルト系モーリス産駒に母父ハーツクライですし、この距離は合いそうです。

無難なら①③⑥⑧⑩5頭BOXですが絞って⑥ブリンクから。

①③⑧⑩

 (結果)

⑧ー⑥ー⑤

軸馬⑥ブリンクは4番人気2着でした。先行すればまず勝ち負けと思っていた通り2番手からの競馬で2着。

勝ったのは⑧カフジアスール。角田騎手はこの馬で念願の初勝利。ハマっている馬なのでこの結果は当然ですかね。もし凡走させたら、いくら新人でも大問題でしたね。

結果母父ディープインパクトのワンツーでした。ロベルトもハービンジャーも合ってましたし、私の馬場読みは正しかったです。

私は馬連⑥ー⑧1730円、ワイド640円的中!

⑥から4点流しでこの配当は上々。やはり軸馬が2着以内に来るとしっかりと利益を得られます!

私のチョイスした馬の結果。①ウエストサイドは5番人気12着、③サトノボンズは9番人気15着。後方からの競馬で展開不向きを差し引いても問題外でした。

⑩ルグランタンゴは7番人気5着。予想に書いたように芝22だとハーツクライ産駒は少し微妙で、その通りの結果でした。

抜けてしまった3着⑤ブレークアップ。芝22では好走イメージの無い血統構成なので切りましたが、前走1月好走していた馬。荒れ馬場の中京が合ったのでしょうね。

ちなみに1番人気6着だったリーゼントジャンボは前走不良馬場で好走しただけの馬なので無視しましたが日曜の重馬場だったらゴールドシップ産駒でもあったので好走していたでしょうね。一日違いで明暗が出る。人も馬も運の有無ってありますよね。

 

土曜中京7R 4歳上1勝C牝馬限定芝2000М

(予想)

このレースが土曜の勝負レースです。

⑥キラープレゼンス

中京芝2000Мといえばハーツクライ産駒ですからね。実績、血統、ここは勝たなきゃダメな馬。

この馬から流します。相手選びですけど、この牝馬限定の中京芝2000М戦では必ずといっていいくらい絡む血統があります。それはサドラーズウェルズ系です。

⑨ロッタチャンセズ 母母父サドラーズウェルズ

⑬レッドサーシャ 母父サドラーズウェルズガリレオ

⑰マイタイムオブデイ 父Australiaガリレオサドラーズウェルズ

 です。人気薄ばかり。この中では⑰マイタイムオブデイかなって感じですが、鞍上角田騎手です。このレースでも適性でハマってる馬に騎乗。いい馬に乗せてもらっているのが本当にわかります。それで未だ未勝利、4着ばかりですから未熟さ一杯ですね。

ま、この3頭はおまけとして相手は

①エンジェルサークル

③ペプチドヒミコ

④ヤマカツパトリシア

⑤ミスミルドレッド

⑭アイオープナー

⑥ー①③④⑤⑭⑰

絞るなら⑥ー①③⑰

(結果)

 ⑪ー③ー⑥

⑥キラープレゼンス1番人気3着。この馬は本当切れる脚がない感じです。前が止まらない馬場なので仕方ないとも言えますけど。この馬も重馬場の日曜のレースだったら違った結果だったかもしれませんね。ま、ハーツクライ産駒は中京芝2000Мは走るということは最低限ですが見せてくれました。

私は⑥から①③⑰の3点買いでしたが厚めに買っていたとはいえワイド③ー⑥330円的中のみではプラスにはなりませんでした。

この条件好相性のサドラーズウェルズ系がある馬3頭の結果。⑨ロッタチャンセズ11番人気5着が最高、他の2頭⑬⑰はともに2ケタ着順と凡走。

勝った⑪ステラドーロはオルフェーヴル産駒ということで良馬場では評価を下げて切りましたが、好走要因として先行したことが言えますが、この馬の母母父がトニービンだったことは注目点ですね。中京芝2000Мは、ハーツクライトニービンの血が入っていることからもトニービンの血がいいということなのでしょうね。

 

土曜中山11R 日経賞 芝2500М

(予想)

このレースは勝ち味の遅い悶え馬を買えばいいレースです。

⑦カレンブーケドール

鞍上松山騎手。久しぶりの勝利濃厚ですかね?

相手は芝2500Мがいい血統の馬

④ウインマリリン スクリーンヒーロー産駒

⑥ウインキートス ステイゴールドゴールドシップ産駒

 

気づけば牝馬3頭ですね。そういえば有馬記念牝馬ワンツーでしたし、この3頭BOXで最悪ワイドは当たるでしょう。

④⑥⑦

 (結果)

④ー⑦ー②

予想通り牝馬ワンツーでしたね。

競走馬の世界も女が強いってことです。

ちなみに今週末の大阪杯もそうなると思ってますけど。

軸はあの牝馬! グラン○○○○○です。

正直この牝馬3頭のワンツースリーと思っていました。かなり自信ありました。

馬連④ー⑦1000円、ワイド④ー⑦400円的中!

それぞれ3点買いだし、何よりかなり厚く買ってましたので私個人は相当にできましたからこの配当でも大満足ですね。

⑥ウインキートスは勝負所でズルズル後退するアクシデントで最下位15着。仕方ないですね。
4番手評価の②ワールドプレミアが3着。間違いなく前残りだと確信していたのでこの馬は切りました。

ちなみに同じ先行馬でも前走好走したダンビュライトは全くの無視でした。その理由は馬キャラですね。ルーラーシップ産駒って中京芝を見てわかるように芝2200Мが得意で、コース形態的にも中山芝2500Мは不向き。先行馬有利でも切れる脚が必要なんですよね、この2500Мは。切れる脚がないダンビュライトはいくら先行有利でも買えないのです。

 

日曜中京5R 三歳未勝利 芝2000М

(予想)

繰り返しになりますが、中京芝2000М、特に三歳未勝利戦はハーツクライが血統では狙えます。特にノーザンF、社台F生産馬ならその信頼は跳ね上がります。

④カレンルシェルブル 社台F系

母父ハーツクライ。父はハービンジャーで今の中京芝なら雨で馬場が渋ればさらに信頼が増しそうです。多分、勝てるはずです。

⑦ビューティーウェイ ノーザンF

一昨年の牡馬クラシックで皐月賞2着、ダービー3着、菊花賞3着だったヴェロックスの全妹です。父がハーツクライ系のジャスタウェイ。他場で凡走してますが、中京芝2000Мは間違いなくベストの舞台。大駆けに期待です。

①コスモジェニー

ステイゴールドゴールドシップ産駒。日曜が稍重、重だったら買うべき一頭。

⑧ペドラフォルカ

⑩プレイイットサム

父か母父にディープインパクトがあって、血統として渋った芝が良さそうな2頭。

ここは④から流し。

①⑧⑩

 (結果)

⑩ー②ー④

④カレンルシェルブルは4番人気3着。

何とか2着欲しかったんですけど、痛い3着。

ワイド④ー⑩300円的中ですけど焼け石に水トリガミでした。

逃げた⑩プレイイットサムが2番人気1着。2番手から競馬した②ケンアンビシャスが5番人気2着でした。

④カレンルシェルブル同様に期待した⑦ビューティーウェイは7番人気6着。後ろ過ぎました、先行する脚が無いのでしょうね。がっかりでした。

⑧ペドラフォルカは3番人気5着。ケンアンビシャスとほぼ同位置で競馬しましたが最後力尽きた感じでした。

ステイゴールドゴールドシップ産駒①コスモジェニーは9番人気8着。もう少し馬場が渋っていればもっと差の無い競馬だったでしょうね

 

このレースも前が止まりませんでした。このレースは良馬場で行われましたがここから一気に馬場が悪化して展開ががらりと変わってしまいます。その影響をもろに受けたのが次のレースでしたね。

日曜中京9R 大寒桜賞 芝2200М

(予想)

中京芝2200Мといえばルーラーシップ産駒ですが、このレースにおいては毎年のようにノーザンFか社台F系のルーラーシップ産駒、ディープインパクト産駒を狙えばほぼ獲れるレースです。人気になるので配当は期待出来ないのですけど当てて気分よくなれるレースですね。

今年は候補が多くいるので軸馬選びに迷うそうですけど、このレースで勝った馬は高確率で次走青葉賞を使います。そしてそこで高確率で好走します。なのでここは青葉賞に来そうな馬を選びます。

⑪バジオウ 社台F系

ルーラーシップ産駒で母父ハービンジャー。馬場が渋れば間違いなく好走するはず。そしてこの馬は祖母ダンスインザムードダンスインザダークの全妹で、ダンスインザダークはいかにも青葉賞向きの血統ですから適性ドンピシャの馬です。

⑦ウインドリッパー ノーザンF

前走あすなろ賞でも期待した馬。あすなろ賞勝ち馬は先週のスプリングSと好相性のレースでこの馬が勝てばスプリングSも好走すると思っていただけにその目論見は外れましたが、中京適性は高そうなので巻き返してくれるでしょう!

マカオンドール ノーザンF

父はゴールドシップでステイゴール系です。この種牡馬の産駒はマイネル軍団で多く見かけますがノーザンF生産なんですよね。なので期待度の高い馬だと思います。母父ダルシャーンでいかにも青葉賞好走しそうな血統ですし、馬場が渋ったらこの馬本命でもいいくらいです!

この3頭中2頭は最低でも馬券になるはず。この3頭以外なら

⑥アナレンマ

ディープインパクトで母父ガリレオ母母父デインヒル青葉賞向きなのでここでも通用する雰囲気があります。

④アドマイヤハレー

⑤グラティトゥー

今の中京芝でハマりつつあり、中京芝2200Мも合うロベルト系です。

⑪⑦⑭プラス手広くなら④⑤

 (結果)

⑭ー⑩ー②

予想は外れでした。

このレースの馬場状態は重。「渋ると本命にしてもいい」と書いた⑭マカオンドールが1番人気1着。道中中団から競馬での完勝でした。このレースは予想でも書いたように青葉賞と好相性のレースですから次走この馬は青葉賞ですね。ただ良馬場なら青葉賞は微妙な気もします。

⑭同様に本命視した⑪バジオウは2番人気4着。はっきり言って騎乗ミスですね。無茶苦茶なレースです。もう少しじっくり乗ればよかったのに早めに逃げ馬つかまえてその分最後力尽きて4着。良馬場だったら勝ってましたね。むしろこの馬が次走青葉賞出走してくれれば穴馬としてかなり狙えると思ってます。

2着⑩グレアリングアイ、3着②ワイドエンペラーは後方から差して⑪バジオウに先着しました。それぞれハーツクライ産駒にルーラーシップ産駒。来られても納得です。

このレースはハマり血統が多く出走していたのでチョイスは難解でした。

⑦ウインドリッパーは5番人気10着。実力以上にこの重馬場が向かなかったです。

⑥アナレンマは4番人気5着でした。

このレースの結果で私は高松宮記念は「外枠あるな」と思ってしまいました。

 

日曜中京11R 高松宮記念芝1200М

(予想)

昨日も触れましたが、個人的に衝撃の枠順になったため、勝負度合いが極端に落ちました。日曜は中京5R、9Rで勝負して、このレースは遊び程度で抑えるのが無難かなとも思ってます。

傾向だけなら⑭ダノンスマッシュも⑯レシステンシアは凡走する可能性が高いので高配当が見込めるレースとも言えますが、馬場が渋って外有利の可能性が無いわけでもないので恨めしい枠順ではあります。

内枠有利の段階で誰もが目をつけるのが2枠2頭③ライトオンキューと④モズスーパーフレアです。

ただ一昨年ように17番人気ショウナンアンセムが3着に来るレースですからね。無難はいけませんね。

そこでレース展開をシミュレートしてみました。

④モズが逃げます。過去二年外枠引きましたが今年は内枠。楽に逃げられます。前走シルクロードSは馬場がこの馬向きではなかったので度外視できます。

④モズの逃げ切り濃厚か?

しかし騎手は先週の中京の馬場を熟知してます。前が止まらない。

そうなるとスプリンターズS同様にモズは厳しいマークに合います。さらには外の馬に早めに圧されます。外のダノンスマッシュ、レシステンシアが直線モズを捕えてかわします。やっぱりこの2頭か!

なんて簡単に行かないのが外枠を引いてしまった宿命。必ずツケが回ってきます。

内から、あるいは外から何かが差してくる(はず!)。

結論として狙うのは内枠の差し馬です。

ちなみに今日の芝1400М戦では内枠の差し馬が好走していました。「差せる」という印象を持った方も多いのではないかと思います。そこは参考にしたいですね。

そして馬場が渋ったら浮上する血統はキングカメハメハステイゴールド

ドンピシャの馬がいます。

⑨インディチャンプ

内というより真ん中の馬ですけどね。

初の芝1200Мがカギになりますがこの馬はスパッと切れるというより持続的に脚が使える。淀みない流れが合います。安田記念のような高速決着に対応できる馬なら芝1200Мの対応は間違いなくできます。馬場が渋って追走が楽になりそうだし、血統が父ステイゴールド母父キングカメハメハ。恵みの雨になる可能性が高いと思います。

外枠2頭に死角があるのでこの馬の単複は買いたいです。

問題は相手ですね。このレースを10頭立てと考えるなら

①②③⑩

①アウィルアウェイ②レッドアンシェル③ライトオンキュー⑩ラウダシオンの4頭。

特に①アウィルアウェイはインディチャンプの全妹ですから安直に兄妹馬券を期待してしまいます。チキン野郎になりますがこのワイド4点で勝負です。

ただ圧倒的不利とわかってもやっぱり外枠の⑭ダノンスマッシュと⑯レシステンシアは怖く感じます。もともと本命視していた馬なので仕方ないですけどね。

今年はレースの結果だけでなくツボも生き残りにも注目です。

今年の高松宮記念は『Bコース初週の芝1200Мは内枠』というツボにとって最大の試練です。もし⑭ダノンスマッシュも⑯レシステンシアも4着以下に敗れたら、このツボはしばらく不動のものになるでしょう。

 (結果)

 ⑭ー⑯ー⑨

インディチャンプは3番3着。

終わってみれば1~3番人気の堅い決着でした。重馬場で内より外の方が競馬がしやすくなった感じでしたね。作戦なのか、外枠で行きたくても行けなかったのかはわかりませんがいつもより後ろで競馬した⑭ダノンスマッシュ、⑯レシステンシアのワンツー。

枠順発表前の私の大本線だった2頭で決まってしまいました。能力的にも上だったのでしょうけど、今回は枠の有利不利が大きかったと思います。

逃げた④モズスーパーフレアも相当頑張ってました。良馬場だったらこの馬は馬券になっていたでしょうね。逃げたモズ以外上位は全て真ん中から外の馬ばかり。

Bコース初週のツボは重馬場と例年より酷使して荒れ馬場が重なって外れました。

ただ悲観してません。この重馬場で外枠有利になったという理由がはっきりしていますからね。正直良馬場でやって欲しかったですね。せっかく強い2頭が外に入ったわけですから、そこでどうなるかが見たかったです。来年は良でやってもらいたいですね。

ただ納得はしています。最終結論として⑨インディチャンプを軸にして、その馬が馬券になってくれたわけですから。直線内を通ったことで最後差されてしまいましたがこの馬に関してはこの結果が精一杯だったと思います。良馬場だったらもっと着を落としていた可能性もありますし。安直にモズやライトオンキューを軸にしなくてよかったなと思ってます。

4着には16番人気⑬トゥラヴェスーラ。この馬の父はステイゴールドドリームジャーニー。「馬場が渋ってステイゴールド系がいい」というのが証明されました。我ながら血統に関してはいい読みが出来ていたと思います。そこらの血統予想家には負けてないと確信しました。

 

 

以上、先週末の予想を振り返りました。

3月が終わりました。

1月2月のような高配当ゲットは出来ませんでした。

当たっても3着、外れる時は4着ばかりと運もなかったです。

特に弥生賞。あれは本当罪深い。

美浦所属の騎手がなぜ勝てないかが良くわかった月でした。

やはりこの時期は冬から春への季節替わりの競馬なので予想は難しいですね。

その中ではそれなりの予想は出来ていたとは思ってます。

 

最後になりますが、私は今、多忙で競馬に集中できる環境にありません。

4月は3月以上に忙しくなりそうなので、正直ブログ更新は厳しい状況です。

GⅠシーズンが始まりますし、私は何だかんだでこのブログでのGⅠ予想の成績は良いのでなるべく頑張ってブログ更したいのですけど……