脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

軸馬2着、ほぼ評価通りの結果もチョイス下手、レースの血統ツボは4着~1/09日曜シンザン記念の予想結果~

kakikenです。

 

今年も4着地獄が続いています。

ま、的中したといえばしてはいるんですけどね。

愚痴含めて日曜の重賞予想を振り返ります。

 

日曜中京11R シンザン記念 芝1600М

(予想)

シンザン記念は例年の京都施行では血統のツボがありました。

『(母系に)ダンチヒの血がある馬が来る』

昨年は中京開催で見送りましたが中京に変わってもレースのツボとして威力を発揮していました。

2着ルークズネスト  8番人気 母母父ダンチヒ

3着バスラットレオン 2番人気 母母父ダンチヒ

 

今年は出走馬にダンチヒ系の血がある馬は2頭のみ。

①ビーアストニッシド 父アメリカンペイトリオットダンチヒ系)

⑭モズゴールドバレル 母父ロックオブジブラルタルダンチヒ系)

 

前走重賞2着のビーアストニッシドと新馬戦1番人気で勝利したモズゴールドバレル。

買い要素はありますが反面、不確定要素、不安があるので軸にはできませんでした。

 

毎年確実に馬券に絡む(ほぼ勝利する)ノーザンF生産馬。今年は3頭出走。

②ラスール  ルメール騎手

③ソリタリオ Cデムーロ騎手

⑨レッドベルアーム 川田騎手

1~3番人気です。今年はこの3頭で決まりそうな雰囲気もあります。

血統、今の中京芝適性で言えば③ソリタリオが断然上位です。冬の中京でいいロベルト系モーリス産駒で、母父が水曜日の京都金杯でハマっていたキングマンボ系キングカメハメハ。そして祖母のライラプスは現役時代重賞勝ちした馬。今の中京芝好走条件にドはまりです。なので素直にこの馬を今年は軸にします。

血統だけなら⑨レッドベルアームは母父が冬血統アンブライドルズソング

②ラスールは母系はともかくキタサンブラック産駒というのが合っていない感じがして一番死角がありそうです。

今回は絞って買うつもりなので

③ソリタリオ軸でノーザンF生産馬2頭②⑨、ダンチヒ系の血がある①⑭の4頭流しで勝負します。

ー①②⑨⑭

タテ目が怖いですけど、ダンチヒ系の血がある①と⑭からノーザンF生産馬②③⑨にそれぞれ3点買いというのもありですね。

 

買い目から外しましたが血統的にハマってそうな馬を挙げておきます。

○祖母が一昔前活躍した名牝だった馬

マテンロウオリオン 祖母オークスレディパステル

⑪デルマグレムリン  祖母マイルCS勝ち馬シンコウラブリイ

マテンロウオリオンは未勝利馬の身で1勝クラスを勝ったので力はありそうですが展開がハマった印象。デルマグレムリンは荒れ馬場、重馬場向きで今の中京の良馬場ではスピード不足の印象。

○今の中京芝1200~1600Мはロードカナロア産駒がハマり。このレースで出走は1頭だけ。

⑬ショウナンアメリ

左巧者っぽいので中京は合いそうですけどマイルは少し長いと判断。

(結果)

1着⑩マテンロウオリオン 4番人気

2着③ソリタリオ     2番人気

3着⑨レッドベルアーム  3番人気

4着①ビーアストニッシド 5番人気

5着⑪デルマグレムリン  9番人気

6着⑭モズゴールドバレル 8番人気

7着②ラスール      1番人気

 

評価した馬たちが上位独占。

軸馬③ソリタリオは2着。断然1番人気で7着だったラスールを「死角あり」と指摘してもいます。

的中は③ー⑨ワイドのみ。しょぼくて的中とは言えない感じですが、軸馬ソリタリオがきっちり2着確保したので良しとします。

ただ③ー⑩馬連2020円を取りこぼしたショックでほぼ不的中状態ですけどね。

オッズなんですね、オッズに惑わされ過ぎ。

死角があるとはいえ②ラスールを押さえる限り、安い配当を考えて買い目を絞ってマテンロウオリオンを切ってしまいました。前走の追い込みが目立っていたので、今回も追い込むかと思っていましたが勝ったマテンロウオリオンは今回先行策。横山典騎手、前止まらないと読んでいました。私も前が止まらないと思ってマテンロウオリオンを切った部分があったので、完全にやられました。

そしてシンザン記念の血統ツボ、ダンチヒ系の血がある①ビーアストニッシドがレッドベルアームにハナ差4着。⑭モズゴールドバレルも6着。中京5Rの芝1600М未勝利戦では2頭いた母母父ダンチヒ系の馬⑤シゲルローズマリーが7番人気2着、⑩ミクソロジーが10番人気4着とハマっていたのでシンザン記念も期待したのですけど、この2頭同様、血統的ハマりがある馬が上位に来たので仕方ない面もあります。

結局祖母が名牝、現役時代活躍した馬のワンツー、5着。祖母だけ見て買えば当たるのが今の中京芝の特徴です。というか、実は中京はダートでも同じ傾向があって、ダートも祖母が名のある、現役時代活躍した馬が好走しやすいので、時期的なものもあるのかもしれません。

 

 

以上日曜の重賞予想を振り返りました。

さて月曜はフェアリーSがあります。

日曜中山芝は稍重が続いていた5,6Rでは昨日指摘した通りキングカメハメハ系がハマっていました。良馬場に回復した古馬戦はイマイチでしたが、シンザン記念も母父キングカメハメハのワンツーで、時期的にも三歳戦の芝レースはキングカメハメハ系中心で良さそうです。

ただフェアリーSはシンザン記念と比べて超難解。

シンザン記念は③ソリタリオは絶対的でしたから当たると思ってましたが、フェアリーSはそういう馬が皆無です。上位人気の馬がハマってそうですけどシンザン記念1番人気で飛んだラスールみたいに死角だらけだからです。

難解で一筋縄ではいかない感じなので自信はないですけど、とりあえず予想をアップしますので良ければチェックしてみてください。