kakikenです。
早速ですが、土曜の重賞予想を振り返ります。
土曜中山11R 紫苑ステークス 芝2000М
(予想)
記事のタイトルに書いたように、
雨上がりはどんな馬場になろうとキンカメ系を買えば間違いないのです。
しかし何と今回出走馬の父、母父、母母父にキンカメ系の血がゼロ!
こんなケースは珍しいです。
逆に言うと血統的にはどの馬も微妙な感じがします。
いないものは仕方ないです。
キンカメの次によさげな血統を選ぶしかないです。
ダンチヒ系の血ですね。
6頭います。
②モリアーナ 母母父ダンチヒ系
⑥フィールザオーラ 母父ダンチヒ系
この6頭全てチャンスありそうです。
今回チョイスするのは2頭。
1頭目は母系の血統も抜群なキミノナハマリア。母父ヴィクトワールピサは阪神含めて9月の野芝開催でのドル箱血統でもありますし、母母父クロフネもこのレースで相性のいい血統です。
次がエミュー。追い込み脚質なのでスローのヨーイドン競馬になれば全く見せ場無しで終わる可能性がありますが、このレースは春の中山重賞実績のある馬が走るシンプルな傾向もあるので、不良馬場のフラワーカップ覇者のこの馬は押さえます。母父スペシャルウィーク、母母父ゴーンウェストと9月野芝中山でハマる血統構成でもあります。
予想以上に時計が掛かる馬場になれば面白いのがデクラレーションオブウォー産駒のシランケド。稍重の札幌記念2着だったトップナイフもデクラレーションオブウォー産駒でしたが、デクラレーションオブウォー産駒はオーバーシードの馬場は微妙なのですが野芝、洋芝オンリー馬場の重馬場が合う血統。脚質的にも厳しいのでここでのチョイスは見送りますが密かに激走期待しています。
今回は展開面から先行有利と読んで、エミュー以外の差しタイプは見送りました。
それ以外の馬では
⑭グランベルナデット
タフ馬場得意なキズナ産駒でエーピーインディ系、ストームキャット系とダート色の強い母系で渋った馬場は合いそう。忘れな草賞勝ちで未勝利戦ですが中山芝2000Мでは強い勝ち方をしています。
最後に『オークス最先着馬が好走しやすい』というレース傾向から
③ヒップホップソウル オークス6着
エミューが勝ったフラワーカップの2着馬で中山実績もありますし、新馬戦が9月野芝の中山マイル戦でしたが4馬身差の圧勝で中山9月野芝適性も高そうです。鞍上が横山武史騎手なので位置取りなどもうまく乗ってくれると思います。
③⑤⑭⑮
血統を重視した結果、実績上位馬になってしまいました。
この4頭とシランケドに注目です。
(結果)
1着②モリアーナ 4番人気
2着③ヒップホップソウル 2番人気
3着⑬シランケド 9番人気
4着⑤キミノナハマリア 6番人気
:
9着⑮エミュー 5番人気
10着⑭グランベルナデット 1番人気
キンカメ系不在で注目した血統ダンチヒ系のある馬たちが1,3,4、5着。
血統などの見極めは出来ていました。
しかし展開を読み違えました。
もう少し重い馬場で前残り馬場を想定していましたが、実際は稍重でしかも時計が速く差しが決まる馬場になっていました。
これで血統的に期待値が高かったものの追い込み脚質が不安で注目馬として名前を上げるまでにとどめてしまったシランケドの期待値は高まりました。
結果は3着。やってくれましたね。やはりデクラレーションオブウォー産駒は野芝オンリー、洋芝オンリー馬場が合います。
オークス最先着馬のヒップホップソウルも2着好走。この馬の祖母はダンスインザムードでダンスインザダーク、ダンスパートナーなどのダンシングキイの血脈は野芝適性は高いです。
キミノナハマリアは最後差されて4着になってしまいましたが見せ場は作りました。時計が速くなったことがマイナスだったと思います。
勝った②モリアーナは血統的には買いでしたがチョイスでは差し脚質なので切ってしまいました。仕方ありませんね。
ダンチヒ系の馬で追い込み馬でしたが中山実績からチョイスしたエミューは9着。差し馬場になりましたがこちらは時計の掛かる馬場の差し馬という感じですね。
逆に⑭グランベルナデットは差し馬場になったことで10着大敗でした。
時計の速さ、展開面で明暗が分かれた結果となりました。
ただ好走する血統は見極められていたので納得しています。
以上、土曜の重賞予想を振り返りました。
中山は日曜は稍重から良馬場に回復しそうでこれがどうなるかというところですけど、傾向として土曜の傾向が日曜も反映されるパターンが多いので、京成杯オータムハンデは差し馬が狙えそうです。正直差し馬場想定していなかったので少し差し馬に目を向けて予想したいと思います。
一方阪神ですけどこちらも土曜日は差しが決まる馬場でした。芝ダートともになので風の影響などもあったかもしれませんが、こちらも差し馬も考慮して予想しようと思っています。