脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

これでフェブラリーSも簡単に的中できるかも?~東京ダートの『出目なぞり』必勝法~

kakikenです。

 

今週はGⅠフェブラリーSということでもあるので、今回は過去幾度と取り上げた東京ダートの出目『なぞり』について再度書こうと思います。

重賞予想はイマイチですが、東京ダート戦に関しては毎週安定して的中しています。

その予想方法として『出目なぞり』を有効に活用しています。

ダート戦は過去データというのがあまり役に立ちません。その日の馬場状態、天候、気温などで適性が180度変わったりするからです。特に冬は気温が乱高下するので前日のデータすら役に立たないことがあります。フェブラリーSに関しても昨年は気温20度くらいまで上がるポカポカ陽気の中で行われました。

やはり一番はその日の結果が一番有効なデータになります。

使う出目は血統、枠(馬番)、人気。

ダート1400、1600М戦に関しては一日2,3鞍あるので色々な『なぞり』が有効ですが、一番使えるのが枠(馬番)の出目。

今週末のフェブラリーSはダート1600Мなので、やはり枠(馬)番出目が有効。

具体的に説明します。

2020年フェブラリーS週 良馬場 

7日目 4R 1着8⃣⑯ 2着4⃣⑦ 3着8⃣⑮  脚質 中団 逃げ 先行

    9R   1⃣②   6⃣⑪   5⃣⑩     差し 中団 追込

8日目 3R   2⃣④   6⃣⑫   8⃣⑯     逃げ 中団 中団

    9R   3⃣③   7⃣⑫   5⃣⑩     差し 差し 中団

    11R     6⃣⑫   8⃣⑮   5⃣⑨      中団  中団  差し

 

フェブラリーSの前の4つのレースで3つ内枠の馬が勝利しているものの、出目全体で見ると5⃣6⃣7⃣8⃣の馬がいいことがわかります。脚質などから考えて外差しが決まる馬場だとわかります。この年は出走馬をみると7⃣枠はろくな馬がいなくノーチャンスでしたから狙いは5⃣6⃣8⃣でした。

6⃣から1番人気⑫モズアスコット、5⃣から3番人気⑨サンライズノヴァのチョイスはすぐできました。問題は8⃣枠。16番人気⑮ケイティブレイブ、7番人気⑯ワンダーリーデルの2頭。無難に⑯ワンダーリーデルを選びます。しかし結果は16番人気ケイティブレイブが2着。ワンダーリーデルは4着! 4着地獄の見本パターンです。ただケイティブレイブはチェックしていただけに結果はショックでした。でも安直に買った枠連5⃣6⃣8⃣BOXで枠連6⃣ー8⃣が3100円は的中できましたし、良い『なぞり』の結果だったとは言えます。

 

2021年フェブラリーS週 良馬場

7日目 3R 1着4⃣⑦ 2着3⃣⑤ 3着8⃣⑮  脚質 先行 先行 中団

    7R   2⃣④   5⃣⑩   3⃣⑤     逃げ 先行 先行

8日目 3R   2⃣④   5⃣⑩   6⃣⑫     先行 中団 中団

    9R   2⃣②   5⃣⑥   8⃣⑪     中団 逃げ 先行

    11R     2⃣③   5⃣⑩   4⃣⑦     先行 差し 中団

 

同じ良馬場での開催なのに20年は外差し、21年は内先行と真逆の傾向。過去のデータが役に立たないことがわかります。やはりリアルタイムのデータが一番です。

昨年のレースに関してはこのブログでも予想を書きました。完璧チョイスで1~3着的中しています。1番人気、9番人気、8番人気だったので美味しいレースでした。

この年は外枠にろくな馬がいなかったこともあり内枠中枠①~⑩から馬を選べばいい感じでした。勝ったカフェファラオも本来そこまで先行する馬では無かったですけどルメール騎手が馬場を読み切って先行、さすがの勝利でした。2着⑩エアスピネルは道中後ろでしたが直線インを突いて2着。この馬に関しては芝実績がある馬で前年のモズアスコットに通ずるものがあったので買いました。土曜が先行有利だったので10番人気5着だった先行馬①エアアルマスと差し馬⑩エアスピネルのチョイスは悩みましたが実績的にエアスピネルを選んでよかったです。3着ワンダーリーデルも差し追い込みの馬でしたが、血統がいいので買いました。横山典騎手も馬場を読んでこの馬にしては前で競馬をして、直線はエアスピネル同様インをついて3着確保してくれました。

ブログ予想は土曜の時点なので悩みましたが、日曜の出目をなぞれば一目瞭然です。フェブラリーSの前3つが枠連2⃣ー5⃣で決着してましたから簡単に枠連2⃣ー5⃣は買える感じでした。特に5⃣枠は⑩エアスピネルと⑨サンライズノヴァでしたから5⃣枠への期待は相当高かった記憶があります。(実際は枠連ではなく馬連ワイドを買って的中でしたけど)

 

今年のフェブラリーSも例年同様に考えれば良さそうなのです。

が! 

困ったことに今年は土曜は3つレースがあるのですけど、日曜は9RヒヤシンスSのみ。ヒヤシンスSは3歳オープンで能力差があるレースなので出目を崩される危険性がありで鵜呑みにできない可能性があります。なので土曜3つのレースがなぞりについては重要になりそうです。週末は土日の天気が一定であることを望みます。

 

長くなりますがもう少し。

面白いなぞりとして東京ダート2100М戦があります。

過去に紹介しましたが、こちらは人気なぞりが有効です。

春、秋、冬と開催ごと微妙に異なりますがだいたい5~8番人気のなぞりが有効。

この冬開催は5,6、7番人気の馬が来ています。

6つレースが行われましたが、その人気出目は

1日目 8R 1番人気 4番人気 3番人気

2日目 2R 6番人気 3番人気 5番人気

    7R 2番人気 4番人気 1番人気

4日目 2R 3番人気 5番人気 7番人気

5日目 8R 2番人気 1番人気 6番人気

6日目 2R 1番人気 2番人気 7番人気

 

ダート2100Мの人気傾向としてガチガチの1~3番人気で決まる時と、1~3番人気の馬と5~7番人気の馬で決まるケースが多いです。

先週は早い段階で5~7番人気の馬が確定していたので簡単にチョイスできたので複勝とワイド馬券をきっちり的中できました。中穴馬なのでワイドでもそれなりの配当が得られますので、美味しい思いができました。

難点はギリギリまで人気の動向を見極めなければならないので、じっくり競馬に取り組める時間に余裕のある時でないと楽しめないかもしれませんが、まともに予想しても当たらない難解なダート2100М戦で的中率がこのやり方で上がります。

今週末は土曜に8Rと10R、日曜に2Rと3つありますので、安直に5~7番人気の馬の複勝を買うか、5番人気~7番人気の馬からワイド馬券を人気馬に流すのがおすすめです。人気3頭で決まった時はごめんなさいです。

ただ、この人気なぞりは春の開催、秋の開催でも通用します。大体5~8番人気が多いですけど、私は前半2,3週の出目傾向をチェックして3,4週目以降で勝負する感じです。今後も覚えておいて損はない『なぞり』です!

 

 

以上です。

今回は東京ダート戦のなぞりの楽しみ方を改めて取り上げました。

もしかしたら他場のダートでも同じ傾向があるのかもしれませんけど、直線の長い紛れの少ない東京ダート戦だからこそ、信頼できる楽しみ方ではあります。

冬の東京開催は今週末が早くも最終週。GⅠフェブラリーSという注目度の高いレースもありますので、しっかり的中締めして収支もプラスで終わらせたいと思ってます。