kakikenです。
日曜の重賞は「こんな絞れないレースは予想してもムダ、見送るべき」と思ってしまいましたが、懲りずに予想したいと思います。
このレースは今年一番の大混戦重賞だと思います。
出走メンバーを見ても絶対要らないとわかる馬はゼロ。どの馬も血統、馬キャラ、ローテーションなど何らかの買い要素があります。
なぜそうなるかといえば、このレースは近年5番人気以下の馬が2頭馬券に絡み、パターンとして前走3勝クラス、2勝クラス(勝っていなくてもOK)の下級条件馬が当然のように穴を開けていることでどうしても広い視野でみる必要があるからです。
馬キャラで言えば勝ち味の遅い馬、どんな条件でも安定して好走できる馬、言い換えれば切れる脚の無い馬が好走している馬が狙えます。2歳戦,3歳クラシック戦線でも3着や4着とそこそこ好走するも格下の自己条件に戻っても2,3、4着を繰り返しているような馬が好走しています。
ただ今回のメンバーはこの条件に当てはまる馬が多くて馬キャラだけではチョイスできません。なので今回は今の阪神芝への適性が高い馬をチョイスします。
例えば土曜阪神メイン米子Sでは前年3着のクラヴァシュドールが今年も3着、一昨年2着だったラセットが13番人気4着。過去6月阪神で好走歴がある馬がそのままリピートして好走しやすい馬場だとわかります。
⑪クラヴェル
昨年2着馬。戦績から3,4着が多い馬で爪の甘い差し馬ですが、エアレーションされた初週のフカフカ芝の阪神の馬場でクッションを利用して弾ける脚を繰り出すイメージで今回も好走を期待します。
⑤トウシンモンブラン
前走休み明けの2勝クラスを勝っての参戦。この馬は未勝利勝つまで10戦要しましたが芝のレース12戦して5着以下無し。その初勝利も6月の阪神芝ということでこの時期の阪神芝への適性もあるはず。休養前の紫苑ステークスで5着から重賞でも十分勝負になると思ってます。
⑮ホウオウエミーズ
昨年5着。中山1800М専用機みたいな馬ですが、過去このレースの好走馬を見ていると芝1800Мに良績がある馬が穴を開けています。一昨年のマーメイドS3着リュヌルージュと似たタイプなので昨年同様の好走、展開次第で馬券圏内を期待します。
他では無難に⑨ルビーカサブランカ、③ソフトフルートなど人気どころを絡めてしまいたくなるのですがこのレースが人気馬同士で決まりにくい、人気馬が飛びやすいレースなので今回は以上の3頭の複勝、ワイド勝負。
⑤⑪⑮
日曜東京11R ユニコーンS ダート1600M
東京は雨の影響を受けそうですがダートに関しては来そうな血統がある程度予想できるので馬場は気にせず予想します。
このレースにはパターンがあって前走オープン、重賞組が連対、1勝クラス勝ち組が3着という感じです。つまり馬連を買うなら前走オープン重賞組から狙うべき。1勝クラス勝ち組から買うならワイド狙いが無難と言えます。
血統的にはストームキャット、キングマンボ、エーピーインディ系、ファピアノ系がハマっています。
これらの要素を加味してチョイスしたのが以下の4頭。
②セキフウ
この馬はストームキャット系でこのレース相性抜群のヘニーヒューズ産駒で母父キングマンボ。血統だけで行けば満点。前走ドバイの敗戦は距離が合わなかった印象、それで人気落ちなら今回狙いどころです。
③コンバスチョン
父親がストームキャット系で母父がエーピーインディ系パイロでドハマり血統構成。セキフウ同様前走ドバイが距離が合わない印象でこの馬も狙いどころです。
⑥ジュタロウ
前走1勝クラス勝ち組からはこの馬をチョイス。父アロゲートはファピアノ系、母父がエーピーインディ系マインシャフトと血統的には合っていて、戦績からもパサパサダートより水分含んだダートが合うので雨の影響が残るなら期待大です。
⑪ヴァルツァーシャル
父ドバウィ母父ファピアノ系エンパイアメーカー。前走オープン青竜S4着だが青竜S組ではユニコーンSが合っている血統はこの馬だと思われます。
この4頭で馬連、ワイド狙います。
②③⑥⑪
人気の⑦リメイクは血統的にもハマっていてチョイスしても良かったがラニ産駒というのが東京ダート1600Мでは微妙だと判断し、今回切りました。青竜S勝ったハセドンはモーリス産駒というのが微妙なので切りました。
芝実績のある馬が3頭参戦しています。3頭ともキングカメハメハ系産駒なので雨の影響で脚抜きのいい軽いダートならハマりそうで怖いですが、本質的にダート向きではないのでチョイスからは外しました。
以上、日曜の重賞を予想しました。
難しいレースばかりで騎手次第の面も多々ありますが、何とか的中したいです。
では日曜の競馬を楽しみましょう!