脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

土日3重賞軸馬全て3着でした~2/12日曜京都記念&共同通信杯の予想結果~

kakikenです。

 

今回は日曜の重賞予想を振り返ります。

日曜阪神11R 京都記念 芝2200М

(予想)

阪神芝2200Мといえば宝塚記念ですが、宝塚記念はイメージとして切れ味鋭い王道タイプの馬より傍流のジリジリ系、イマイチ馬の好走が目立つレースです。

さらに言えば、今の阪神の馬場は基本的に逃げ、先行有利。そういう馬場では重賞クラスになればより前が止まらない馬場になりそうです。

ドウデュースが今まで通りの最後の脚を重視したレースをするとなると付け入るスキは大いにあると思います。

土曜を見ると逃げ馬でも上り3Fが結構速く、差し馬は相当な脚を要求されます。

ドウデュースならそれが可能かもしれませんが、今回はドウデュースは懐疑的に見て予想します。

では先行馬をチョイスすればいいか?

④アフリカンゴールドや⑤キングオブドラゴン、宝塚記念2着がある⑥ユニコーンライオンを買えばいいのか?

昨年のような稍重で上りがかかる、はたまた6月の梅雨時期の上りの掛かる馬場なら狙ってみようと思いますが今の阪神は上りが速い。

これら3頭の直後にいる馬で上りも使える馬をチョイスすべき。

プラダリア

速い上りも要求されるならディープインパクト産駒のこの馬は最適。直線で先行した馬を交わしてそのままドウデュースを完封して欲しいです。

今回はこの馬を狙います。

その他の馬では当然ながら

⑫ドウデュース

あとは消去法で⑩エフフォーリアあたりをチョイスしそうですがここもひねります。

エフフォーリアに昨年の宝塚記念で先着しているのが

マイネルファンロン

さらには阪神中距離巧者っぽい

③ウインマイティー

阪神芝2200Мといえばステイゴールドです。ステイゴールドステイゴールド系のこの2頭に期待します。

③⑦⑧⑩⑫

絞るなら⑧プラダリアから

⑧ー③⑦⑩⑫

(結果)

1着⑫ドウデュース      1番人気

2着①マテンロウレオ     6番人気

3着⑧プラダリア       4番人気

6着③ウインマイティー    7番人気

12着⑦マイネルファンロン  11番人気

中止⑩エフフォーリア     2番人気

 

ドウデュース、全く死角無かったです。

今回の相手とはレベルが違っていたようです。

さすがに今回は直線まで動かないといったことはせず、早めに仕掛けての完勝。

私が軸にしたプラダリアは池添騎手が私の理想通りの騎乗、いい競馬をしました。早め押し切りを狙ったので最後マテンロウレオに差されたのは仕方ないですね。

2着マテンロウレオも、母系は今の阪神芝に合いそうなので気になりましたが実績が芝2000Мしかなく、勝手に『2000М専用機』と決めつけて切ってしまいました。

6着ウインマイティーはそこそこ走りましたが良馬場では少し切れる脚が足りない印象で重馬場で狙う馬だと思いました。

11着マイネルファンロンも良馬場では厳しかったです。開幕週で良馬場でしたので、やはり宝塚記念の馬場のタフさは無かったんでしょう。

心房細動で中止したエフフォーリア。もしもの世界になりますが、仮にアクシデントが無くてもドウデュースには勝てていないでしょうし、プラダリアの前後あたりだったような気がします。

それくらいドウデュースの強さが目立った一戦でした。

 

日曜東京11R 共同通信杯 芝1800М

(予想)

近年ダービーより皐月賞に直結しているこのレース。

ドウデュースのようなキレキレの脚を使うと言うよりはツメの甘いレースをする馬の方が合っています。

①ダノンザタイガー

2着、1着、2着といかにも勝ち味に遅そうなタイプに見えますのでこういうタイプは皐月賞向きです。ハーツクライ産駒で母系ストームキャット系にファピアノ系と文句がありません。

素直にこの馬軸でいいです。

あとは相手探し。

日曜は良馬場に回復するでしょうけど、それは最後の直線の話で、基本的にこの冬の時期、コーナーや向こう正面は渋め残り。

となると直線ヨーイドン競馬になりやすいです。

ヨーイドン競馬が合う馬をチョイスします。

④シーズンリッチ

東京芝1800Мが得意なドゥラメンテ産駒。母系にハーツクライもあり血統的に合っています。

⑤タッチウッド

シーズンリッチ同様のドゥラメンテ産駒。こちらはディープボンドの近親で切れ負けするタイプ、重馬場の方が良さそうですが一応押さえます。

⑦シルバースペード

シルバーステート産駒は基本ヨーイドン競馬が合う種牡馬

⑧ファントムシーフ

芝2000Мがベストのハービンジャー産駒なので前走ホープフルは納得の走り。東京芝1800Мは正直合わないですけど、皐月賞と直結するこのレースとある意味合致するかも。さらに冬の東京開催はハービンジャー産駒は走るので押さえます。

⑨レイべリング

ヨーイドン競馬が合うサドラーズウェルズフランケル産駒。東京の新馬戦圧勝して2戦目の朝日杯3着は非凡です。ダノンザタイガーとこの馬の一騎打ちと見てます。

結論として

①⑤⑧⑨

絞るなら①ダノンザタイガー軸

①ー⑤⑧⑨穴で④⑦

(結果)

1着⑧ファントムシーフ  3番人気

2着⑤タッチウッド    5番人気

3着①ダノンザタイガー  1番人気

6着④シーズンリッチ  11番人気

8着⑦シルバースペード 12番人気

9着⑨レイべリング    4番人気

 

結果だけ見ればチョイスした馬で1~3着。

完璧のようにも見えますが、軸馬ダノンザタイガーが薄氷の3着ということが不満というか、案外な内容で少しがっかりしました。まあ前が止まらないレースなので仕方ない気もしますけど『思ったほど強くないかも』という印象をレース後に感じました。

勝ったファントムシーフはさすがホープフル4着という感じでした。元々中山2000Мタイプなので次走皐月賞でも面白い存在になりそうです。

2着タッチウッドはスタートで出遅れたものの強引にハナを奪っての逃げ粘り。新馬戦1・0秒差でぶっちぎりの勝利は伊達ではありませんでした。さすがディープボンドの近親でタフな馬という印象。この馬も東京より間違いなく中山向きなので皐月賞でも注目できそうです。

他の馬ではレイべリングの9着が案外でした。今回レイべリングは後方待機で直線上り3Fが逃げ馬より遅いのではこの着も仕方なしです。

それだけ上位の馬が強かったですし、もしかすると昨年の朝日杯のレベルが低かったのかもしれません。ドウデュースの時の朝日杯は翌年GⅠ馬を3頭出しましたが、この世代は朝日杯よりホープフルの方がレベルが上かもしれません。

 

 

以上、日曜の重賞予想を振り返りました。

土日の重賞、軸馬は全て3着でした。

4着にならなかっただけマシだったと思えばいい結果ともいえますかね?

さて今週末は土日で4つの重賞。

なかでも注目はやはりGⅠフェブラリーS

東京ダートに関しては、この冬開催も的中を重ねていますし『ドル箱』と自負している私ですから、きっちり的中しようと思っています。

なお含水率、気温、砂質次第で来る血統、内枠有利など極端な傾向が出るダート戦なので、昨年高精度な結果を見せた芝GⅠで木曜夜公開している出走馬適性診断は今回は無しにしますのでご承知おきください。