kakikenです。
阪神開催同様に中山開催も芝コースはエアレーションせず。
エアレーション無しの馬場は極端な有利不利が出る馬場を作ります。
阪神のように一年中内枠有利の馬場が出来上がったり、昨年皐月賞当日の中山のようにどうやっても外枠の馬しか来ないという感じです。
しかし、逆に不利な枠で高いパフォーマンスを示した馬がいれば、例えば皐月賞で圧倒的不利な内枠で逃げて5着に粘ったアスクビクターモアなどは本当に強い馬だと評価できたので次走以降で美味しい的中馬券にありつけるわけです。
日曜の重賞も正直露骨な馬場。結果次第で次走以降狙える馬が見えそうです。
では日曜の重賞予想です。
先週の京都牝馬Sと同じ舞台。
京都牝馬Sはインを通った馬しか好走していません。
なので騎手の立ち回り次第という感じです。
ただインを通ればいいかと言えばそうではなく、今の阪神は上り3Fの時計が速い。
そうなってくると上りの脚が無いホウオウアマゾンなどは阪神芝1400М実績があってインを通れそうな馬であっても正直買えません。
今回狙うのはロスの少ない競馬が出来て、なおかつ速い上りが使える馬。
さらにはエアレーション無しの比較的硬い野芝向き血統の馬を狙います。
②メイショウチタン
評価できるのが3走前のオーロカップ。逃げて上り34秒2で2着。負けた相手が先週
京都牝馬Sで2着だったウインシャーロット。
この馬の母母父ダンスインザダークはエアレーション無しの硬い馬場が合う血統なのであらゆる要素にプラス条件のある馬。
人気薄なので単複も押さえておきたいです。
⑤ダディーズビビッド
阪神コースは新馬戦勝利以来良績がありませんが、どの競馬場でもある程度の位置取りを取れて、それなりの上りを使える馬というのが評価できます。
そして最大の評価はこの馬がキズナ産駒ということ。キズナ産駒は阪神開催2月下旬から一か月くらい芝ダート問わず狙える血統です。そのキズナ産駒の爆発力に賭けてみたいです。
正直狙いたいのはこの2頭。この2頭の単複&ワイド②ー⑤1点。
あとは格で⑦グレナディアガーズ、人気の一角⑪アグリもある程度の位置取りから速い上りを使える馬なのでこの人気2頭に馬連ワイド勝負。
②ー⑦⑪ ⑤ー⑦⑪
余談ですが今週はサウジアラビア遠征などでトップジョッキー不在もあり、不可解な乗り替わりがあります。
本来ラーグルフに騎乗するはずの戸崎騎手がなぜか阪神遠征。
魅力的なお手馬が遠征するのかと思ったらそういうわけでもない。
阪急杯は格下馬⑧ショウナンアレスに騎乗。横山典騎手と昆貢きゅう舎のような蜜月関係なら納得ですが、ほとんど騎乗依頼もしない関係性。引っ掛かった点はこの馬は日曜で引退する池添兼雄きゅう舎の馬でノーザンF生産馬だということ。
何かあるのでは?と思いつつ、この馬を選んでしまっては予想にならなそうなので邪推は捨てて予想しました。
日曜中山11R 中山記念 芝1800М
戸崎騎手ネタの続きですが、中山記念はW金杯好走経由の馬が連続好走する傾向があります。
なので京都金杯馬③イルーシヴパンサーや中山金杯馬⑬ラーグルフは注目すべき馬でした。なので戸崎騎手がラーグルフを捨てて阪神遠征したことが気になったでした。
さて話を戻して中山の馬場傾向ですが、
中山の馬場も阪神同様に内枠先行有利だと思います。
この2年エアレーション無し開催ですが、エアレーション無し開催は特に先行有利になってしまっています。
なのでどの馬が逃げてどの馬が控えるか~なんて考えていました。
そして出した結論が、このレースは展開より格だと。
①ダノンザキッド
⑤シュネルマイスター
⑥ソーヴァリアント
⑪ヒシイグアス
⑫スタニングローズ
上位人気5頭で決まると思いました。
血統的に一番よさげなのは⑫スタニングローズだと思います。
5頭BOXだとトリガミもあり得ますが絞るほど信頼できる馬もいないのであえてBOXにしておきます。
予想から外しましたが先行勢で気になっていたのが
⑨ショウナンマグマ
この馬芝1800М専用機です。さらに中山重賞でキーワードになりつつある福島ラジオNIKKEI賞好走馬でもあります(ラジオNIKKEI賞好走馬は中山重賞とリンクしやすい)。
今回は格重視で外しましたが馬場適性では十分狙える馬だと思います。
複勝や上位5頭へのワイドをダメ元で押さえてもよさそうです。
①⑤⑥⑪⑫おまけ⑨
以上、日曜の重賞予想でした。
以前は引退する騎手、調教師のラスト週は露骨な忖度レースがありましたが、最近はそういうものが無くなり健全に競馬が行われている感じです。
それでも阪急杯で戸崎騎手が馬券になったら『やりやがったな!』と笑おうかなと思っています。
では日曜の競馬を楽しみましょう!