脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

気になるデータVSハマり血統の馬~3/31日曜阪神・大阪杯の予想~

kakikenです。

 

土曜のダービー卿CTは前日不良馬場の影響やコース替わりで馬場傾向が不透明ということで予想公開は控えました。

昨年の予想を見ていただければわかりますが、ダービー卿CTには『ニュージーランドT好走馬』『1枠か2枠の馬が必ず来る』という鉄板データがあります。

結果は

1着パラレルヴィジョン 1枠2番

2着エエヤン      昨年ニュージーランドT1着馬

と安直にデータでチョイスすれば的中できていました。

今回のようにうまく行く年もあれば、データがひっくり返る結果もあります。

大阪杯には気になるデータがあります。

このデータがハマれば、血統でハマっている馬は消し。

さてどうしたものか?

 

では日曜の重賞、GⅠ大阪杯の予想です。

日曜阪神11R 大阪杯 芝2000М

先ずは冒頭述べた気になるデータ。

大阪杯は過去10年関東馬は2着1回のみ。

今回有力馬ローシャムパーク、ソールオリエンスは関東馬

私が血統的に評価が高いタスティエーラ、ジオグリフも関東馬

(血統に関する詳細は出走馬血統診断の記事を見て下さい)

ここまで露骨な傾向だと軸にするのは躊躇います。

ただ血統的にハマっている馬は押さえたいです。

ジオグリフは重馬場なら買いでしたが良馬場なら分が悪いので切り。

ローシャムパークは内枠が逆にマイナス、ソールオリエンスは不器用な追い込み脚質(先行、まくりは合わない、切れ味が無くなるタイプなので)と血統も欧州色が強すぎて良馬場ではズレがあるので切り。

関東馬では③タスティエーラをチョイスします。

では関西馬を見ていきます。

大阪杯は昨年のスターズオンアースレベルの強さなら差し馬でも届きますが基本は先行有利のレース。

さらには好走馬の傾向でマイル~1800Мの重賞やGⅠ好走タイプがいいです。

プラダリアはディープインパクト産駒で母父クロフネと血統ではハマってますが、スピード面での不安、先行しても直線の上り3Fで劣るので脱落すると判断。

先行力があって、マイル、1800Мあたりの重賞好走実績がある馬として、

⑤スタニングローズ 

阪神芝2000Мの秋華賞勝ち、東京マイル・サウジアラビアRC3着、中山芝1800Мフラワーカップ勝ち。血統も母父クロフネのハマりがある。

⑦ハーパー

東京マイル・クイーンC勝ち。血統には父ハーツクライ大阪杯との相性は良く、母父がボールドルーラー系でこちらもハマり血統。

⑨ステラヴェローチェ

2歳時のサウジアラビアRC勝ち、朝日杯FS2着。3歳時は差し馬のイメージだったが古馬になって自在性が増した。血統的には可もなく不可もなしだが「逃げ馬がいなければ逃げる」と宣言、前に行くのは確実なのでチョイス。

⑪べラジオオペラ

中山芝1800МスプリングS勝ち。差し馬場で先行して大敗した皐月賞を除けばほぼ安定して走っている。休み明けのチャレンジCで古馬相手勝利を挙げるあたりポテンシャルの高さは間違いない。血統的には母父ハービンジャーから少しバランスの悪さがあるので勝つか負けるかが極端なので好走するならアタマかもしれない。

③⑤⑦⑨⑪

データに当てはめればべラジオオペラが勝ち、タスティエーラが2着あたりですかね。

今回は軸にするほど信頼ある馬が不在なのでBOXです。

 

 

以上日曜重賞、GⅠ大阪杯の予想でした。

では日曜の競馬を楽しみましょう!

 

血統重視で的中できるGⅠ~2024GⅠ大阪杯出走馬血統診断~

kakikenです。

 

今回は週末に行われる大阪杯の出走馬血統診断を行います。

このレースは先週の高松宮記念同様に、傾向的にわかりやすいGⅠの一つ。

まず先行有利のレースになりやすい。

そして血統的にもハッキリとしたハマりがあります。

多少格下でもハマっている血統があれば、好走できるレース。

このレースで重要な血はアメリカン系ノーザンダンサーの血。

重馬場向きノーザンダンサーの血。

特にハマるのがフレンチデピュティクロフネなどのデピュティミニスター系デインヒルなどのダンチヒ、あとストームキャットです。

つまりは日本の競馬では王道のノーザンダンサーの血がいいということです。

昨年も穴馬として期待したダノンザキッドが10番人気3着。

ダノンザキッドは母父がデインヒルダンチヒ系。

先行馬で母父がハマっている。

それだけでチョイスしたようなものです。

でもそれで的中できるくらいハマりやすいということなのです。

他の良さげな血統としてアンブライドルド系、ボールドルーラー系がありますがノーザンダンサー系の比ではないです。

なので今回はハマりのノーザンダンサー系の有無がそのまま評価になると思います。

 

エピファニー  血統B 評価B

エピファネイアシンボリクリスエス・ロベルト系)

母父ディープインパクトサンデーサイレンス系)

母母父ヌレイエフ・ノーザンダンサー

血統的には悪くない。芝2000Мあたりもベスト距離。内枠ゲットでロスなく立ち回れれば好走可能。

 

カテドラル 血統A 評価C

ハーツクライサンデーサイレンス系)

母父ロックオブジブラルタルデインヒルダンチヒ系)

母母父リボー系

血統的には昨年3着ダノンザキッドと似ているが、8歳という高齢、脚質的に厳しい。

 

キラーアビリティ 血統B 評価C

ディープインパクト

母父Congaree(ブラッシンググルーム系)

母母父APインディ・ボールドルーラー

脚質的には微妙だが、ディープインパクト産駒で母母父ボールドルーラー系と血統は悪くない。母父ブラッシンググルーム系は今の阪神重馬場でハマる感じなので馬場が渋った方が好走できる印象。内枠を引いてロスなく回ってどこまで、という感じ。

 

ジオグリフ  血統A 評価A

ドレフォン(ストームキャット系)

母父キングカメハメハキングマンボ系)

母母父サンデーサイレンス

父がストームキャット系ドレフォンでハマり、母系も良い。前走のような早めの競馬が出来れば面白い。理想は時計の掛かる重馬場。重馬場なら勝ち負け濃厚だが、逆に高速馬場になると厳しい。

 

スタニングローズ 血統A 評価A

キングカメハメハキングマンボ系)

母父クロフネフレンチデピュティ・デピュティミニスター系)

母母父サンデーサイレンス

先行脚質で血統もハマっている。休み明けだが普通の仕上がりなら勝ち負け可能。

 

ステラヴェローチェ 血統B 評価B

父バゴ(ブラッシンググルーム系)

母父ディープインパクトサンデーサイレンス系)

母母父ゴーンウェストミスタープロスペクター

実績馬が前走復活の勝利。血統的には可もなく不可もなくだが、内枠を引いて前走のように先行するレースが出来れば面白い存在。得意の重馬場になればさらに狙える。

 

ソールオリエンス 血統B 評価B

キタサンブラックサンデーサイレンス系)

母母父Motivatorサドラーズウェルズノーザンダンサー系)

母母父レインボウクエスト・ブラッシンググルーム系

実績的には上位、芝2000Мもベスト条件。追い込み脚質で先行すれば切れ味が失われるタイプなので大阪杯は合わない印象。良馬場だとマイナスだが、血統的には重馬場がハマる馬、重馬場なら追い込みでも届く可能性あり。

 

タスティエーラ 血統A 評価A

サトノクラウン(Marju・ノーザンダンサー系)

母父マンハッタンカフェサンデーサイレンス系)

母母父フレンチデピュティ(デピュティミニスター系)

母父マンハッタンカフェが微妙な感じもするが母母父フレンチデピュティというのが好材料有馬記念は外枠で少し後ろ過ぎの位置取りで、それでも6着は悪くない。皐月、ダービーのように先行すれば勝ち負けできるはず。

 

ハヤヤッコ 血統A 評価C

キングカメハメハキングマンボ系)

母父クロフネフレンチデピュティノーザンダンサー系)

母母父サンデーサイレンス

母父クロフネで血統的にはスタニングローズと近く高評価。ただし8歳という年齢、脚質的に厳しい。重馬場でも土砂ぶり不良馬場にならないと厳しいだろう。

 

ハーパー 血統B 評価A

ハーツクライサンデーサイレンス系)

母父Jump Start(APインディ・ボールドルーラー系)

母母父カーソンシティミスタープロスペクター

ハーツクライ、母父ボールドルーラー系と血統は良い。前走有馬記念は外枠で先行して9着、最後バテたがそこまで負けた感じは無く、今回も内枠を引いてロスなく競馬をできれば好走可能。

 

プラダリア 血統A 評価B

ディープインパクトサンデーサイレンス系)

母父クロフネフレンチデピュティ・デピュティミニスター系)

母母父フォーティナイナーミスタープロスペクター

血統はハマっているが、阪神2000Мという点で不安要素はある。そもそもスタミナ型で切れるタイプではない。下り坂コースの京都ではそれが補えているが、今回は直線で切れ負けする可能性があり、過信は出来ない。

 

べラジオオペラ 血統A 評価B

ロードカナロアキングカメハメハ系)

母父ハービンジャーダンチヒ系)

母母父サンデーサイレンス

血統的、実績、脚質で全てで合格点で有力な一頭には間違いない。ただし血統構成にバランスの悪さ、脆さも感じるのでGⅠでは不安もある。

 

ミッキーゴージャス 血統B 評価C

父ミッキーロケット(キングカメハメハ系)

母父ディープインパクトサンデーサイレンス系)

母母父ヌレイエフ・ノーザンダンサー

血統的には悪くないし、距離もベスト。ただ強さと脆さが極端な馬でGⅠでは底力不足になりそう。脚質的にも合わない感じで厳しい印象。

 

リカンカブール 血統B 評価C

父シルバーステート(ディープインパクト

母父Zoffany(デインヒルダンチヒ系)

母母父ヌレイエフ・ノーザンダンサー

母父デインヒルダンチヒ系という点は評価できるが、GⅠでは荷が重い印象のシルバーステート産駒、脚質面を考えると今回は厳しいだろう。

 

ルージュエヴァイユ 血統B 評価C

ジャスタウェイハーツクライサンデーサイレンス系)

母父Frankel(サドラーズウェルズノーザンダンサー系)

母母父ニジンスキーノーザンダンサー

血統は可もなく不可もなし、タイプ的には貯めてズドンの上り勝負タイプ。なので淀みない流れになりそうなこのレースは合わない可能性がある。2着したエリザベス女王杯のような内枠でロスなく立ち回る感じでどこまで走れるか。

 

ローシャムパーク 血統A 評価A

ハービンジャーダンチヒ系)

母父キングカメハメハキングマンボ系)

母母父サンデーサイレンス

芝2000Мの鬼ハービンジャー産駒らしくこの馬自身も芝2000Мがベストな感じである。脆さのあるハービンジャー産駒なのでGⅠでの信頼度は欠けるが、タフなGⅠの流れが合う馬なので枠などの不利がなければ好走可能。

 

以上、大阪杯出走馬血統診断でした。

枠順確定していない現時点で血統だけの評価なら

タスティエーラ、スタニングローズが最有力候補です。

次点でジオグリフ、プラダリア、ローシャムパーク、べラジオオペラ、ハーパーあたりです。

世間では4歳世代が弱いと騒いでいるようですが、大阪杯出走の4歳馬タスティエーラ、ソールオリエンスは弱くないと私は思っています。

でも今回の大阪杯で一頭も勝ち負けできなければ、最弱確定でいいと思います。

 

血統重視とともに今年は枠も重視するべきだと思っています。

今年は近年のAコース最終週からBコース初週で行われます。

例年のAコース最終週でも先行有利の馬場なのが、今年はさらに先行有利になると思われますし、例年以上に内枠有利が予想されます。なので今年は血統以外の要素の影響を受ける可能性もありますし、枠順によっては評価を下げる馬も出てくると思います。

ともかく枠順確定、さらに土曜の馬場傾向でから最終予想をだすつもりです。

祝的中、騎手の差を感じた高松宮記念~3/23・3/24の重賞の予想結果~

kakikenです。

 

私は映像などで馬場読みをしますが、騎手の騎乗ぶりを見て「馬場読んでないのか? 当事者は見えない、読めないものなのか?」と疑問に感じることがありますが、高松宮記念の勝利騎手インタビューでの坂井騎手のコメントで「ああ、やっぱり勝てる騎手はしっかりわかっている」と感じ、逆にそれができない騎手との差が勝てる騎手、勝てない騎手の差だと確信しました。

後で詳細を書きますが、先週末は高松宮記念はじめ、まずまずいい結果でしたが、その予想を振り返ります。

土曜阪神11R 毎日杯 芝1800М

(予想)

このレースは傾向としてパターンが明確。

毎年言ってますが、結局ノーザンF生産馬が必ず絡むレース。

今年は4頭出走。

ルシフェル

⑤トラジェクトワール

⑧スマートワイス

⑩ニュージー

4頭とも血統的にはありそうです。

土曜は雨の影響が避けられないので重馬場を考慮してチョイスすると、馬場が渋ると野芝適性が強くなるので母母父にホワイトマズルがあるスマートワイスが面白いのですけど、その上を行く②ルシフェルと⑩ニュージーズをチョイス。

ルシフェルは母系が重馬場血統ダンチヒ系、母母父には毎日杯ハマり血統APインディ系があります。

ニュージーズは正直リアルスティール産駒というのが引っ掛かりますが、リアルスティール産駒は重馬場での好走が目立つ印象。新馬戦の勝ち方からヨーイドン競馬が合うと思いますが、その条件に今回ハマるので買いだと思います。

②⑩と①ノーブルロジャーの3頭でいいような気がします。

他のパターンでいえば、

ローテーション的にハマるパターンが同じ阪神1800Мアルメニア賞経由の馬。

⑥ナイトスラッガー アルメニア賞2着

馬場が渋ってルーラーシップ産駒はハマりそう。全く人気ないですけど、狙えるので今回あえてチョイスします。

他では注目血統からチョイス。

来週の大阪杯もそうですが、この時期馬場不問でハマる血統がフレンチデピュティ系。

④メイショウタバル 母父フレンチデピュティ

ゴールドシップ産駒なので良馬場では狙いにくいのですけど、重馬場なら狙えます。

①②④⑥⑩

絞るなら⑩から⑩ー①②④⑥です。

(結果)

1着④メイショウタバル   5番人気

2着①ノーブルロジャー   1番人気

3着③べラジオボンド    4番人気

7着②ルシフェル      6番人気

8着⑩ニュージーズ     2番人気

9着⑥ナイトスラッガー  10番人気

 

重馬場で勝ち時計が1分46秒0。

昨年の良馬場より速い時計です。

6馬身差の2着ノーブルロジャーが1分47秒0。

これも重馬場にしては速い時計で走っています。

私の見立てでは中途半端な乾きで粘着質の馬場になりやすい稍重より水分を含んだ重馬場の方が走りやすいという『スポンジ理論』がありますが、そんな感じの馬場だったと推測します。

逃げ切り勝ちのメイショウタバルの鞍上は坂井騎手。

やっぱりうまいですし、特に逃げ先行馬の騎乗は上手ですね。

ゴールシップ産駒で母父フレンチデピュティ

メイショウタバルにとってドンピシャの馬場だったこともあり、この圧勝劇が適性の差だと言うのは間違いないです。

良馬場なら違う結果になっていた可能性は高いです。

2着ノーブルロジャーはパレスマリス産駒ということで半信半疑なところがある馬でしたが、ジャンタルマンタルもそうですがこのノーブルロジャーもどんな馬場でもこなせる安定した能力を感じます。

3着べラジオボンド。私はこのブログ予想でよく『馬場が渋ればキングマンボ!』と安直にキンカメ系を狙っていますが、この馬はキングカメハメハロードカナロア産駒で母父もキングマンボ系とあって当然候補にありましたが、毎日杯においてはロードカナロア産駒の好走が無いことから切ってしまいました。

キングカメハメハ系では重馬場もあってルーラーシップ産駒の10番人気ナイトスラッガーを狙ったのですけど、重馬場にしては時計が速すぎたので全くダメでした。

重馬場でしか速い時計という特殊馬場だったせいか、今年のノーザンF生産馬は全く馬券に絡みませんでした。

この時期のノーザンF生産馬は中身が出来ていないのかタフな馬場では脆さを見せるケースが近年目立っています。

ルシフェル牝馬ということもあり馬場が響いた感はありますが、ニュージーズに関してはリアルスティール産駒の底力の無さを感じる惨敗ぶり。

ニュージーズの新馬の勝ちっぷりから『大物』と騒いでいる血統評論家や競馬記者がいたようですけど、本当に強い馬なら特殊馬場でも5着内に来て格好はつけられるはず。

なので今後も「良馬場で巻き返し」とか騒ぐのでしょうけど、あまり期待しない方がいいかと私は思っています。

 

土曜中山11R 日経賞 芝2500М

(予想)

このレースは基本が内枠先行レース。

逃げる可能性がある内枠②マテンロウレオが狙えそうな感じですが、差し馬も先行するので展開で決めつけると危険です。

最後の直線で確実に先頭グループにいると考えるのが、

マイネルウィルトス

前走は逃げて5着でしたが本来は差し追い込みもある自在性のある馬です。横山武史騎手なので展開に応じて差しや捲りをするので上位食い込みは確実、軸にするならこの馬でいいかと思います。

相手は人気の馬①ヒートオンビート、⑩クロミナンス、⑨ボッケリーニ。

①⑤⑨⑩

この4頭でほぼ決まると思いますがさらに絞って、

マイネルウィルトス流しで

⑤ー①⑨⑩

です。

(結果)

1着⑥シュトルーヴェ      4番人気

2着⑩クロミナンス       2番人気

3着⑤マイネルウィルトス    3番人気

5着⑨ボッケリーニ       1番人気

7着①ヒートオンビート     6番人気

 

予想で述べたようにマテンロウレオが大逃げを打つ形、そして最後の最後まで粘り通すあわやのレースをしました。

マテンロウレオを写真判定で退けた私の本命馬マイネルウィルトス。

最低でも3着ということでワイドを厚く勝負していたので、仕掛けが早く結果差し馬に屈しましたが、最後の最後まで必死に追って父親のマテンロウレオを競り落とした横山武史騎手の腕に感謝です。

マテンロウレオの頑張りにもわかるように、やっぱり日経賞は基本先行レースだということです。

ただ今年に関しては勝ち時計2分31秒4は日経賞としては速い時計ですのでタフな流れになり、脚を貯めていた後方待機の馬に流れが向いたようです。

勝ったシュトルーヴェは5,6番手評価、3勝クラス勝ちからの参戦ということで未知数なので買い目には入れませんでした。

2着クロミナンスはもう少し前につけるかなとも思いましたが、結果オーライな感じ。前が有利な馬場なのに戸崎騎手が馬場を読んでいなかった可能性もありそうですが。

逆に馬場を読んで前につけてしまったのが7着ヒートオンビートでした。いつも通りの差し競馬だったら結果は違っていたかもしれません。

5着が1番人気のボッケリーニ。

こちらも結果的には早仕掛けが仇になってます。浜中騎手、やらかした上に鞭の使用で制裁食らってます。この5着は仕方ないとも思いますが勝負弱さというか、騎乗ぶりが粗雑というか、思慮考慮を感じないんです。若い頃リーディングを獲った面影はないですね。戸崎騎手にも(特に関西での騎乗のお粗末さ)言えますけど、勢いだけではここ一番は勝てないということです。

浜中騎手に関しては翌日の高松宮記念でもそれが出てしまいました。

 

日曜中京11R 高松宮記念 芝1200М

(予想)

日曜は思ったより雨の量は無さそうです。

多少気温は上がるとしても重馬場のまま、回復しても稍重あたりだと想定。

土曜は重馬場でしたが、内枠、先行有利、内が伸びる馬場でした。

日曜は高松宮記念までに芝は6つレースがあり、酷使されてどうなるか?

一番の目安は8Rの芝1200М戦。

内枠の馬がくるか、外枠の馬が来るか。

内枠でも先行馬なのか差し馬なのか、外枠でも先行馬なのか差し馬なのか。

結果を参考にして高松宮記念を予想すると結構当たります。

ただ現時点ではそれはわからないので傾向に照らして予想します。

まず血統(父、母父、母母父が対象。詳しくは木曜公開の高松宮記念出走馬血統診断を参考にして下さい)。

キングカメハメハダンチヒデインヒル)、ストームキャット、ロベルト。

キングカメハメハの血でドはまりがロードカナロア産駒ですが唯一の期待だったキミワクイーンが出走除外。

母父キングカメハメハのママコチャは軽い馬場向き、マテンロウオリオンも血統的にはありそうですが極端な8枠なので切り。

ここは無難にドゥラメンテ産駒⑥ルガルのチョイス。

ダンチヒストームキャットのある馬は多くいます。

その中でも実績、馬場適性(そもそも重い芝の中京)考慮で、

②マッドクール 母母父デインヒルダンチヒ

③ナムラクレア 母父ストームキャット

マッドクールは内枠はマイナスではないです。鞍上も坂井騎手だしロスなく競馬を出来そうなので評価、チョイスとなりました。

逆に不安の中でのチョイスがナムラクレア。

土曜予想の冒頭でにおわせたコメントがナムラクレアに関してです。

ナムラクレアの内枠はたとえ内枠有利な馬場でもマイナス要素があります。

スタートで後手を踏んでしまうと位置取りが後方になってしまうこと、隣枠にいるモズメイメイが前に行くことで前をカットされる恐れ。ナムラクレアは操縦が難しいのかもしれませんが浜中騎手はこの馬で過去に後手を踏んで後方がありましたし、苦し紛れの大外ぶん回しとか、ミスを連発しています。真ん中くらいの枠なら本命、軸にするつもりでしたがこれらを理由にやめました。

それでも能力としてはメンバーでトップレベルですからロスなく走れば勝ち負けです。

それ以外の馬では、

土曜の馬場傾向のまま(先行有利)なら逃げ宣言している香港馬⑩ビクターザウィナーには触手が伸びます。

血統も母父にダンチヒ系がありますし、この馬を素直にチョイス?

ちょっと別の可能性を感じたのでそちらを取ります。

ビクターザウィナーの外に目を向けると渋った馬場で狙える先行馬がいます。

⑬ウインカーネリアンです。

母父シーキングザゴールドマイネルラヴ、母母父ハイペリオン系とバリバリの重馬場血統、そしてスクリーンヒーロー産駒。

スクリーンヒーロー産駒で思い浮かんだのが4年前2020年のクリノガウディー。

重馬場で1着になりながらも4着降着。クリノガウディーもこの時が初のスプリント戦でした。マイラーイメージが強く、その年の東京新聞杯3着、阪急杯7着からの参戦。

マイラーイメージで東京新聞杯2着のウインカーネリアンに重なるものが多すぎます。

ビクターザウィナーを見ながら先行し、2番手で競馬が出来れば直線もしかしたら!

鞍上の三浦騎手、中央競馬GⅠ初制覇もあり得るかもと思ってしまいます。

逆に先行有利の心理から差しが決まる流れになった時、イン強襲のイメージがあるのが

ロータスランド

22年重馬場で2着、昨年不良馬場で6着と重い馬場の中京芝1200Мで大崩れしておらず、鞍上岩田騎手はイン強襲の追い込みが得意なので追い込みが決まるならこの馬だと思います。

②③⑥⑫⑬

ルガル、ナムラクレア、マッドクールの3頭で1頭は馬券になるはず。

そこに穴の先行ウインカーネリアン、追い込みロータスランドが絡めばそれだけでそこそこの配当の馬券が的中できるはず。

今回はそういう結論です。

(結果)

1着②マッドクール        6番人気

2着③ナムラクレア        2番人気

3着⑩ビクターザウィナー     5番人気

4着⑬ウインカーネリアン    11番人気

5着⑫ロータスランド      12番人気

10着⑥ルガル           1番人気

 

日曜中京8レース芝1200М戦が逃げ先行、掲示板は内枠ばかりの結果。

これで高松宮記念は内枠、逃げ先行だと私は確信できました。

予想チョイスからは漏れましたが、逃げ宣言している⑩ビクターザウィナーも当然買い目に入れました。

内枠では先行できるマッドクールを重視しました。大幅な馬体増がありましたが、スプリンターズSと比較してプラス8キロ。まったく問題無く、人気が6番人気まで下がって美味しいと感じました。

マッドクールの坂井騎手は終始内を選択。

8レースで逃げ切り勝ちをしたアシャカタカと同じ内ラチでした。

その結果最後の最後まで伸びてナムラクレアを猛追をしのいでの勝利。

レース後勝利騎手インタビューで「内ラチ1頭分だけ伸びるのがわかっていました」とコメントしたことからも馬場を読み切っての勝利だったのです。

この日中京の他の芝レースをみていると逃げ先行馬は直線で内を避ける感じが多く、3着ビクターザウィナーも内を避けていました。3着粘っているのでそれも正しい選択なのでしょうけど、無難な騎乗とも言えます。

おそらくビクターザウィナーが直線外に持ち出した時、坂井騎手はシメシメと思ったはずです。勝てる騎手はこういう流れを引き寄せる運がありますね。

 2着ナムラクレアも直線マッドクールと同じ進路を取りました。

そこは正しいです。

でもそれまでの過程が相変わらずのダメダメだったと私は思います。

スタートは五分、しかし気づくと中団より後ろ。

浜中騎手が過去ナムラクレアで見せて来た多くの騎乗がこんな感じです。

無難に馬券になるためならそれで正解。

実際馬券になってくれて感謝はしています。

ただ勝ちに行くならマッドクールの直後につけるべきでした。

この日の馬場なら決め手勝負にならないのは確実、多少前目につけるのが正解です。

この差が大きいアタマ差になったわけです。

 私が期待したウインカーネリアンが4着。

内枠だったら間違いなく馬券になっていたと思います。

そこは運不運なので仕方ないです。

ほぼ私のイメージ通りの騎乗を三浦騎手もしてくれましたので納得しています。

ただ三浦騎手はレース後コメントで「頑張ってくれました」と人気薄での好走に満足しているようでした。

満足してもらっちゃ困るんです。

「内枠を引けていたら」とか悔しがって欲しいんですけど。

本気で勝ちに行く気があったのかな?と。

三浦騎手が中央のGⅠを勝てないのはその辺りの意識の低さもありそうです。

 10着ルガルの西村騎手も直線外に進路を求めて失敗しています。

4コーナー付近で同じ位置にいたルメール騎手のトウシンマカオと比べると、ルメール騎手は内への意識、西村騎手は外への意識がある騎乗ぶりがわかります。

西村騎手も若手では結果を残している騎手ですけど「わかっていないな」と思う騎乗が重賞では多くあります。坂井騎手を見習ってクレバーな騎手を目指してほしいですね。

 5着ロータスランドはこの日の前残り馬場ではほぼノーチャンスでしたが、しっかりインを突いて伸びて5着、精一杯の結果でした。

 馬券も的中、ほぼ予想通りの結果となりました。

馬場読みに関してしっかりできた結果だったと思います。

もちろん血統など各馬の適性もしっかり見極められていたと思います。

余談ですが先週木曜公開の『出走馬血統診断』で3番人気ママコチャに関して「秋冬より春夏タイプ」として低評価しましたが、レース後川田騎手も私と同じコメントを残していたことが、自分の目を確かさを裏付けてくた感じがして嬉しく思いました。

 

 

 

以上、先週末の重賞予想を振り返りました。

3頭全て当てる完全的中とはいきませんでしたが、2頭馬券圏内にもってこれているのでまずまずの結果を出せていると思います。

さて今週は阪神でGⅠ大阪杯があります。

高松宮記念同様に大阪杯は例年と大きな違いがあります。

近年はAコース最終週(近3年8週目)が今年はBコース初週での施行。

これは例年以上に内枠、先行有利の可能性が高いです。

今週も枠順の有利不利が明暗を分けるかもしれません。

さらには昨年も人気薄で3着好走したダノンザキッドを高評価したように血統も重要なレースですので、今週も木曜夕方以降公開の『出走馬血統診断』を注目してもらえればと思っています。

 

馬場回復しなければあの騎手の初GⅠもある?~3/24日曜高松宮記念の予想~

kakikenです。

 

土曜の重賞予想の振り返りは後日日曜とまとめて行います。

 

では日曜の重賞GⅠ予想です。

日曜中京11R 高松宮記念 芝1200М

日曜は思ったより雨の量は無さそうです。

多少気温は上がるとしても重馬場のまま、回復しても稍重あたりだと想定。

土曜は重馬場でしたが、内枠、先行有利、内が伸びる馬場でした。

日曜は高松宮記念までに芝は6つレースがあり、酷使されてどうなるか?

一番の目安は8Rの芝1200М戦。

内枠の馬がくるか、外枠の馬が来るか。

内枠でも先行馬なのか差し馬なのか、外枠でも先行馬なのか差し馬なのか。

結果を参考にして高松宮記念を予想すると結構当たります。

ただ現時点ではそれはわからないので傾向に照らして予想します。

まず血統(父、母父、母母父が対象。詳しくは木曜公開の高松宮記念出走馬血統診断を参考にして下さい)。

キングカメハメハダンチヒデインヒル)、ストームキャット、ロベルト。

キングカメハメハの血でドはまりがロードカナロア産駒ですが唯一の期待だったキミワクイーンが出走除外。

母父キングカメハメハのママコチャは軽い馬場向き、マテンロウオリオンも血統的にはありそうですが極端な8枠なので切り。

ここは無難にドゥラメンテ産駒⑥ルガルのチョイス。

ダンチヒストームキャットのある馬は多くいます。

その中でも実績、馬場適性(そもそも重い芝の中京)考慮で、

②マッドクール 母母父デインヒルダンチヒ

③ナムラクレア 母父ストームキャット

マッドクールは内枠はマイナスではないです。鞍上も坂井騎手だしロスなく競馬を出来そうなので評価、チョイスとなりました。

逆に不安の中でのチョイスがナムラクレア。

土曜予想の冒頭でにおわせたコメントがナムラクレアに関してです。

ナムラクレアの内枠はたとえ内枠有利な馬場でもマイナス要素があります。

スタートで後手を踏んでしまうと位置取りが後方になってしまうこと、隣枠にいるモズメイメイが前に行くことで前をカットされる恐れ。ナムラクレアは操縦が難しいのかもしれませんが浜中騎手はこの馬で過去に後手を踏んで後方がありましたし、苦し紛れの大外ぶん回しとか、ミスを連発しています。真ん中くらいの枠なら本命、軸にするつもりでしたがこれらを理由にやめました。

それでも能力としてはメンバーでトップレベルですからロスなく走れば勝ち負けです。

それ以外の馬では、

土曜の馬場傾向のまま(先行有利)なら逃げ宣言している香港馬⑩ビクターザウィナーには触手が伸びます。

血統も母父にダンチヒ系がありますし、この馬を素直にチョイス?

ちょっと別の可能性を感じたのでそちらを取ります。

ビクターザウィナーの外に目を向けると渋った馬場で狙える先行馬がいます。

⑬ウインカーネリアンです。

母父シーキングザゴールドマイネルラヴ、母母父ハイペリオン系とバリバリの重馬場血統、そしてスクリーンヒーロー産駒。

スクリーンヒーロー産駒で思い浮かんだのが4年前2020年のクリノガウディー。

重馬場で1着になりながらも4着降着。クリノガウディーもこの時が初のスプリント戦でした。マイラーイメージが強く、その年の東京新聞杯3着、阪急杯7着からの参戦。

マイラーイメージで東京新聞杯2着のウインカーネリアンに重なるものが多すぎます。

ビクターザウィナーを見ながら先行し、2番手で競馬が出来れば直線もしかしたら!

鞍上の三浦騎手、中央競馬GⅠ初制覇もあり得るかもと思ってしまいます。

逆に先行有利の心理から差しが決まる流れになった時、イン強襲のイメージがあるのが

ロータスランド

22年重馬場で2着、昨年不良馬場で6着と重い馬場の中京芝1200Мで大崩れしておらず、鞍上岩田騎手はイン強襲の追い込みが得意なので追い込みが決まるならこの馬だと思います。

②③⑥⑫⑬

ルガル、ナムラクレア、マッドクールの3頭で1頭は馬券になるはず。

そこに穴の先行ウインカーネリアン、追い込みロータスランドが絡めばそれだけでそこそこの配当の馬券が的中できるはず。

今回はそういう結論です。

 

 

以上、日曜の重賞GⅠ予想でした。

では日曜の競馬を楽しみましょう!

傾向のハッキリしているレース~3/23土曜毎日杯&日経賞の予想~

kakikenです。

 

高松宮記念の枠順が確定。

内に有力馬が集まった雰囲気ですが、内が有利かどうかはわかりません。

ただ私の注目のあの馬に関しては内枠は嫌な予感がしています。

詳しくはまた日曜の予想で書きます。

 

では土曜の重賞予想です。

土曜阪神11R 毎日杯 芝1800М

このレースは傾向としてパターンが明確。

毎年言ってますが、結局ノーザンF生産馬が必ず絡むレース。

今年は4頭出走。

ルシフェル

⑤トラジェクトワール

⑧スマートワイス

⑩ニュージー

4頭とも血統的にはありそうです。

土曜は雨の影響が避けられないので重馬場を考慮してチョイスすると、馬場が渋ると野芝適性が強くなるので母母父にホワイトマズルがあるスマートワイスが面白いのですけど、その上を行く②ルシフェルと⑩ニュージーズをチョイス。

ルシフェルは母系が重馬場血統ダンチヒ系、母母父には毎日杯ハマり血統APインディ系があります。

ニュージーズは正直リアルスティール産駒というのが引っ掛かりますが、リアルスティール産駒は重馬場での好走が目立つ印象。新馬戦の勝ち方からヨーイドン競馬が合うと思いますが、その条件に今回ハマるので買いだと思います。

②⑩と①ノーブルロジャーの3頭でいいような気がします。

他のパターンでいえば、

ローテーション的にハマるパターンが同じ阪神1800Мアルメニア賞経由の馬。

⑥ナイトスラッガー アルメニア賞2着

馬場が渋ってルーラーシップ産駒はハマりそう。全く人気ないですけど、狙えるので今回あえてチョイスします。

他では注目血統からチョイス。

来週の大阪杯もそうですが、この時期馬場不問でハマる血統がフレンチデピュティ系。

④メイショウタバル 母父フレンチデピュティ

ゴールドシップ産駒なので良馬場では狙いにくいのですけど、重馬場なら狙えます。

①②④⑥⑩

絞るなら⑩から⑩ー①②④⑥です。

 

 

 

土曜中山11R 日経賞 芝2500М

このレースは基本が内枠先行レース。

逃げる可能性がある内枠②マテンロウレオが狙えそうな感じですが、差し馬も先行するので展開で決めつけると危険です。

最後の直線で確実に先頭グループにいると考えるのが、

マイネルウィルトス

前走は逃げて5着でしたが本来は差し追い込みもある自在性のある馬です。横山武史騎手なので展開に応じて差しや捲りをするので上位食い込みは確実、軸にするならこの馬でいいかと思います。

相手は人気の馬①ヒートオンビート、⑩クロミナンス、⑨ボッケリーニ。

①⑤⑨⑩

この4頭でほぼ決まると思いますがさらに絞って、

マイネルウィルトス流しで

⑤ー①⑨⑩

です。

 

 

以上、土曜の重賞予想でした。

では土曜の競馬を楽しみましょう!

 

 

 

中京GⅠは格より血統、枠が重要~2024高松宮記念出走馬血統診断~

kakikenです。

 

今回は週末日曜中京で行われる高松宮記念の出走馬血統診断を行います。

 

今年は例年と異なりBコース3週目施行。

枠の有利不利が露骨な中京コースなので内有利か外有利かの見極めが馬券的中のポイントになります。

見極めるのに役立つのが日曜同日に行われる8R芝1200Мの結果です。

そこでの出目、脚質は高松宮記念の参考になるので要チェックです。

 

しかし枠や展開以前に馬場適性、血統がハマっているかが重要です。

今の中京は良馬場でも重さを感じる馬場。良馬場でも高速決着はありえない感じで、重馬場向きの血統構成が合います。

具体的にはキングマンボ系、ストームキャット系、ダンチヒ系。

馬場が渋ればビッグアーサーなどのサクラバクシンオー系、スクリーンヒーローなどのロベルト系。

その点を踏まえて血統、重馬場適性、総合評価で診断していきます。

 

ウインカーネリアン 血統A 重馬場A  総合B

スクリーンヒーローグラスワンダー・ロベルト系)

母父マイネルラヴシーキングザゴールドミスタープロスペクター系)

母母父ハイペリオン系 

血統構成は文句なし。ポイントは初めての1200Мのスピードについていけるか。母系から重馬場はむしろ歓迎なので重馬場の方が追走が楽で好走の可能性は上りそう。

 

ウインマーベル  血統A 重馬場B 総合A

アイルハヴアナザーフォーティナイナーミスタープロスペクター系)

母父フジキセキサンデーサイレンス系)

母母父ニジンスキーノーザンダンサー系)

小回り巧者で中京実績もあり馬場適性は高い。昨年不良馬場と大外枠という悪条件が重なり大敗したが、阪急杯重馬場で勝利したように血統的に重馬場が問題無いはず。不良馬場がダメなだけだろう。昨年のような不良馬場にならなければ、今年はもっと好勝負できるはず。

 

シャンパンカラー 血統A 重馬場A  総合C

ドゥラメンテキングカメハメハミスタープロスペクター系)

母父ダンチヒノーザンダンサー

母母父ストームキャットノーザンダンサー

この馬も初めての芝1200М戦。血統構成はキンカメ系に母系ダンチヒストームキャット系でかなりいい。左回りもいい。ただこの馬は緩い流れが合う馬なので芝1200Мでは追走するのに精いっぱいになりそう。

 

シュバルツカイザー 血統B 重馬場B 総合C

父Dark Angel(トライマイベストノーザンダンサー系)

母父ナシュワン・ブラッシンググルーム系

母母父ミルリーフ・ナスルーラ

血統構成は重く、母系は欧州色が強く重厚。時計が掛かる馬場が合うので重馬場ならある程度走れそうだが、他の馬との比較からここでは厳しい。

 

ソーダズリング  血統C 重馬場C 総合B

ハーツクライサンデーサイレンス系)

母父シンボリクリスエス・ロベルト系

母母父フェアリーキング・ノーザンダンサー

血統構成ではこのレースで来るイメージはゼロ。良馬場のスプリンターズSなら狙えそうな印象。ただ前走勝った後武騎手がインタビューで短距離でもいけるという確信めいたコメントしているので侮れない要素もある。

 

ディヴィーナ 血統B 重馬場B 総合B

モーリススクリーンヒーロー・ロベルト系)

母父ディープインパクトサンデーサイレンス系)

母母父マキャヴェリアン・ミスタープロスペクター

この馬も初の1200М戦。左巧者で中京巧者でもあるので馬場適性は高いだろうがさすがに短距離の馬には思えない。それでももともとが切れ負けの持続タイプの馬なので対応できればそこそこ走れる可能性はある。

 

テイエムスパーダ 血統A 重馬場A 総合C

レッドスパーダタイキシャトル・ヘイロー系)

母父アドマイヤコジーン(カロ・グレイソヴリン系)

母母父マイニング(ミスタープロスペクター系)

昨年3着トゥラヴェスーラと同じ母父アドマイヤコジーンアドマイヤコジーン含め母系が『ザ野芝血統』なので馬場が渋れば今の中京ならドンピシャになる可能性があるので馬場適性は高そうだが、この馬の左回りの適性の無さからよほど展開が恵まれない限りは厳しいだろう。

 

トウシンマカオ 血統A 重馬場B 総合B

ビッグアーサーサクラバクシンオーテスコボーイ系)

母父スペシャルウィークサンデーサイレンス系)

母母父ウッドマン(ミスタープロスペクター系)

ウインマーベル同様、昨年不良馬場で大敗したが本来そこまで重馬場を苦にする血統構成には思えない。そもそもビッグアーサー産駒は馬場が渋った方がよりハマりやすくなる重馬場血統だし、軽い良馬場よりタフな渋った馬場の方があうはず。不良馬場なら適性の無さで切りだがそれ以下の渋った馬場なら好走もあり得る。

 

ナムラクレア 血統A 重馬場A 総合A

ミッキーアイルディープインパクトサンデーサイレンス系)

母父ストームキャットノーザンダンサー系)

母母父クリスエス(ロベルト系)

ミッキーアイル産駒は中京の芝1200,1400が得意。逆に中山1200Мは不向きである。不向きな中山スプリンターズSでも5,3着と崩れず走っていることからこのメンバーでも抜けた存在。得意の中京なら普通に走れば勝ち負け。あとは浜中騎手が無駄のない騎乗が出来れば勝てるだろう。

 

ビクターザウイナー  血統B 重馬場A 総合A

父Toronado(サドラーズウェルズノーザンダンサー系)

母父Cape Crossダンチヒノーザンダンサー系)

母母父ヌレイエフ・ノーザンダンサー

重馬場、重ければ重いほどいい感じの血統構成。時計勝負になれば不要な馬だが、今の中京は時計勝負になる可能性は低く、週末の雨次第ではこの馬向きの馬場になりそう。

香港スプリント4着馬なので馬場さえ合えばここでも勝ち負け可能。

 

ビッグシーザー 血統A 重馬場A 総合B

ビッグアーサーサクラバクシンオーテスコボーイ系)

母父ストームキャットノーザンダンサー

母母父ネイティブダンサー系

トウシンマカオと同じビッグアーサー産駒だが、トウシンマカオと比べ母系に底力の無さを感じるが、凡走したレースは阪神京都の上りの速い軽い馬場のみ。それよりは重い馬場で時計も上りも掛かる可能性がある今回はこの馬には合うはず。好枠ゲットで2,3着なら十分狙える。

 

マッドクール 血統B 重馬場A 総合A

父Dark Angel(トライマイベストノーザンダンサー系)

母父インディアンリッジ

母母父デインヒルノーザンダンサー系)

香港スプリントはともかく、CBC賞は軽すぎる馬場が敗因。それ以外は大崩れせずスプリント適性の高さは相当。今回は重い馬場になるのは確実でこの馬向き。普通に走れば上位争い必至。

 

マテンロウオリオン 血統B 重馬場B 総合B

ダイワメジャーサンデーサイレンス系)

母父キングカメハメハキングマンボ・ミスタープロスペクター系)

母母父トニービンゼダーン・グレイソヴリン系)

血統構成からは硬い馬場の方が合いそうなので今回は真逆馬場になる可能性があるが、中京適性があり前走オーシャンS8着からも芝1200Мの適性はそこそこあるのでそこそこの勝負は可能。極端な脚質なのでイン差しか大外ぶん回しのどちらかだろうが差しが決まる馬場なら3着くらいならあるかも。

 

ママコチャ 血統B 重馬場B 総合B

クロフネ(デピュティミニスター・ノーザンダンサー系)

母父キングカメハメハキングマンボ・ノーザンダンサー系)

母母父サンデーサイレンス

血統バランスから秋冬より春夏タイプ、重い馬場より高速決着があるような軽い馬場向き。なので今回はこの馬には重すぎる馬場という印象があり、あって3着か。

 

メイケイエール 血統A 重馬場B 総合B

ミッキーアイルディープインパクトサンデーサイレンス系)

母父ハービンジャーダンチヒノーザンダンサー系)

母母父クロフネ(デピュティミニスター・ノーザンダンサー系)

GⅠでは不運が付きまとっている印象の馬だが、それはハマりツボが狭い母父ハービンジャーが災いしていることも大きい。ミッキーアイル産駒なので中京適性は高くハマれば勝ち負けできる馬だが、近親ママコチャ同様、どちらかといえば軽い馬場向きで馬場が合わない可能性の方が高い。

 

モズメイメイ 血統B 重馬場B 総合C

リアルインパクトディープインパクトサンデーサイレンス系)

母父Frankel(サドラーズウェルズノーザンダンサー系)

母母父エンパイアメーカーファピアノミスタープロスペクター系)

血統構成からは芝1400Мベスト、芝1200Мでは足りないし、GⅠでは底力不足の印象。早熟なのか、既に頭打ち感もあり、好走は厳しいだろう。

 

ルガル 血統A 重馬場A 総合A

ドゥラメンテキングカメハメハミスタープロスペクター系)

母父New Approach(サドラーズウェルズノーザンダンサー系)

母母父ストームキャットノーザンダンサー系)

芝では大崩れしておらず、高松宮記念と好相性のローテであるシルクロードSでも強い勝ち方をしたのでここでも当然有力候補。ただ血統構成的にはスローのヨーイドン競馬向き、重馬場で緩いペースになればこの馬に有利な展開になるが、ハイペースなどになると直線思ったほど伸びないパターンもあり得るので過信は禁物。

 

ロータスランド 血統A 重馬場A 総合B

Point of Entry(ダイナフォーマー・ロベルト系)

母父Scat Daddyストームキャットノーザンダンサー系)

母母父クリスエス(ロベルト系)

22年重馬場で2着、23年不良馬場で6着と重馬場なら今回もそこそこやれる印象。年齢的にも速い時計への対応が厳しくなってきているので馬場が渋って、さらには好枠を引いてイン追い込みでどこまでという感じか?

 

以上、高松宮記念出走馬血統診断でした。

枠が確定してないフラットな現時点での予想として、

無難ですがナムラクレアが軸候補です。

血統的に注目はビッグアーサー産駒トウシンマカオ、ビッグシーザー。

穴として面白いのがウインカーネリアン、ロータスランドです。

気になるのが武豊騎手のソーダズリング。血統的には厳しい印象ですけど、武豊騎手が手応えを感じての出走ですから不気味ではあります。週末の中京がハーツクライ産駒がハマっていたら買い目に加えるかもしれません。

最終的には土曜の傾向、雨の降り方などを加味して結論を出すつもりです。

 

あとは枠順、天候や土曜の馬場から枠の有利不利を見極めて最終結論をだそうと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

阪神大賞典は完璧的中、他は微妙な結果に~3/16・3/17重賞予想の結果~

kakikenです。

 

気温上昇に、強風、にわか雨。

馬場や展開を左右する要素があり過ぎて、競馬を難しくしてくれました。

おかげでタラレバの多い予想結果となってしまいました。

 

では先週末の重賞予想を振り返ります。

土曜中京11R ファルコンS 芝1400М

(予想)

内外の枠や脚質は先週の時点ではそこまで露骨さを感じなかった中京芝。

馬場適性があれば逃げでも追い込みでも内枠でも外枠でも来れる感じです。

ではどんな馬場かと言えば、良馬場でも重馬場でも重い芝です。

阪神中山同様(この時期の芝がそうなのか?)に重馬場向きの血統がいい芝です。

そういう血統の馬を選べばいい。

⑨ソンシ

父がDobawi系(シーキングザゴールドミスタープロスペクター系)でDobawiの血がある馬たちが先週の中京芝ではそこそこ好走していました。さらに母母父がグリーンデザート・ダンチヒ系でこの血がある馬は馬場適性の高さを跳ね上げます。人気ですがこの馬は必ず押さえなければいけない一頭です。

⑪ナムラアトム

来週末高松宮記念の最有力馬ナムラクレアの半弟。この馬の父はリアルインパクトリアルインパクト産駒と言えば2020年2着ラウダシオンがいます。母系がストームキャットにロベルト系クリスエスで血統構成では一番、適性の高さからチョイスします。

あとはファルコンSと同じ左回り芝1400М重賞京王杯2歳S上位の2頭。

①ロジリオン  京王杯2歳S2着

⑥オーキッドロマンス 京王杯2歳S3着

京王杯2歳Sの勝ち馬は先週フィリーズレビューで2着のコラソンビートでレコード決着でもありレースレベルは高かったと思います。2頭ともGⅠでは厳しい血統構成ですがGⅢレベルなら悪くないです。

血統で2頭、京王杯2歳Sという実績から2頭の4頭です。

①⑥⑨⑪

おまけに大穴になりそうですが血統と実績で買える馬が、

⑰ミルテンベルク

ファルコンSと相性の良い小倉2歳S好走馬(2番人気2着)。京王杯2歳S2番人気5着で完敗していることから芝1200Мタイプにも見えますが血統構成は父モーリスで母父ディープインパクト、母母父に重い欧州の血アカテナンゴがあり血統では大いに買いです。

①⑥⑨⑪

(結果)

1着⑮ダノンマッキンリー  7番人気

2着⑥オーキッドロマンス  5番人気

3着⑨ソンシ        1番人気

4着⑪ナムラアトム     6番人気

5着①ロジリオン      2番人気

17着⑰ミルテンベルク   16番人気

 

1着ダノンマッキンリーが抜け。

2~5着が私のチョイス馬、ダノンさえいなければ完璧的中だっただけにこの抜けは悔しいものでした。

ダノンマッキンリーは父モーリス、母父デインヒルダンチヒ系で血統構成はハマっていましたし評価としては5,6番手でしたが、鞍上の北村友一騎手が信用できない、買えない騎手なので切りました。

騎手で選ぶのはすべきではないと思いつつも、重賞では北村騎手、三浦騎手などの騎乗馬はどうしても優先順位が下がります(三浦騎手のロジリオンは2番人気5着と人気を裏切ってます)。

ダノンマッキンリーは前残りの展開で差し切り勝ち。

勝ちっぷりよく強い内容で、馬場適性も相当高かったようです。

この内容ならNHKマイルでも面白いかもしれません。

2着~5着の私のチョイス馬はそれなりの好走なので予想の見立てとしては間違っていなかったと思います(ミルテンベルクは問題外でしたけど)。ただダノンマッキンリーよりNHKマイルの適性はいずれの馬も劣るのでこの4頭、特にソンシは葵ステークスあたりを目指すべきです。

 

土曜中山11R フラワーカップ 芝1800М

(予想)

際立った実績のある馬がいない各馬の能力差の見極めが難解なメンバーです。

正直見送りレースなのですが、一応予想を。

ここも馬場適性が高そうな血統のある馬をチョイスします。

ファルコンS同様(タフな中山なのでそれ以上の)重い芝イメージでいいです。

テリオスサラ

母父がジャイアンツコーズウェイストームキャット系、母母父ガリレオサドラーズウェルズ系のゴテゴテ欧州系で合っています。ロジャーバローズ産駒というのが気になりますが今回の低レベルメンバーなら十分勝負になるはず。

⑩ラビットアイ

母父サドラーズウェルズ系、母母父が重馬場得意のダンチヒ系。4着が多い典型的なツメの甘い馬でそういう馬ほど今の中山の重い馬場は合っています。

この2頭が血統では抜けて良い評価です。

④⑩馬連ワイド1点勝負

他の馬たちは一長一短でチョイスする決め手が欠けます。

そこをあえて追加チョイスするなら、このレースのハマりローテである「前走芝2000М」の馬をチョイス。

カニキュル 前走東京芝2000M未勝利勝ち

⑨ホーエリート  前走東京芝2000Мフリージア賞8番人気7着

実績だけならホーエリートは買えませんけど血統は悪くないのでチョイスします。

④⑩⑥⑨

(結果)

1着⑤ミアネーロ     2番人気

2着⑨ホーエリート    8番人気

3着②カンティアーモ   1番人気

4着⑩ラビットアイ    4番人気

6着⑥カニキュル     3番人気

7着④テリオスサラ    5番人気

 

勝ち時計1分48秒0。

基本先行有利のレースですが差し決着になりました。

このレースとしては速い時計ですが極端に速いペースとも言えない感じ。

週末の中山は強い南風が吹いていた(向こう正面が向かい風、直線が追い風)の影響があったようにも思えます。

気温上昇で馬場も硬化、基本中山はタフな馬場ですが、その中でもタフさが軽減されスピード寄りの馬場になったことで、私が切った1,2番人気のノーザンF生産馬向きになってしまったようです。

私のチョイス馬は2,4、6,7着。

2着ホーエリートは血統は良さそうでしたが実績的には買えず、前走2000Мだったからという理由でのチョイス。それでも2着するのだから『前走2000Мを使っていた馬』というのはこのレースでは重要なポイントだと再認識しました。

4着ラビットアイは4着ばかりの馬ですが今回も4着。横山典騎手は試行錯誤したようで今回後方からと極端なレースをしましたが先行しようが差そうが4着。きっかけ一つで大化けしそうな要素はありますがマイナー牧場生産馬なので過度な期待はしない方がいいかもしれません。

6着カニキュルや7着テリオスサラもこうした気象条件がなければ結果は変わっていたと思います。

風が無かったタラ、気温が低けレバ。

そんなレース結果でした。

 

日曜阪神11R 阪神大賞典 芝3000М

(予想)

キングカメハメハ系の血がある馬の出走は2頭。

⑤ユーキャンスマイル キングカメハメハ産駒

⑥テーオーロイヤル  キングカメハメハリオンディーズ産駒

ユーキャンスマイルも過去このレースでリピーター好走していた馬。

しかしこのレース近年7歳以上の馬券圏内がありませんのでユーキャンスマイルはチョイスしません。

そうなんです、7歳上は基本馬券になりません

あって4着まで。

本命候補であった⑬シルヴァーソニックは8歳。

ここは傾向を尊重。

ディープボンドとシルヴァーソニックは京都の春の天皇賞で狙うことにします。

4~6歳に限定するならもう簡単です。

②ブローザホーン

⑨ワープスピード

⑩サヴォーナ

人気サイドですがこの4頭でいいと思います。

②⑥⑨⑩

(結果)

1着⑥テーオーロイヤル  2番人気

2着⑨ワープスピード   6番人気

3着②ブローザホーン   1番人気

6着⑩サヴォーナ     3番人気

 

チョイスした馬たちのワンツースリー。

人気サイドなのでドヤ顔する結果ではないですけど、シルヴァーソニックやディープボンドをバッサリ切っての4頭BOXでの的中なので会心的中だったと思います。

長距離のヨーイドン競馬という印象のあるレースなので、切れる脚の無いディープボンドは基本合わないのです。

今回ディープボンドと同じ印象を持ったのが6着だったサヴォーナ。

勝負所でもたもた、スムーズさを欠いていました。

この馬はディープボンドと同じでエンジン加速の悪い馬のようです。

2頭ともキズナ産駒なのでそれも納得なのですけど。

こういうタイプは下り坂コースの京都が合います。

ディープボンドもそうですが、サヴォーナも賞金が微妙ですが天皇賞に出走出来れば間違いなく買いです。

2頭とも次は人気を落すので春の天皇賞が楽しみになりました。

 

日曜中山11R スプリングS 芝1800М

(予想)

10頭と少頭数ですが、実績も血統も微妙な馬ばかり。

あれこれ傾向に当てはめましたが、積極的に買いたい馬が出てきません。

こんなレース見送りが賢明です。

なので今回は馬場状態から安直に予想。

馬場硬化で時計が出ている中山。

土曜のフラワーカップの結果からもキングカメハメハキングマンボ)系がいいのは間違いありません。

今回キングカメハメハキングマンボ)系のある馬は

⑤チャンネルトンネル 母父がキングマンボ系

⑥ペッレグリーニ キングカメハメハレイデオロ産駒

⑧ログラール   母父キングカメハメハ

⑨コスモブッドレア 母父キングマンボ系エルコンドルパサー

安直ですがこの4頭BOX、人気も無いのでワイド1点でも当たればヨシとします。

⑤⑥⑧⑨

(結果)

1着④シックスペンス     1番人気

2着⑦アレグロブリランテ   9番人気

3着②ルカランフィースト   4番人気

4着⑤チャンネルトンネル   6番人気

同着⑨コスモブッドレア    7番人気

7着⑥ペッレグリーニ     5番人気

8着⑧ログラール      10番人気

 

同じ中山1800Мでも土曜のフラワーカップと真逆の前残り決着。

1分49秒4。スローの前残り競馬。

こんな凡レース価値が無い!

と思いますが、同じような凡レースだった2020年で勝ったガロアクリークが続く皐月賞3着だったので勝ったシックスペンスだけは評価した方がいいです。

私のチョイスは安直なキングマンボ系BOXでしたがダメでした。

それでも2頭は4着同着だったのでキングマンボ馬場ではあったと思います。

さすがにログラールはダメと思いましたが、気になったのはペッレグリーニ。

ここまで走らないとレイデオロ産駒は上のクラスでは通用しない気がしました。

 

 

以上、先週末の重賞予想を振り返りました。

スプリングSは安直予想なのでダメでも仕方なし、その他の重賞は悪くない予想は出来ていたと思います。

さて今週末はGⅠ高松宮記念があります。

以前触れましたが、今年は例年と違うのがBコース3週目だということ。

3週目なので外枠、差しが決まりそうなイメージを持っていますが、2週目の芝レースを見る限り、初週は差しが決まる印象でしたが、それよりも前が止まらなくなっている印象を持ちました。3週目はさらに内枠、先行有利もありえます。

とにかく中京は内枠有利、外枠有利が極端に出る馬場なので、今年は内が有利なのか外が有利なのか注目です。

GⅠ週なので今年も木曜夕方以降に出走馬血統診断を公開する予定です。