脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

ここが変だよ、中山の芝!~続・9/13日曜中山競馬の結果

kakikenです。

 

他人の愚痴ほど、耳障りで退屈なものはありませんよね。

でもごめんなさい、中山の馬場への愚痴を続けます。

 

土曜日から『稍重でも時計かかりすぎだろ!』と異変を感じていました。

実際何となく好走している馬を見ても少しズレを感じます。

土曜唯一の的中、しかもほぼ完ぺき予想だった10Rも今思えばある程度重馬場

予想だったのもあってそれがたまたまマッチしただけだったのかも。

土曜日の中山の降水量は4.5ミリでした。

翌日の馬場情報でそれを確認した時驚きました。

え? それだけ? それであの時計? 絶対おかしい。

 

日曜は普通の時計の出ない良馬場を想定して予想をしました。

実際の馬場の状態と自分の想定した馬場状態がずれた時に起こるのが4着地獄。

日曜の予想でこんなこと書きました。

『中山2Rは1、2番人気⑩と①で決まると思ってます。ダントツ過ぎて配当妙味ゼロですが今週一番堅いレースだと思ってます』

勝ったのは2番人気①でした。この馬は母母父がアカテナンゴ。この血は野芝馬場が合う血統。

そしてダントツ1番人気だった⑩。こちらの父ヴィクトワールピサも野芝が得意な血統です。この血はタフさに欠けるので荒れ馬場や高速馬場は不向き。日曜は時計が出ない予測だったので馬場は合う。この要素からこの2頭で決まりだろうと考えたのです。

ところが結果は⑩は4着。先行して最後は失速。私は敗因は芝のタフさ、走りにくさではないかと思っています。絶対と思われた1点が1着4着。典型的な4着地獄。

 

いいと思った馬が片方は来て、もう片方が来ない。このパターンの時は必ずズレ、馬場を読み違っている兆候がある時です。

5R新馬芝マイル戦の勝ち時計が1分37秒7。

新馬戦は超スローになるので1分37秒台の決着は不思議ではありません。しかしそういうレースは大概が上り3Fが速くなります。

1分37秒台なら馬券になる馬は上り34秒台で走る馬が必ずいます。しかしこのレースは出走した馬で35秒を切る34秒台の上りを使えた馬はゼロ!

良馬場ですよ。しかも逆に36秒台の馬が続出。変ですよ、絶対!

仕事で日曜日は全くチェックできませんでしたが、もし日曜日、リアルタイムでチェックできていたなら、この二つのレース結果でその後の予想は変えていたと思います。

そして問題だらけの予想が次!

 日曜中山7R 3歳上1勝クラス 芝1600М戦

(予想) 

日曜の中山はマイルのみ勝負です。京成杯よりこちらですね、手応えでは。

血統、脚質、出走履歴の馬キャラから予想。

まず目についたのが⑦デンセツノマジョ⑬オシリスブレイン

いずれも人気になりそうですができれば二頭、少なくとも一頭は来るだろうと。

他では⑪フォースオブウィル⑩アポロヴィクトリア

 ⑦⑩⑪⑬

絞りに絞ってこの4頭で!

 (結果)

 ⑪-②-⑨

 

京成杯同様、特にマイル戦は初週差しが決まりやすく、時計が出ないのならなおさらだろうと考えて、差し馬重視の予想をしました。

良馬場予測でいかにも野芝適性の馬を普通に選びました。その中で『血統が微妙に違う可能性あるけど差し馬だから』と選んだのが⑪でした。その⑪が差し切り勝ち。

実は出走馬確定の木曜の時点で候補としてチェックしていたのが②ミヤビマドンナでした。しかし予想では切りました。理由は先行馬だからです。その②が2着😱

さらに先行馬だけどダイワメジャーカレンブラックヒルが父親と言うことでチョイスした⑩アポロヴィクトリア。実はこの馬と最後まで悩んでいたのが⑨カレンピピ🥶

血統を重視して結果選択ミス(相変わらずです)。⑩は7番人気10着。おい!

そしてトドメが絶対来ると思った一頭⑬オシリスブレイン。1番人気4着でした😵

4着地獄! ちなみにもう一頭⑦デンセツノマジョは8番人気7着。

どうですか、この酷い予想結果。実際は単なる選択ミスで予想的中できていた可能性もありましたから、レース結果をデータ化作業している時、何度と後悔で心が折れかかって作業がなかなか進みませんでした。

 

 

というわけで日曜の結果分析でした。

自信があると大見得切った中山の初週がこれです。本当すいませんでした。

まあ何度も言ってますが、これが『競馬が生もの』という恐ろしさですね。

ずっと同じは続かない。

正直初週の中山は野芝適性のある馬にはタフで苦しい馬場、不向きだったかもしれませんね。あと切れ味を信条とする馬、特にノーザンファーム生産馬たちも苦戦気味でしたね。 

全体見渡すと福島実績のある馬が好走していたことからもいかにタフな馬場だったかが何となくわかります(以前、福島の馬場が一番凱旋門賞の馬場に近いって話をしました。『8/25 競馬の戯言』を見てください)。

 

しかし大丈夫。チャンスはあります。

逆に言えば、いつもと違う状態で始まりましたが、必ず馬場は変化しますのでこの4週のうちで必ず自分の想定していた馬場の時が来るはず。そこで反撃したいです。

むしろタフな馬場で始まったのならば最終週あたりは走りやすい馬場になる可能性があります。それでふと思いました。

昨日話した私の予想癖。先物買いとして日曜に奨めて凡走した馬たちが次走巻き返す予感がします。特に7R4着のオシリスブレイン、7着デンセツノマジョの次走は期待できるのではないでしょうか!

 

それと私は最終週のGⅠスプリンターズSで狙っている馬がいます。

知りたい方はこちらをクリック⇒👋

(うそです、G1当日にブログに書きます)

その馬はタフな馬場は向きません。勝つと確信していますが、軽い馬場に移行する可能性が高い今年。その期待はさらに膨らんでいます。

それこそG1なので良馬場なら高速決着になる気がしています。

 

屈辱の結果でも先の希望、楽しみを見つける。転んでもただでは起きない。

やられたら、やられっぱなし!……ではなく、やり返す!です。

 

スルーしていた中京の結果もデータ化作業しましたが、皮肉なことにむしろ中京の方が本来中山で期待していたような野芝適性の血統が素直に好走していました。

今週末からどうするか? 早くも中京に浮気する可能性も出てきています。

とにかく中山は時計をチェックしないと予想しづらくなりましたね。

中山は色々立て直す必要があります。時計のかかり方が2016年と比較的近い初週だったので16年の馬場変化を目安にして今後予想を組み立てたいと思います。