脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

予想通り前が止まらない馬場でしたが~3/26土曜毎日杯&日経賞の予想結果~

kakikenです。

 

土曜は予想より馬場が悪化しませんでした。

重馬場予想でしたが、中途半端な稍重

変な馬が一番紛れる条件で嫌な予感がしていたんですけど……。

 

では土曜の重賞予想を振り返ります。

土曜阪神11R 毎日杯 芝1800М

(予想)

正直やるレースではないのですが一応予想しておきます。

 

このレースのジンクス。

『高速決着で勝った馬はその後必ずGⅠで好走する』

昨年レコードで勝ったシャフリヤールが次走ダービーで勝利。

ジンクスは続いています。その後GⅠで活躍するような馬を輩出する出世レース。

このレースはJRA重賞でも屈指のガチガチ人気決着、昔で言う銀行レース。

過去5年人気薄で馬券に絡んだの16年8頭立て7番人気のキセキだけ。

データ的には1番人気から4番人気の4頭BOXで馬連、三連複が当たる確率が高いレースです。

予想は以上です。

 

と終わった方万が一外れても傷つかずにすみそうですけど、一応予想してみます。

弥生賞もそうでしたがこの毎日杯も圧倒的にディープインパクト産駒が強いレース。

近2年連続でディープインパクト産駒の1,2、3着独占決着。それ以外でも毎年必ず1頭はディープインパクト産駒が馬券になります。

今年はディープインパクト産駒ラストのレース、弥生賞同様馬券に絡むのは濃厚。今年のディープインパクト産駒は2頭。

コマンドライン

⑥リアド

コマンドラインは20年2着アルジャンナの全弟。コマンドラインが軸として無難でしょうかね(個人的に騎手が気に入らないですけど)。

この2頭と土曜阪神は雨の影響を受けそうなので馬場悪化した時良さそうな血統の馬を挙げておきます。

①ドゥラドーレス

ドゥラメンテ産駒で母父ハービンジャーなので重馬場は絶対合います。ただ良馬場だとズレを感じますし、安定感の無い血統構成なので信用は出来ないです。

④ピースオブエイト

スクリーンヒーロー産駒で母父ダンチヒ系で母母父サドラーズウェルズ。この馬も良馬場なら厳しい印象です。

⑧テンダンス

重馬場巧者カデナの半弟です。重馬場得意のグランド牧場生産馬ですし予想以上に雨が降った場合、この馬が一番魅力的です。

 

結論として

コマンドラインから上位人気馬へ流し

⑥リアドから上位人気馬へ流し

 

重馬場、不良馬場なら⑧テンダンスとディープインパクト産駒2頭のBOX

②⑥⑧

(結果)

1着④ピースオブエイト 4番人気

2着⑦ベジャール    9番人気

3着①ドゥラドーレス  1番人気

5着⑥リアド      2番人気

7着⑧テンダンス    3番人気

8着②コマンドライン  5番人気

 

堅い重賞のはずが、4番人気と9番人気、まさかの大荒れです。

逃げ、2番手のワンツー。行ったもの勝ち。こうなるとどうしょうもないです。

が!

他の馬は展開が向かなかったというわけでもなく、実力が無い感じがしました。

ディープインパクト産駒で期待したリアド、コマンドラインは全くダメでした。

ちょっと負けすぎで「ああ、能力が足りないな」と思いました。

テンダンスも同じです。いい感じで上がっていったように見えましたが直線失速。

結局向かない展開でも差して3着に来たドゥラドーレスだけは強い馬だと思います。

昨年はダービー馬を輩出しましたが今年は上位に来た馬はダービーが向くとは全く思えません。今年は低レベルメンバーだった気がしますが、結論はダービー後にはっきりすると思います。

 

土曜中山11R 日経賞 芝2500М

(予想)

先週の中山重賞予想回顧でも指摘しましたが、エアレーション無し馬場の中山は今後馬場不問で先行有利なレースが続く流れになりそうです。

芝2500Мなので早仕掛けのまくりがありそうですが、基本慌てず動かずの競馬をした先行馬の方が好走できる馬場だと思います。

⑪タイトルホルダー

中山で唯一大敗したセントライト記念ですが、あの時は4コーナーで内を通った馬、多くは逃げ先行馬ですが、ことこどく凡走する馬場でした(なのでタイトルホルダーはセントライト記念では軽視しました)。現状の中山は先行した馬が粘る馬場なので、何がなんでも逃げたい馬がいないので、少し外枠ですが楽に先行は出来そう。この馬軸で良さそうです。

基本タイトルホルダーの相手探しです。

土曜の中山はギリギリ雨の影響が避けられそうですが今の中山芝は良馬場であっても重馬場血統が好走しやすい馬場です。

⑦ヒートオンビート

⑬ラストドラフト

この2頭は母がマルセリーナという兄弟です。買いポイントは母母父のMarjyu。この血は重馬場が得意の血統。重馬場になるのが理想ですけど良でも重い中山の芝なので好走期待です。ラストドラフトはタイプ的に芝2200М向きなので⑦ヒートオンビートが相手筆頭です。

血統だけで言えば中山芝2500Мと言えばステイゴールド系です。

⑭ウインキートス

ステイゴールドゴールドシップ産駒。能力的に微妙な感もありますが、昨年の日経賞はアクシデント、有馬記念はパンサラッサの暴走ペースに巻き込まれた大敗。見直す価値はあります。ステイゴールド産駒では⑧クレッシェンドラヴがいます。血統ではクレッシェンドラヴもありですけど力関係から切りました。

基本この3頭が相手。穴馬として母系が重い馬場向きの③エフェクトオン。

⑪ー⑦⑬⑭

 

⑫アサマノイタズラは相手関係から浮上する可能性もありますが、この馬は中山巧者ですけど適性としては1800М、2200Мタイプなので、妙味よりリスクが多いので今回はあえて切りました。

(結果)

1着⑪タイトルホルダー  1番人気

2着⑥ボッケリーニ    4番人気

3着⑦ヒートオンビート  2番人気

9着⑬ラストドラフト   11番人気

10着③エフェクトオン   10番人気

12着⑭ウインキートス   5番人気

 

ああ無念、大本線が1,3着でした。 

渋った馬場が得意なキングカメハメハ系のワンツースリー。4着にステイゴールド産駒のクレッシェンドラヴ。適性通りとも言えますが、普段差しタイプのクレッシェンドラヴが今回は2番手で競馬してそのまま粘り込んで4着。逃げ、2、3、4番手の4頭が1~4着でしたから、中山は完全に先行有利な馬場になってしまっています。

タイトルホルダー、ヒートオンビートの大本線に割り込んだのがボッケリーニ。ボッケリーニも好位取れるタイプなのでありえる馬でしたが、この馬はどうも適性がはっきりせず積極的に買う決断ができませんでした。

そして後ろから行った馬は出番無し。9着ラストドラフト、10着エフェクトオン、12着ウインキートス。全くダメでした。ウインキートスは外枠もアダになったかもしれないですが全く前に行けず。3頭とも能力的に足りない印象でしたが上位は内枠ばかりで、枠の有利不利もあった感じで完全に内枠有利な馬場でもありました。

ある程度予想通りでしたがボッケリーニを拾えなかったことが反省です。

 

 

以上土曜の重賞予想を振り返りました。

今年最強の吉日でしたが馬券は全然微笑んでくれませんでしたね。

まあ、いいです。明日高松宮記念で巻き返しますから!