kakikenです。
読みの悪さ、悪循環。
土曜のダービー卿CTの結果回顧で某騎手をこうディスりました。
そして日曜はブーメランで私自身に跳ね返ってきました。
まさに読みの悪さ、悪循環の結果。
人の悪口はやめようと思いました。
では大阪杯の予想を振り返ります。
(予想)
このレースは人気の『なぞり』がハマる代表的なレースです。
以前紹介した東京ダート2100М戦の人気なぞり(6番~8番人気、または5番~7番人気)のハマりと匹敵するレベルのハマりです。
昨年の予想でもその点を強調しました。
大阪杯は1,2番人気が来て3番人気が来ない
大阪杯は4番~6番人気がよく来る
総じて大阪杯は1、2番人気の2頭と4~6番人気の3頭を買えばいい。
結果昨年は4番人気レイパパレが勝ち、6番人気モズベッロが2着、1番人気コントレイルが3着。2番人気グランアレグリアが4着、3番人気サリオスが5着。
私情を捨てて人気をなぞれば簡単に的中できていたレース。
しかし愚かな私は昨年の予想で3番人気サリオスを推し、4~6番人気候補で唯一来なかった5番人気ワグネリアンをチョイスするという狂気ぶり。
ただ人気なぞりの馬券を買うつもりで昨年はずっとオッズとにらめっこしていました。前日夜の時点で4番人気レイパパレ、5番人気ワグネリアン、6番人気アドマイヤビルゴでほぼ確定。モズベッロは8番人気でした。それが日曜朝モズベッロは7番人気になり、締め切り10分前に私が馬券を買う段階まで7番人気のまま。そして馬券を買った後、締め切り2,3分前に見たら6番人気に。慌てて買い足そうと思ったのですが「モズは芝2000の馬ではない」と言い聞かせ見送り。そしてレース結果に意識を失いかけました。
「来年は自分の予想などせず人気なぞりをする」
そう決意して迎える今年。土曜夜間の時点で、
1番人気⑥エフフォーリア
2番人気④ジャックドール
3番人気⑭レイパパレ
4番人気⑤アカイイト
はほぼ確定。
4番人気アカイイトには期待、3番人気レイパパレは買えません。
5番人気⑩ヒシイグアス
ここまでも変動なさそう。
問題は6番人気。
6番人気キングオブコージ
土曜夜の時点ではほぼ決まりっぽいです。
昨年も同じ感じでしたが最後に変動しましたから決め込めません。
7番人気⑨アリーヴォに変わる可能性があります。
さらに8番人気ウインマリリン、9番人気ポタジェまではありえそうです。
今年は何があっても6番人気の馬は買うつもりです。
(結論)
三連複④⑥二頭軸から4~6番人気の馬へ3点。
馬連ワイド④から4~6番人気の馬
⑥から4~6番人気の馬
しかし、こういうことを書くと途端に手のひら返しもありえます。
先週の毎日杯がそうでした。
ガチガチの銀行レースと書いた途端に9番人気が2着しました。
逆も真なり。
ならば3番人気レイパパレが来ることもありうる。
その場合1,2、3番人気のガチガチ決着か、3番人気と4,6番人気か?
(保険)
三連複④⑥⑭
⑭から4,5、6番人気の馬へワイド流し
と、長々『人気なぞり』馬券を熱く語ってしまいました。
ここからは一応愚かな私の予想もおまけで書いておきます。
阪神芝は内枠が相変わらず有利ですし先行有利です。
土曜のダービー卿CTが例年差し傾向なのとは逆に大阪杯は先行傾向。
ジャックドールが内枠から楽に逃げられそうです。外のレイパパレはジャックドールの後ろ、エフフォーリアはこの2頭マークでしょう。もしかしたら玉砕覚悟でアフリカンゴールドがジャックドールの邪魔をする可能性もありますけど影響はあまりなさそう。
ジャックドールが逃げるとタフな流れになります。そうなると浮上するのがキズナ産駒です。
土曜はアザレア賞でキズナ産駒のインプレスが勝ちましたし、芝ダート問わずキズナ産駒は好走傾向にありました。買いのサインが出ています。それに加えて有力馬が先行タイプでこれはエリ女の時と同じ。アカイイト向きの流れになりそうです。内で我慢してロスなく直線間を割って伸びてくれれば一角崩しできると思います。4番人気確定っぽいですし人気なぞりでも当てはまってます。
キズナ産駒はもう一頭⑪ステラリアがいます。絞り込むため切りましたが、こちらもエリ女2着なのでタフな流れは向きそうです。
⑧ポタジェ
上り勝負では切れ負けするタイプ。毎日王冠3着が良い例です。そういうタイプは高速時計の決着は合いますし、重馬場でも上りが速い時計が出ないレースなら合います。
吉田隼騎手が微妙なのですけど今回はある程度先行して欲しいです。レイパパレの後ろあたりにいて欲しいです。そして直線ジリジリと伸びで2,3着を期待します。
この2頭と1,2番人気の2頭。
④⑤⑥⑧
(結果)
1着⑧ポタジェ 8番人気
2着⑭レイパパレ 3番人気
3着⑨アリーヴォ 7番人気
:
5着④ジャックドール 2番人気
9着⑥エフフォーリア 1番人気
10着⑤アカイイト 4番人気
木曜に公開した出走馬血統診断で高評価した2頭のワンツー。
さらにそこではエフフォーリアとジャックドールは血統的評価はイマイチ、と指摘していました。
血統診断通りの結果!
そして毎日杯同様『人気なぞり』のジンクスが崩壊しました。
例年ハマりの1、2番人気と4~6番人気が来なくて、例年来ない3番人気と7,8番人気が来る。
まさに裏目の結果。
私は昨年の悔しさがあったため、今年は人気なぞりの方をこの予想では重視してしまいました。昨年は3番人気を買い外し、今年は3番人気を外して3番人気が来る。
まさに悪循環。
勝ったポタジェは予想で書きましたがレイパパレの後ろという絶好のポジションで今回競馬が出来ました。そしてゴール寸前レイパパレを捉えて勝利。
私はポタジェはイチオシ馬でしたから単勝はさすがに買えなかったですが複勝を買っていたので、皮肉にも1,2番人気の2頭が飛んだことで複勝1140円という高配当的中はできました。
そして3番手で競馬したポタジェが粘りに粘っての2着。この馬が今回3番人気になったこと、木曜の血統診断では高評価をしたものの能力落ちの懸念もあったことから切ってしまいました。
そして日曜に私が締め切り直前まで注目していた馬アリーヴォが7番人気で3着。6番人気キングオブコージと入れ替わる可能性があった馬でした。キングオブコージは馬キャラや血統構成的にほぼ無いと思っていたので、このアリーヴォが6番人気になったら来るだろうと予感していました。締め切りギリギリまで見極めて逆転は無いと思ったので見送りました。
結果7番人気でも来ました……あ~あ。
道中エフフォーリアの直後に控える中団より後ろからの競馬でしたが直線いい脚で差してきてあわや勝利という3着。母系はハマり血統でしたがドゥラメンテ産駒というのが合わなさそうなのであまり高い評価はしませんでしたが、この走りを見る限り今の阪神芝は合っていたようです。
逆に適性を感じなかったのが1,2番人気の2頭。
逃げたジャックドールは5着でしたが、マイナー牧場特有のGⅠの壁もあったと思いますが、ロベルト系種牡馬が良くない阪神芝2000М、その通りの結果になってしまいました。
9着エフフォーリアはマークすべきは先行馬なのである程度前につけると思ったのですが道中9番手と後ろ過ぎる位置取り。体調がイマイチだったという話も入ってきましたがスムーズな競馬が出来ない辺り適性もイマイチだった気がしました。
あと鞍上の横山武騎手の悪循環もあったのかなと。先週レシステンシアで「暴走気味の逃げだ」と批判されて(私は適性の差、暴走ではないと思ってます)「もしジャックドールのハイペースについていって負けたら叩かれる」と今回控えたことが最悪の惨敗を生んだ可能性もあります。
4番人気アカイイトは「人気なぞり」でもハマっていたので期待していましたが、今回に関しては位置取りが後ろ過ぎました。3番手のレイパパレとほぼ同じ上り時計では上位に来るわけがないです。
先行馬と差し馬の上りの差が出ないレース=先行有利。
そして先行してもウインマリリンのように全く粘れない馬との差が、血統や馬場適性ということなのです。やはり私の専門分野である馬場読み、血統による適性の見極めを重視すべきだなと感じました。
それでもレース後「来年はまた予想で悩むだろうな~」と思いました。
人気なぞりは安直ですが面白いので好きなんです。
今年ダメだったから逆に来年は一層『人気なぞり』の呪縛には翻弄されそうです。
以上、大阪杯の予想を振り返りました。
予想の結果はイマイチでしたが、ダービー卿CTといい大阪杯といい狙っていた穴馬は好走していたので馬場読み、適性読みは出来ていると思います。
さて、今週末は桜花賞です。
血統だけでいうと上位人気馬は正直イマイチで下手したら大波乱もあると思っていますが、詳しくは出走馬が確定してからしっかり適性を見極めていこうと思っています。