脱4着競馬研究室

孤高の競馬アナリストの予想奮闘記

GⅠ予想連勝! 予想通り、3歳最強馬が古馬に完勝!~10/31日曜・天皇賞(秋)の予想結果~

kakikenです。

 

衆議院選挙は前回より議席を減らしたものの予想外の与党圧勝といっていいでしょう。この結果は偏向メディア(新聞、テレビのワイドショーなど)の情報にはもう情弱な老人以外は信じず騙されず、ネットなどから個人が賢明な判断をした人ということでしょうね。

一方、競馬の方は予想通りの結果で気持ちのいい日曜日になりました。

 

 

では日曜・天皇賞(秋)の予想を振り返ります。

日曜東京11R 天皇賞(秋)芝2000М

(予想)

この記事のタイトルでもわかり切っていると思いますけど、私の本命馬は

⑤エフフォーリア

別に母の名前がケイティーズハートということでケイ=圭というサイン馬券(評論家の井崎脩五郎さんあたりが使ってそうですけど)で選んだわけではないですよ。

さらにサインっぽい同枠に横山兄弟が同居し、選挙絡みトーセン(当選)スーリヤがいるからでもありません。

本命理由はこの馬の強さ。

2週間前の登録馬を見渡した時点で本命決定。さらに言えばダービー終わったあたりで『秋は天皇賞』と言っていたのでその時にはほぼ決まっていました。

週中の血統診断のところで(別に血統関係ないんですけど)この馬の強さには触れましたが、菊花賞馬でタフさが売りのタイトルホルダーを蹴散らした皐月賞、切れ切れの軽いスピード馬シャフリヤールとハナ差大接戦のダービー2着。適性が真逆に近い2つのGⅠで強い競馬をしたこの馬が世代ナンバーワンなのは明らかです。

ちなみに昨年の3歳馬と比較してみますと昨年3歳馬が三歳以上の重賞に初めて勝利したのが10月シリウスステークスのカフェファラオ。その翌週芝の毎日王冠でサリオスが勝ちました。その後11月アルゼンチン共和国杯オーソリティ、12月の朝日チャレンジカップのレイパパレ、ターコイズSのスマイルカナ。年末までの半年で勝ったのはたった5頭。今年の三歳馬はまだ2か月残してすでに7頭が勝利。今年の三歳世代の強さからも世代最強のエフフォーリアが古馬一線級相手でも勝ち負けできます。土曜の馬場からも前が止まらないのは明らか、しかもスローになることは無さそうなので先行できてタフで切れる脚もあるエフフォーリアの流れになりそうです。

結論はエフフォーリア流し。あとはその相手探しです。

まあ3強と言われる時は3強で決まりやすいのですけど、前売り馬連1番人気のオッズが4倍もついている。馬連3強3頭BOX3点買いでも4倍つくのか!

こんな美味しい話あるのか?

では3強で決まらないなら一角崩しはポタジェかカレンブーケドールか?

みんなその考えにまずたどり着く。私も木曜あたりはその感じでした。

そんな簡単な結末なのか?

そこで参考にするのが土曜の馬場。土曜の東京の馬場が昨年と似ている。

フィエールマンが来た昨年と似ている。

だったらワールドプレミアですよね、フィエールマンタイプは。しかも来るとしたらフィエールマン同様3強の馬連を阻む2着になる可能性がある。

まとめます。

⑤エフフォーリアが本命。

相手は①コントレイル、⑨グランアレグリアが筆頭で、④ポタジェ、⑭カレンブーケドールは一角崩しの3着候補。

追加として昨年同様のタフなレースを見込むなら⑦ワールドプレミアが2着まで食い込む。3強で決まると3頭BOX馬連を安直に買った人の邪魔をする?

⑤-①⑦⑨④⑭

エフフォーリアから馬単1着流し①⑦⑨と馬連流し①⑦⑨。

ワイド⑤ー④⑦⑭で。

ちなみにトーセンスーリヤ、ユーキャンスマイル、サンレイポケットあたりも穴っぽさはありますけど、このレース6歳以上がほぼ来ないデータがあるので(昨年は6歳のキセキに密かに期待しましたが5着でした)切りました。

(結果)

1着⑤エフフォーリア   3番人気

2着①コントレイル    1番人気

3着⑨グランアレグリア  2番人気

6着④ポタジェ      5番人気

11着⑦ワールドプレミア  6番人気

12着⑭カレンブーケドール 4番人気

 

結局3強でしたね。

2強と言われる時はよく間に穴馬が入りますけど、3強の時は3強で決まることが大半です。それはわかっているんですけど、私個人としてはエフフォーリアの1強で、コントレイルとグランアレグリアには死角があるのであれこれ余計なヒモ馬を選んでしまった感じでした。

馬単⑤ー①850円、馬連①ー⑤390円的中。馬単馬連それぞれ相手3点に絞ったのでプラスで終わることはできました。

予想外に雨が降ってダートは稍重まで悪化。この雨で『コントレイルが苦しんでくれればラッキー』と思ってましたが、上り3Fが33秒台だったことからも影響を与える雨ではなかったようです。

レースはグランアレグリアが2番手で競馬をしたことでわかるように、土曜から内枠先行有利の馬場状態が続いていました。結果的にはこのレースも掲示板に載った馬はすべて先行、中団の馬たち。後方にいた馬は出番、見せ場なし。穴馬として相手に追加したワールドプレミアは後方待機の時点終了。

一方、エフフォーリアは6番手。予想より後ろだと思いました。そしてコントレイルはエフフォーリアの直後の位置取り。直線先頭に立ったグランアレグリアにエフフォーリアがすんなり並びかけた時点でエフフォーリアの勝利を確信しました。正直コントレイルに負けることは無いと思っていましたからコントレイルは気になりませんでした。グランアレグリア大阪杯同様に勝ちに行っての先行策。爆発的な切れる脚が使えず3着になりました。もしコントレイルの後ろで競馬をしていたら2着でした。今回のルメール騎手の作戦から、ルメール騎手がマークしていたのはコントレイルではなくエフフォーリアだったような気がします。それだけエフフォーリアの強さは誰もが認めるところだったのでしょう。コントレイルは精一杯の競馬、実力は出し切ったと思います。

4着ジャングルポケット産駒の⑧サンレイポケット、5着ハーツクライ産駒の⑮ヒシイグアス。ともにトニービンの血がある種牡馬です。元々トニービンの血が走る東京コースですけど、この土日はトニービンの血がある馬がいつも以上に好走していました。母父ハーツクライのエフフォーリアは血統面からも自信の軸馬でした。

一応予想の最後でサンレイポケットの名前も挙げていましたが、その理由はトニービンの血があるからでした。『6歳馬以上は来ない』という傾向があったので切りましたが4着だったことから正しい判断でした。

ワイドの相手にしたポタジェは6着、カレンブーケドールは12着でした。ともに先行しましたが2頭とも切れる脚がない馬で、ポタジェの上り3F34秒1で、カレンブーケドールが34秒7(1~3着馬は全て33秒台)とこの上りの脚の差が着順の差になりました。悲観するべき結果ではありません、適性が合わなかっただけです。切れ味が問われないレースになれば巻き返しは可能です。特にカレンブーケドールはジャパンカップに出走するなら今回の大敗で妙味が出てきたと思います

今年の3歳世代の強さが証明された天皇賞でした。

今年残り二か月も重賞では3歳馬を中心に考えていい気がします。

ただしエフフォーリアに勝ったシャフリヤールが強いかと言えば違います。

シャフリヤールはダービーでは馬場適性の差でエフフォーリアに運よく勝てました。実際共同通信杯ではエフフォーリアに完敗でしたし、いくら不良馬場でもあの程度の相手に3着以下に負けた神戸新聞杯からも適性が合わない馬場ではシャフリヤールは脆い馬です。本当に強い馬ではありません。次走はジャパンカップ出走予定のようですし人気になりそうですが、馬場適性が合わなければシャフリヤールは危険な人気馬になりそうです。ジャパンカップでは馬場を見極めて取捨したいと思っています。

 

 

以上、天皇賞(秋)の予想を振り返りました。

とりあえずGⅠ予想連勝です。来週末のエリザベス女王杯もこの調子で的中させたいです。ちなみにこの秋の阪神芝は、マカヒキ、アカイトリノムスメとデピュティミニスター系の血がある馬が好走していますが、エリザベス女王杯の恐らく1,2番人気になる2頭にはデピュティミニスター系の血があります。一見堅そうですがエリザベス女王杯は2強っぽいです。2強の時は2強で決まらないんですよね。まだ先の話ですがレースが今から楽しみです。

今週末はGⅠ小休止。土曜は京王杯2歳S、ファンタジーSの2歳重賞、日曜日はアルゼンチン共和国杯(ダートのみやこSは予想しません)と難解重賞ばかりですが、馬場は読めているので何とか的中させたいです。